
株式会社ファンくるが実施した「ペットの健康」に関する調査によると、ペットオーナーの57%が「健康を意識したフードやおやつを選ぶ」ことで愛petの健康維持に取り組んでいることがわかりました。また、ペットの健康情報は主に「家族・友人・知人からの口コミ」や「SNS」から得ており、ペット保険への加入率は35%となっています。保険選びでは「補償内容の充実度」を重視する飼い主が78%と最多でした。
お客さまの声を最先端の分析技術で企業のファン増加につなげる株式会社ファンくるでは、「ファンくる」会員を対象に定期的に消費者意識調査を行っています。今回は全国の「ファンくる」会員751名(男性184名、女性567名)に対して、ペットの健康維持・向上の取り組みやペット保険の加入状況などについて調査を実施したとのことです。
ペットの健康維持・向上のために取り組んでいることとしては、「健康を意識したフードやおやつを選ぶ」が57%で最も多く、次いで「適度な運動」が50%という結果になりました。また、ペットの健康に関する情報源は「家族・友人・知人からの口コミ」が44%で最多で、続いて「SNS」が38%となっており、身近な人やSNSからの情報が飼い主に大きな影響を与えていることがうかがえます。さらに、現在ペット保険に加入している回答者は35%で、保険を選ぶ際に最も重視する点として「補償内容の充実度」が78%と圧倒的に高い数値を示しています。
この記事の目次
調査結果の詳細
1. ペットの健康維持・向上を目的に取り組んでいることは「健康を意識したフードやおやつを選ぶ」57%

ペットの健康維持・向上のために飼い主が実践していることについて調査したところ、「健康を意識したフードやおやつを選ぶ」が57%で最も多い結果となりました。続いて「適度な運動」が50%、「定期的な健康診断」が42%という結果になっています。ペットオーナーの多くが食事や運動など日常的なケアを中心に健康管理に取り組んでいることがわかります。
2. ペットの健康に関する情報は主に「家族・友人・知人からの口コミ」「SNS」から

ペットの健康に関する情報をどこから入手しているかという質問に対しては、「家族・友人・知人からの口コミ」が44%で最も高い割合を示しました。続いて「SNS」が38%、「動物病院」が36%という結果になっています。身近な人からの情報や、SNSなどのオンラインメディアが重要な情報源となっていることがわかります。動物病院も重要な情報源として活用されていますが、日常的に接する情報源の影響力が大きいようです。
3. 現在ペット保険に入っている35%、保険選びで重視するのは「補償内容の充実度」78%

調査によると、現在ペット保険に加入している飼い主は35%となりました。一方で、「現在は加入していないが、今後加入したい」と回答した人は12%、「以前は加入していたが、現在は加入していない」が10%、「加入したことはないが、検討したことはある」が22%という結果になっています。加入を検討したことがある層を含めると、ペット保険への関心は決して低くないことがうかがえます。

ペット保険を選ぶ際に重視する点については、「補償内容の充実度」が78%と圧倒的に高い数値を示しました。次いで「月々の保険料の安さ」が57%、「補償金額の上限」が38%となっています。飼い主は保険料の経済的負担も考慮しつつも、補償内容の充実度を最も重視していることがわかります。
なお、今回の調査ではこれらの質問以外にも、ペット向け消耗品の購入場所やECサイトでのペット向け消耗品の購入理由など、全30問にわたって回答を得ているとのことです。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:一般消費者
回答者:「ファンくる」に登録している全国150万人のユーザー
回答者数:751名(男性184名、女性567名)
調査時期:2025年9月5日~9月16日
調査項目:ペット用品についての消費者調査
設問数:30
※グラフの構成比は小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

今回の調査結果から、ペットオーナーの多くが健康を意識した食事選びや適度な運動を通じてペットの健康維持に努めていることがわかりました。また、情報源としては身近な人からの口コミやSNSが大きな影響力を持っており、専門家の知見とともに、日常的に接する情報源が重要な役割を果たしていると言えるでしょう。
ペット保険については、加入率は35%とまだ浸透の余地があるものの、多くの飼い主が検討した経験を持っています。保険選びでは補償内容の充実度を最も重視する傾向があり、ペットの健康に対する飼い主の意識の高さがうかがえる結果となっています。
ペットの健康管理における飼い主の役割は非常に大きく、日々の食事や運動、定期的な健康診断など、さまざまな側面からのケアが重要です。今後もペットの健康をサポートするサービスや商品の需要は高まっていくことが予想されます。
出典元:株式会社ファンくる プレスリリース