LINEヤフー、LINE広告とYahoo!ディスプレイ広告を統合した新広告プラットフォームの提供を開始

LINEヤフー株式会社は、これまで別々に展開していた「LINE広告」と「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」を一つに統合し、新しい広告プラットフォーム「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」の提供を開始しました。この統合は、同社が推進する新プロダクトコンセプト「Connect One」における基盤統合施策の一つとして位置づけられており、LINEとYahoo! JAPANという国内屈指のメディアとデータを横断して活用することで、広告配信の精度を飛躍的に高めることを目指しているとのことです。また、「Yahoo!広告 検索広告」については、「LINEヤフー広告 検索広告」へと名称が変更されます。

統合の背景 ― データ統合による精度向上と最大級リーチの実現

LINEヤフーは、2023年に経営統合を果たして以降、「Connect One」という構想のもと、両社が持つ強みを融合させた基盤統合を段階的に推進してきました。今回のディスプレイ広告プラットフォームの統合も、その取り組みの一環として実施されるものです。これまでLINE広告とYahoo!広告それぞれで最適化されてきた広告配信のテクノロジーとデータを一つに統合することにより、一人ひとりのユーザーの興味や関心に適した広告を掲出するターゲティング精度の向上、すなわち最適化モデルの改善と、国内最大規模のリーチ力を同時に実現する広告プラットフォームを構築しているとしています。

Connect Oneについて

Connect Oneとは、LINE公式アカウントにさまざまなビジネスソリューションを接続し、企業や店舗の総合的なビジネス支援を実現するためのLINEヤフーにおける新しいプロダクトコンセプトです。企業や店舗は、LINE公式アカウントを起点として、メッセージやチャット機能のほか、広告、コマース、予約、販促、店舗DX、顧客分析といった幅広いビジネスソリューションを、1億人を超えるLINEヤフーのユーザーに向けて展開することが可能となります。

新たな「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」の特徴

この新しいプラットフォームは、以下に示す強みによって、従来以上のパフォーマンスと安定性のある広告運用を可能にします。

2つの巨大広告プラットフォームが統合、国内最大級のリーチ力による一元的な広告配信

国内における月間利用者数が1億ユーザー(2025年12月末時点)を超えたLINEと、月間ログインユーザーID数5,400万人(2025年3月末時点)を誇る「Yahoo! JAPAN」の利用者に対して、これまで個別に実施していた広告配信を、一つのプラットフォームから一元的に行うことができるようになります。

データの横断活用と最適化モデルの圧倒的な進化

LINEとYahoo! JAPANの両サービスが持つデータを横断的に活用できる仕組みが整いました。LINEとYahoo! JAPANそれぞれのデータと最適化モデルを統合したことにより、ユーザーが「次に何をしたいのか」という予測の解像度が大幅に向上し、最適化モデルがこれまで以上に進化しています。さらに、LINEで培ってきた高精度な予測モデルの一部をYahoo!広告の予測モデルに活用することで、よりハイパフォーマンスな広告配信の実現が可能となります。

限定テストで実証された高いパフォーマンス

一部の代理店が参加した限定テストおよび内部アップデートの結果、プラットフォーム統合による確かな効果が実証されています。限定テストに参加した代理店の82.0%が新プラットフォームに対して「大変期待できる~維持」と回答しており、予算への影響についても83.6%が「大幅増加~維持」というポジティブな評価を示しています。現場からは「学習量も増え安定した改善拡大が期待できる」といった前向きな声が寄せられています。

今後の注力領域について

広告効果を最大化し、運用のしやすさを向上させることを目標に、同社は今後、以下の領域を中心に機能および連携の強化を推進していく方針です。

機能強化の面では、UI/UXの改善やAI活用を進め、配信機能の強化や広告運用への生成AI活用の拡大を通じて、より効率的で使いやすい環境を提供していきます。

検索広告との連携強化では、「LINEヤフー広告 検索広告」との連携を深め、サービスを横断したデータ活用や予算管理を効率的に行える機能を提供します。

LINE公式アカウントとの連携強化では、ディスプレイ広告と横断して、キャンペーン効果の把握や管理・分析を行いやすい運用環境を整備していきます。

「LINE広告」からの移行と今後のスケジュール

現在「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」を利用中の顧客は、自動的に「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」へ移行され、設定やデータはそのまま引き継がれる仕組みとなっています。一方、現在「LINE広告」を利用中の顧客については、管理画面上で提供される「移行ツール」を使用するか、または手動での移行対応が必要となります。「LINE広告」の配信は2026年10月下旬頃に停止され読取専用化となり、2027年3月末頃に完全に提供終了となる予定です。

LINEヤフーは、国内最大規模のリーチ力とデータ基盤を持つ新しい広告プラットフォーム「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」を通じて、企業とユーザーの最適なマッチングを生み出し、企業のビジネス成長を力強く支援していくとしています。

出典元:LINEヤフー株式会社

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ