
マーケティングコミュニケーションの設計を通じて企業のマーケティングAXを支援するアライドアーキテクツ株式会社(本社:東京都渋谷区、取締役社長:村岡弥真人、証券コード:6081)が、アサヒ飲料株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 米女 太一)に対して、VOC(顧客の声)データプラットフォーム「Kaname.ax®️」を活用したSNS運用支援を提供したことを発表しました。この支援では、顧客の声と企業の想いを組み合わせたコミュニケーション設計を専門とする同社のクリエイティブチーム「3℃1(サンドイッチ)」が担当しています。
本プロジェクトにおいて、クリエイティブチーム「3℃1」が戦略的に制作したショート動画「三ツ矢サイダーで保冷剤を作ってみた」は、公開後わずか数日間でTikTokとInstagramを合わせて400万回再生を記録したとのことです。さらに注目すべき点として、公開から数時間後には、この動画をベースにした店頭POP制作が決定し、営業部門における商談ツールとしても活用されることになったということです。
この記事の目次
Z世代へのアプローチを課題にTikTok運用のパートナーを選定
「三ツ矢サイダー」「ウィルキンソン」「カルピス®」などの人気商品を手掛けるアサヒ飲料では、X(旧Twitter)やInstagram、LINEといった複数のオウンドメディアを通じた施策を推進していました。しかし、今後の需要の中核を担うZ世代に対するアプローチが課題として浮上していたとのことです。そこで同社は、Z世代の利用率が高いTikTokに着目し、「TikTokでしか実現できない価値」の創出を目指して、専門的なノウハウを持つパートナーとしてアライドアーキテクツを採用したということです。
Kaname.ax®️が明らかにした三ツ矢サイダーの強み—CEPs戦略で勝ちパターンを発見
アライドアーキテクツは、TikTokアカウントの運用に際して、まず戦略的なアプローチとしてデータプラットフォーム「Kaname.ax®️」を用いたCEPs(カテゴリーエントリーポイント※1)分析を行いました。三ツ矢サイダーおよび競合ブランドのSNS投稿データを収集・分析した結果、三ツ矢サイダーにおいては「アレンジ用途」というCEPが数値として顕著に突出していることが明らかになったとのことです。競合と比べても明確に上位にランクインしており、これまで感覚的にしか把握されていなかった「いい意味で主張しない味」「何とでも相性が良い」という三ツ矢サイダーのカスタマイズ性の高さが、定量的なデータによって証明されました。この客観的なエビデンスにより、社内におけるマーケティング施策提案の説得力が高まり、SNSでの「勝ちパターンの体系化」を達成したということです。
400万回再生と即日POP制作—データドリブン戦略が営業の現場まで影響
顧客の声と企業の想いを融合させたコミュニケーション設計を得意とするクリエイティブチーム「3℃1」は、「Kaname.ax®️」の分析によって発見された優位性のあるCEP「アレンジ用途」と、Z世代が思わず反応してしまうコミュニケーションエントリーポイント(※2)である「お弁当文脈」「食べられる保冷剤」を組み合わせた動画企画を提案しました。
分析データを基に、共感性と実用性の双方から購買意欲を刺激できる構成を検討し、「三ツ矢サイダーで保冷剤を作ってみた」という動画を制作しました。
公開後、この動画はTikTokとInstagramを合わせて400万回を超える再生回数を獲得し、「面白い」という反応に加えて「購入して試してみたい」「自分でも実践してみよう」といったコメントが多数寄せられたということです。
この結果、SNS上で高いエンゲージメントを創出し、デジタル上での興味関心を店頭での購買行動につなげる成果を実現しました。

さらに、投稿が拡散され始めた数時間後には、アサヒ飲料の社内から「現場・売り場で訴求したい」という声が上がり、即座に店頭POP制作が決定したとのことです。SNSと売り場をつなぐ媒介物としてPOPが機能することになり、SNS施策が営業活動まで直結する展開となりました。

クライアント担当者からのコメント
今回「Kaname.ax®️」による定量的な分析によって、これまで感覚的にしか把握していなかった顧客インサイトを数値で証明していただけた点、そしてアライドアーキテクツのクリエイティブチーム「3℃1」が、その分析結果をしっかりと感性に訴えるクリエイティブへと橋渡ししていただけた点を高く評価しています。単なるバズ動画で終わることなく、ブランドと顧客の関係性を深める質の高いコミュニケーションが実現でき、その分析結果を起点としたSNS運用により、想起されやすさ(メンタルアベイラビリティ)だけでなく、商品の手に取られやすさ(フィジカルアベイラビリティ)の向上まで実現できたことが大きな成果です。今後は「Kaname.ax®️」を他ブランドにも展開し、SNSを戦略的に運用して勝ちパターンを見つけていきたいと考えています。
(アサヒ飲料株式会社 マーケティング本部 プロモーション戦略部 戦略企画グループ 角田和哉様 (当時))
Kaname.ax®️について
顧客の声を要(かなめ)に、マーケティングAXを起動する。
「Kaname.ax®️」は、蓄積された顧客の声(VOC)データからコミュニケーションの「起点となるインサイト」を発見し、企業のマーケティングコミュニケーション設計を支援するデータプラットフォームです。あらゆる"声"をデータ資産化し、AIによる高頻度なインサイト把握と成果学習により精度を高め、経営の意思決定から現場での実行まで、市場変化に強い戦略・施策につなげます。
3℃1について
企業と生活者の間にデータ・インサイト・クリエイティブという3つの温度を"サンドイッチ"することで、「おいしい関係」を創るチームです。顧客の声と企業の想いを組み合わせ、感情と行動を動かす冷めないコミュニケーションを設計し、人間らしい温度のあるクリエイティブで、事業成果につながるブランド体験を生み出します。
アサヒ飲料株式会社 会社概要
| 代表者 | 代表取締役社長 米女 太一 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都墨田区吾妻橋一丁目23番1号 |
| 設立 | 1982年3月30日 |
| 事業内容 | 各種飲料水の製造、販売、自動販売機のオペレート、その他関連業務 |
アライドアーキテクツ株式会社 会社概要
| 代表者 | 代表取締役会長 田中 裕志 取締役社長 村岡 弥真人 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都渋谷区恵比寿一丁目19-15 ウノサワ東急ビル4階 |
| 設立 | 2005年8月30日 |
| 事業内容 | マーケティングAX支援事業 |
アライドアーキテクツ株式会社とは
アライドアーキテクツ株式会社は、データとクリエイティブの力でマーケティングコミュニケーションを設計することで事業成果の向上に貢献するマーケティングAX(※3)支援企業です。2005年の創業以来培った6,000社以上のマーケティング支援実績とUGCをはじめとする顧客の声データ資産を活かし、独自開発のSaaS・SNS・AI技術とデジタル・AI人材(※4)を組み合わせた統合ソリューションで、企業のマーケティングAX実現を加速しています。
※1 Category Entry Points 顧客が特定の商品カテゴリの購入を検討するきっかけとなる状況やニーズのことです。
※2 コミュニケーションエントリーポイント:CEPs(カテゴリーエントリーポイント)分析で特定したブランド想起のきっかけやシーンを、生活者が思わず反応する表現に変換して組み込んだクリエイティブの接点です。
※3 マーケティング領域におけるAIトランスフォーメーションのことです。AI技術やデジタル・AI人材(※2)によって業務プロセスや手法を変革し、データとAIの活用によって人と企業の新しい関係性を創出することと定義されています。
※4 主にAI技術、SaaS、SNSなどのデジタルマーケティングに関連する技術・手法に精通し、それらを活かした施策やサービスを実行できる人材(AIマーケティング戦略立案者、生成AIプロンプトエンジニア、SNS広告運用者、SNSアカウント運用者、エンジニア、Webデザイナー、クリエイティブ・ディレクター等)を指します。
出典元:アライドアーキテクツ株式会社












