
東証グロース市場に上場する売れるネット広告社グループ株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長CEO:加藤公一レオ、証券コード:9235)の子会社である株式会社売れる越境EC社が、国内配送・海外配送の両方に対応し、物流業務の完全なアウトソーシングを可能にする配送・物流サービス『ウレロジ』の正式リリースを発表しました。
今回のリリースは、単純な配送サービスの開始というだけではありません。「売れる仕組み」の構築、「売れる導線」の科学的分析、「売れる広告」の量産を手がけてきた同グループが、商品販売後の全プロセスを一手に引き受けることで、EC事業の成否を左右する物流領域に本格参入する大きな転換点となっています。
この記事の目次
年間100万件超の出荷実績に基づく確かな物流基盤
『ウレロジ』は、年間100万件を超える出荷実績を持つ物流パートナーとの協業により展開されます。理論上の計画だけでなく、日々膨大な出荷量を正確かつ安定的に処理してきた実践的な現場力がサービスとして提供される形となっています。

これにより、国内ECから越境EC、スポット出荷から大規模出荷まで、事業の成長ステージを問わず柔軟に対応することが可能となっています。スタートアップ企業から年商数十億円規模のD2C・EC事業者まで、幅広い事業者が安心して利用できる物流インフラが実現されました。
物流業務の完全なアウトソーシングを実現するワンストップ体制
『ウレロジ』が提供する最大の価値は、物流業務を一括してアウトソーシングできる点にあります。
具体的なサービス内容としては、通販物流のフルアウトソーシング、情報誌やDMの封入・梱包・出荷代行、商品保管および在庫管理、返品対応や検品、再出荷といった、複雑で人手を必要とする業務がワンストップで提供されます。

EC事業者は複数の物流会社を使い分ける必要がなくなり、属人化しがちな現場管理の課題からも解放されます。物流に関する悩みそのものを完全に切り離すことが可能になるとのことです。
時間創出と業務集中による売上向上への貢献
物流業務を一括委託することで、EC事業者が得られる最も大きなメリットは「時間」です。
商品開発、マーケティング戦略の立案、広告の改善、新規販売チャネルの開拓といった、本来最も価値を生み出すべき業務に、経営者や担当者が集中できる環境を創出できます。
『ウレロジ』は、単に荷物を配送するサービスではなく、事業者の貴重な時間を生み出し、事業の成長スピード自体を加速させる経営基盤としての役割を果たすとしています。
人件費削減と品質向上の両立で物流をコストから武器へ転換
発送業務は多くの人材と管理工数を必要とし、ミスが発生しやすい領域です。『ウレロジ』では、この構造が根本的に変革されます。
自社で抱えていた無駄な人件費を大幅に削減し、繁忙期における人員確保のリスクを解消します。さらに専門スタッフによる作業で人的ミスを最小限に抑えることが可能です。
これにより、コスト削減と品質管理レベルの向上が同時に実現できます。「安くなる」だけでなく、「安定し、信頼される物流」への進化を遂げることができるとされています。
売れるネット広告社グループだからこそ実現できる完全統合型EC支援
売れるネット広告社グループは、2,600回以上のA/Bテストによって確立した『最強の売れるノウハウ®』、『売れるD2Cつくーる』による現場視点の実データ、TikTokや抖音を中心とした越境ECの実戦ノウハウなど、自ら販売し、失敗し、改善してきた当事者として豊富な知見を蓄積してきました。
『ウレロジ』は、その集大成として誕生した売上に直結する物流サービスです。
顧客の集客から購入、配送、リピート購入まで、同グループはついにECビジネスの全工程を自社のエコシステム内で完結させることを実現しました。
今後の展望と業績への影響
短期的には、既存の越境ECやD2C支援クライアントへの導入を加速していく方針です。中期的には、『売れるD2Cつくーる』やTikTokライブコマース支援との標準パッケージ化を推進します。長期的には、「売れる」「届ける」「回収する」までを完全に掌握する、他社が追随できないECプラットフォームの完成を目指すとしています。
なお、本件が同社の連結業績に与える影響は現時点では軽微と考えられていますが、2026年7月期の連結業績にはプラスの寄与が見込まれています。

同グループは、『ウレロジ』を単なる物流サービスではなく、次の覇権を目指す最終ピースと位置づけており、ECビジネスの常識を塗り替える取り組みとして推進していく考えを示しています。
出典元:売れるネット広告社グループ株式会社 プレスリリース












