
LINEヤフー株式会社が運営するフリマアプリ「Yahoo!フリマ」が、LINE公式アカウントを通じて「らくらくAI査定」機能の提供を開始したことが発表されました。この新機能では、LINE公式アカウントに写真を送信するだけで、AIが相場価格や商品説明などの情報を自動的に提案します。
「Yahoo!フリマ」は現在、累計ダウンロード数3,000万(※1)を達成し、出品商品数も前年比130%(※2)と順調に成長を続けているとのことです。幅広い世代のユーザーに利用されており、フリマアプリ市場における存在感を高めています。
今回提供が開始された「らくらくAI査定」機能は、「Yahoo!フリマ」のLINE公式アカウントに写真を送信するだけで、AIが商品の推定相場価格やカテゴリ情報を自動で分析し、最適な出品情報を提案するサービスです。さらに、LINE公式アカウントでは配送方法や梱包方法についても提案を行うとされています。
この機能により、「いくらで売れるかわからない」「出品のたびに情報を入力するのが負担」といった課題を抱えるユーザーでも、手軽にフリマ出品を始めることができるようになりました。

この記事の目次
フリマ出品時の悩みを解決するAI機能
「Yahoo!フリマ」が実施したアンケート調査によると、「出品する際に悩むこと」として、全体の33%のユーザーが「いくらの販売価格で出品すればいいかわからない」と回答しているそうです(※3)。この結果から、価格設定が出品時の大きなハードルとなっていることが明らかになりました。
また、本機能の利用意向についての調査では、フリマ出品経験者の59%が利用意向を示しており(※4)、出品支援に対するニーズの高さがうかがえます。こうした背景から、ユーザーの出品ハードルを下げ、より気軽に「Yahoo!フリマ」を利用してもらうことを目的に、今回の「らくらくAI査定」機能の提供に至ったと発表されています。
「らくらくAI査定」の利用方法
「Yahoo!フリマ」のLINE公式アカウントを友だち追加し、トークルームの下部から「らくらくAI査定」をタップすることで利用できます。
「らくらくAI査定」操作手順
- 査定したい商品を、「写真撮影する」または「アルバムから選択」を選んで送信します
- AIが提示した相場価格を確認して「AIで商品情報を作成」をタップします
- 商品情報を確認して、問題なければ「Yahoo!フリマに下書き保存」をタップします

なお、下書き保存後は「Yahoo!フリマ」アプリで出品する必要があります。また、本機能を利用して出品する際は、自動入力された「販売価格」を必ず確認することが推奨されています。
LINEヤフーのミッションとYahoo!フリマの取り組み
『「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける。』をミッションに掲げるLINEヤフーが提供する「Yahoo!フリマ」は、「販売手数料が安い」「早く売れる」「スムーズな取引」ができるサービスとして、出品者と購入者の双方にとって利便性が高く、安全・安心に売買できるような取り組みを今後も強化していくとのことです。
AI技術を活用した今回の新機能により、フリマアプリの利用ハードルがさらに下がり、より多くのユーザーがスムーズに取引できる環境の整備が進められています。
調査データの詳細
※1 2025年8月時点
※2 2025年5月実績。「Yahoo!フリマ」からの出品商品数を昨年同月比較。
※3 【調査について】
調査主体:Yahoo!フリマ
調査手法:LINEリサーチを活用した調査
調査対象:全国15~69歳の男女
有効回答数:1,056名
調査期間:2024年12月13日〜12月15日
設問:「あなたがフリマサービスで出品する際に悩むことをすべて選択してください(複数回答)」において、「いくらの販売価格で出品すればいいかわからない」と回答した人の割合
※4 【調査について】
調査主体:Yahoo!フリマ
調査手法:LINEリサーチを活用した調査
調査対象:全国15~69歳の男女
有効回答数:1,056名
調査期間:2024年10月24日〜10月25日
設問:サービス紹介画像を提示したうえで「このサービスをどの程度使いたいと思いましたか?(0〜10点)」と尋ねた結果、フリマ出品経験者のうち59%が7点以上を選択
出典元:LINEヤフー株式会社 プレスリリース













