
株式会社DearOneは、伴走型アプリ開発サービス「ModuleApps2.0」(モジュールアップス ニーテンゼロ)の付帯サービスとして、アプリでのマーケティング施策のROIを可視化できる『ModuleApps Roid』(モジュールアップス ロイド)を2025年12月1日にリリースしたことを発表しました。
この新サービスにより、アプリによるマーケティング施策の開始段階からコンバージョン(購入)までをチャート形式で表示・分析することが可能となります。詳しい分析知識がなくとも簡単に分析結果を確認し、その結果をもとに次の施策に連携できるようになります。企業のアプリ運用担当者は、アプリでの施策実施から効果検証までを、ModuleApps内で一気通貫して行うことができるようになりました。
この記事の目次
ModuleApps Roidの概要
『ModuleApps Roid』は、企業が保有する購買データを投入することで、ModuleAppsを利用して実行した施策の開始からコンバージョン(購入)までの過程を、チャート形式で表示・分析可能なツールです。
このツールを活用することで、特別な分析知識がなくても簡単に分析結果を確認でき、その結果を基に次の施策に連携することが可能になります。ModuleApps内でアプリでの施策実施から効果検証まで一貫して行うことができるため、業務効率の向上も期待できます。

企業にとっては、施策の運用効果や費用対効果を可視化することができ、施策効果を最大化することでアプリ利用者や収益の増加が見込めます。一方、アプリユーザーにとっては、一人ひとりにフィットしたコンテンツやクーポンが提供されることで、心地よいコミュニケーションとともに、よりお得感を持ってサービスを利用できるようになります。
主な機能とメリット

機能① コンバージョン分析
分析したい施策を選択すると、対象ユーザーのアクションに応じてチャート形式で表示され、施策効果を視覚的に把握することができます。これにより、どの施策がどれだけの効果を生んでいるかを一目で確認することが可能になります。
機能② ABテスト比較
二つの異なる施策を選択することで、それぞれのコンバージョン率を比較分析することができます。どちらの施策がより効果的かを客観的なデータに基づいて判断できるため、より効率的なマーケティング戦略の立案が可能になります。
メリット① 効果測定の運用負荷軽減
コンバージョン分析機能により、アプリ利用者が施策によって購買に至ったかどうかなど、従来はエクセルでのデータ突合やCSV出力などの集計に時間を要していた作業が即座に確認できるようになります。これにより、効果検証にかかる時間や手間を大幅に削減することができます。
メリット② 分析結果をもとにした次の施策連携
分析結果を表示したチャートから、次のアクションを実施したい対象者リストをコホート連携することができます。そのままModuleApps2.0から次の施策(例えば、プッシュ通知の送信など)を実行することが可能なため、シームレスなマーケティング活動を展開できます。
メリット③ ModuleApps Roidへの簡単アクセス
ModuleApps2.0の管理画面からシングルサインオンでログインが可能なため、再ログインの手間が不要です。また、「ModuleApps Roid」のログイン画面からも、ModuleApps2.0のログインIDとパスワードを使ってログインすることができるため、利便性が高いです。
今後の展望
株式会社DearOneでは、ModuleApp2.0の機能拡充を継続的に行っており、新たなサービスや機能を追加することで、データ分析と活用の仕組みを整えています。これにより、クライアントのアプリグロースを支援し、伴走型の支援を続けていく方針です。
ModuleApps2.0(モジュールアップス2.0)について
ModuleApps2.0は、顧客とのエンゲージメントを高める自社アプリを、スピーディーかつ柔軟に開発するサービスです。「モジュール」と呼ばれる事前に開発された豊富なアプリ機能(サンプル・雛形)から、必要な機能を選んで組み込むことで、自社オリジナルの公式アプリを短期間で開発することができます。
また、標準機能一覧にない特殊な機能については、オーダーメイドで柔軟に開発することも可能です。さらに、アプリのリリース後もグロースを目指して、顧客と一緒に伴走するサービスとなっています。
株式会社DearOneについて
株式会社DearOneは、株式会社NTTドコモのマーケティング分野における新規事業型子会社です。同社は、豊富なアプリ機能の中から必要とする機能を組み込むだけで公式アプリを開発できる「ModuleApps2.0」をはじめとして、リテールの公式アプリ群に横断で広告配信が可能なリテールメディアプラットフォーム「ARUTANA」も提供しています。
また、米国発のユーザー行動分析ツールである「Amplitude」をはじめ、顧客体験分析プラットフォーム「Contentsquare」、コンポーザブルCDP「Hightouch」、MAツール「MoEngage」、ABテストツール「VWO」など、世界各国のCDP、アナリティクス、カスタマーエンゲージメントなどの最新鋭マーテックツールを取り扱っています。これらのツールを通じて、アプリやECサイトなどのデジタルプロダクトのグロースを支援しています。
・代表者:代表取締役社長 河野 恭久
・本社:東京都港区虎ノ門 3-8-8 NTT虎ノ門ビル 4階
出典元:株式会社DearOne プレスリリース












