電車内広告が企業信頼度に与える影響調査【関西編】オリコムが実施、58.5%が「良い影響」と回答

株式会社オリコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:中島明美、資本金1億6,500万円)は、関西地区(京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県)の15歳から69歳までの住民を対象として、「電車内広告が企業の信頼度に及ぼす影響」についての調査を実施しました。

今回の調査は、2026年1月14日に発表された調査の続編となっています。調査の項目については同様のまま、対象エリアを首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)から関西エリアへと変更して実施されたものです。

中吊り広告や車内ビジョンといった電車内の広告媒体は、日々の移動の中で繰り返し接触できるという特性を持っているため、消費者の認知形成、とりわけブランディングにおいて有効であると考えられています。電車内広告が企業の「信頼度」にどのような影響を与えるのかを定量的に明らかにするためにアンケート調査が実施された結果、関西エリアにおいても首都圏と同じような傾向が見られることが確認されました。

調査の実施概要

調査名称は「電車内広告が企業の信頼度に及ぼす影響」に関する調査【関西編】となっています。調査期間は2025年11月20日(木)から12月10日(水)まで実施されました。調査方法としてはインターネット調査『Knowns消費者リサーチ』が活用されています。

調査対象は京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県に居住しており、かつ調査回答時において電車利用頻度が週1回以上と答えた15歳から69歳のモニターとなっています。調査人数は624人です。調査主体は株式会社オリコム、モニター提供元はノウンズ株式会社となっています。

直近1週間における電車内広告の認識率は87.2%

「直近1週間で、電車内でどのような広告を見ましたか?」との質問に対して、「覚えていない/見ていない」と回答したのは12.8%でした。これは逆に言えば、直近1週間で何らかの電車内広告を見たと答えた割合が87.2%に達することを意味しています。なお、この質問では個別の広告クリエイティブ画像は提示されていません。

首都圏との比較においては、首都圏での調査結果では直近1週間で何らかの電車内広告を見たと回答した割合は88.6%となっていました。

媒体別で分析すると、「車内ビジョン」については関西が36.5%となっており、首都圏の50.8%と比較して14.3ポイント低い結果となっています。この差異については、首都圏と関西における車内ビジョンの導入率の違いが影響していると推察されます。

電車内広告で見た企業への印象、トップは「親しみを感じる」で首都圏と一致

関西エリアにおいても、同社が提示した「印象」の選択肢の中では「親しみを感じる」が第1位という結果になりました。電車内広告には日々繰り返し接触できるという特性があるため、親しみを感じやすいものと考えられます。

調査結果グラフ

首都圏との比較では、首都圏での調査結果と比べると、関西は「親しみを感じる」が2.0ポイント高く、「信頼できる」については2.3ポイント低い結果となりました。

「電車内広告が企業の信頼度向上に良い影響を与えると思う」との回答は58.5%

「非常にそう思う」「ややそう思う」を合計すると58.5%となりました。一方で、「全くそう思わない」「あまりそう思わない」の合計は10.6%にとどまっています。関西エリアにおいても、各鉄道会社による審査を通過した広告のみが掲出されることが信頼性に影響を与えていると推測されます。

調査結果グラフ

首都圏との比較においては、「非常にそう思う」「ややそう思う」の合計は首都圏が63.2%で、関西の方が4.7ポイント低い結果となっています。「全くそう思わない」「あまりそう思わない」の合計は首都圏が9.0%で、関西の方が1.6ポイント高い結果となりました。

「企業の信頼度向上に良い影響があると思う」広告媒体として「電車内の広告」は「WEB広告・SNS広告」の2.1倍で、首都圏と同程度の水準

他の広告媒体と並べて質問した結果では、関西エリアにおいても「テレビCM」が第1位となっています。

「電車内の広告」は43.0%で、「WEB広告・SNS広告」の20.5%と比較すると2.1倍となりました。関西エリアにおいても、企業の信頼度を高めたい場合には、テレビCM・電車内の広告・駅構内の広告を検討するのが良いとされています。

調査結果グラフ

首都圏との比較では、首都圏での調査結果は「電車内の広告」が43.4%で、「WEB広告・SNS広告」の19.6%と比較して2.2倍となっていました。

首都圏と同様に、要因は「接触状況」と「掲出される場」か。「接触状況」の観点で、静止画ならではの価値も明らかに

前述の質問で「電車内の広告」と回答した方に対しては、"電車内の広告が企業の「信頼度」向上に影響を与えることについて、他の広告媒体(テレビCMやWEB広告など)と比べて優れていると思う点があれば教えてください。"という質問も実施され、自由記述形式で回答されました。

最も多かった回答は「長時間接触するから/じっくり見ることができるから/接触頻度が高いから」という趣旨のものでした。生活者が広告内容を十分に吟味する時間・機会が与えられていることが、企業の信頼度向上に影響すると推察されます。

次に多かったのは「自然に目に入るから/つい見てしまうから/押しつけがましくないから/気晴らし・暇つぶしになるから」という趣旨のものです。広告嫌悪につながらない接触の仕方が、企業の信頼度に良い影響を与えると考えられます。

また、「公共の場に掲出されているから/なんらかの審査があるだろうから/電鉄会社を信頼できるから」という趣旨の回答もありました。信頼できる場所に掲出されているという事実そのものが、広告主企業の信頼度向上にも影響すると考えられます。

なお、「じっくり見ることができるから」という趣旨の回答の中には「静止画は、動画と異なり内容を隅々まで見ることができる」という声も少数ながら見られました(首都圏においても同様です)。信頼性に良い影響を及ぼすという観点においては、生活者が広告内容を吟味するための時間を十分に提供できる静止画ならではの価値が示唆されています。

首都圏との比較では、首都圏での調査結果においても、最も多かった回答は「長時間接触するから/じっくり見ることができるから/接触頻度が高いから」で、次いで「自然に目に入るから/つい見てしまうから/押しつけがましくないから/気晴らし・暇つぶしになるから」という趣旨のものが続いています。つまり、両者の声の多さに差異があります。

まとめ

今回、関西在住者を対象としたアンケート調査が実施されたことにより、関西において"「電車内広告が企業の信頼度向上に良い影響を与えると思う」割合は58.5%である"と定量的に示すことができました。また、その他の項目においても首都圏とほぼ同じような傾向であることが確認できました。

オリコムについて

株式会社オリコムは、東京都港区新橋に本社を置き、1922年創業の総合広告会社です。世の中に一つでも多くの「良い関係」を創造することを企業理念として、マスメディア、OOH、デジタルソリューション、クリエイティブ、プロモーションなど幅広い事業を展開しています。

出典元:株式会社オリコム

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