
株式会社LIFE PEPPER(東京都中央区築地、代表取締役社長 斉藤 諒)は、日本企業と海外インフルエンサーをマッチングするプラットフォーム「PEPPER LIKES」を運営しています。同社は11月1日よりサイトを刷新し、プラットフォーム基盤を強化したことを発表しました。
PEPPER LIKESは世界30か国以上、フォロワー数5,000~10,000名のマイクロインフルエンサーから100万名以上のトップインフルエンサーまで、国内最大規模となる3万名超の登録インフルエンサーリストを活用しています。対応SNS媒体については、日本でも馴染みの深いInstagramやYouTubeに加え、中国のRED、韓国のNAVERなど各国の人気SNS7媒体で活動するインフルエンサーを包括しています。顧客の課題に対応し、ポテンシャルを引き出すマーケティング支援は、高い集客効果とROIが評価され、年間で100社以上のリピート利用を獲得しているとのことです。
今回のサイト刷新により、毎月100名規模の多量インフルエンサーのキャスティングや応募案件にも対応可能となり、複雑なやり取りや管理が簡素化されました。直観的で使いやすいサイトを通じて、事業者とインフルエンサーのマッチングを加速し、双方へのよりシームレスな支援を目指しているとのことです。

この記事の目次
PEPPER LIKES 展開の背景
1. 国内市場規模の縮小とインバウンド市場の成長
日本の生産年齢人口の減少と高齢者への税負担増により、国内市場規模は2030年に約115兆円と推算されています(矢野経済研究所調べ)。これは2025年対比で約12%減の縮小が見込まれています。一方で日本政府観光局(JNTO)によると、訪日旅行者数は2025年1月~9月の累計で3,165.5万人(前年同期比17.7%増)、旅行消費額も累計6.9兆円(前年同期比11.1%増)と過去最高を記録しています。インバウンド消費は自動車に次ぐ外貨獲得市場へと成長を続けています。
国内市場規模予測(矢野経済研究所)2. 成長する輸出市場と世界のEC市場
海外市場に活路を見出すことで、事業者は新たな顧客を獲得し、自社の経済基盤や信頼度向上、ひいては国内経済の活性化に貢献できると考えられています。実際、日本の輸出市場は2026年に1,050,000億円へ増加する見込みです(財務省試算)。また、世界のEC市場も2026年にかけて8~11%の伸長が試算されており、成長が期待されています。
日本の輸出市場(財務省)
世界のEC市場(Statista)3. 外国人情報網の主流はSNS
インバウンド消費動向(観光庁)インターネットの普及により、距離や言語に関係なく情報共有ができる現代において、国内では外国人へ届ける情報網が未整備である状況です。観光庁の調査によると、訪日旅行者の情報源は第1位がSNS(テキスト・写真)、第2位がSNS(動画)となっています。このことから観光事業者は、インバウンドの来訪につながる導線をオンライン上に構築することが重要だと考えられています。
PEPPER LIKES が解決する課題
1. 主なターゲット
インバウンドに関しては、訪日外国人観光客を集客したい事業者(飲食店・宿泊施設・地方自治体・小売店・観光施設など)が主なターゲットとなります。アウトバウンドについては、海外に向けてECの売上を伸ばしたい、または海外ユーザーへの認知を拡大したい事業者(化粧品・食品・日用品・雑貨・アパレルなど)が対象となるとのことです。
2. 主なソリューションと効果
PEPPER LIKESは全世界のインフルエンサーを活用して、海外に向けた認知度獲得から購買促進まで活性化するソリューションを提供しています。
①⇒③の3ステップで進行するシンプルな仕組み①インバウンド事業者は製品・サービスを無償で提供し、PEPPER LIKESが保有する全世界のインフルエンサーとマッチングするツールを活用します。
②インフルエンサーは興味ある事業へ応募後、SNSへ投稿します。
③インフルエンサーは訪日ゲストに刺さる視点から製品・サービスの魅力をPRします。
使用後の効果としては、SNS上の話題作り・ハッシュタグ検索・口コミ醸成を通じて、事業者の製品やサービスの認知と来店やコンバージョンを高めることが最大の成果とされています。他社と比較しても、月額2.5万円からというリーズナブルな価格でインバウンド集客を実現することが期待できるとのことです。
PEPPER LIKESの4つの特徴
①無償の製品、サービス提供のみで海外のインフルエンサーを気軽に利用できます
②全世界30カ国、InstagramやRED、NAVERなど7媒体以上で活躍するインフルエンサーにPR依頼が可能です
③日本語で簡単に投稿可能、複雑なやり取りを一元管理するプラットフォームとなっています。インフルエンサーとの契約から支払いまで一つのプラットフォームで全部できるのが強みです
④世界中の登録インフルエンサーに加え、10万人超の日本好きインフルエンサーのデータベースから適切なキャスティングアサインが可能となっています
PEPPER LIKESの展望
PEPPER LIKESはデジタルマーケティングを通して、事業者のサービス・商品の知名度を向上させ、消費者の来訪や購買につなげ、国際的なブランド価値を高める支援を行っているとのことです。
インバウンド面では、訪日旅行客の新たな観光体験や満足度を生み出し、再来日につながるツーリズムの構築を目指しています。アウトバウンド面では海外市場参入によるブランド力向上や内需活性化など、持続的な経済活動の実現をサポートしています。PEPPER LIKESは、そのような事業者の発展を支える存在でありたいという願いを持っているとのことです。
PEPPER LIKES インバウンド活用事例
株式会社 KADOKAWA
自社でのアプローチなしでも毎月20~30件の応募があり、100名以上のインフルエンサーを起用。リーチが難しかった欧米圏も含め、訪日客に「サクラタウンを多くの人の目に触れさせる」という目的を達成したとのことです。
サクラタウン紹介の英語インスタグラム
PEPPER LIKES アウトバウンド活用事例
化粧品会社 クレンジングフォーム
韓国人による認知が前年比150%アップしたとの報告があります。


化粧品会社 オイルクレンジング
台湾での通常広告と比べてCVR(コンバージョン率)で2.5倍を実現したとの事例が紹介されています。


【運営会社】株式会社LIFE PEPPER 概要
所在地:〒104-0045 東京都中央区築地3-1-10 Shinto GINZA EAST 6F
代表取締役社長: 斉藤諒
事業内容:
海外進出支援事業、海外マーケティング事業、海外ブランディング事業、海外リサーチ事業、外国人向けメディア事業、訪日外国人集客支援事業
出典元:株式会社LIFE PEPPER プレスリリース













