インターファクトリー、クラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART」でPCI DSS v4.0.1準拠の認定更新を完了

株式会社インターファクトリー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:蕪木 登)は、クレジットカード業界における国際的セキュリティ基準「PCI DSS v4.0.1」への準拠認定更新を完了したことを発表しました。同社が提供するクラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART」をはじめとする各サービスにおいて、強固なクレジットカード情報保護体制を確立することで、EC事業者とそのユーザーに安心・安全なオンライン取引環境を継続して提供していくとのことです。

PCI DSS v4.0.1準拠の背景と目的

PCI DSSとは、クレジットカード会員データの保護を目的として国際カードブランド5社(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Discover)が設立したPCI SSC(Payment Card Industry Security Standards Council)が策定した、クレジットカード情報を安全に取り扱うためのセキュリティ基準です。特に「v4.0.1」では、進化し続けるサイバー攻撃の高度化に対応するため、要件が大幅に強化されています。

インターファクトリーは、ECプラットフォーム「EBISUMART」を中心に、BtoC・BtoBなど多様な業態のECサイト構築・運用支援を行っています。同社はECプラットフォームとして、EC事業者とユーザー双方の安全な取引環境提供を最優先事項と位置づけ、2025年2月にPCI DSS v4.0.1への準拠を完了したとのことです。

今回の年次審査でも無事に認定を更新したことで、インターファクトリーのECプラットフォームを導入している事業者は、引き続き不正アクセスや情報漏えいリスクを最小限に抑えた環境でECサイト運営が可能となります。

EBISUMARTの主なセキュリティ対策

EBISUMARTでは、PCI DSS v4.0.1準拠に加え、あらゆるサイバーリスクを想定した多層的かつ全方位型のセキュリティ対策を実施しているとのことです。主な対策は以下の通りです。

1. クレジットカード情報保護と改ざん対策

ECサイトのクレジットカード情報入力画面を、PCI DSS準拠環境へ配置することが可能です。また、テンプレートファイルの改ざん検知などの対策により、サイトの安全性を高める工夫が施されています。

2. 脆弱性管理

EBISUMARTをはじめとする各サービスの標準環境において、定期的な脆弱性診断を実施し、常に最新のセキュリティ状態を維持する体制を整えているとのことです。

3. アプリケーション保護

Webアプリケーションに特化したセキュリティシステムであるWAF(Web Application Firewall)を無償で提供することで、外部からの不正な攻撃からサイトを保護しています。

インターファクトリーでは、高度化・巧妙化する新たな脅威に対しても、常に先手を打つ防御体制を構築し、安心してご利用いただける環境の維持・拡充に努めているとのことです。

取締役 クラウドコマースプラットフォーム事業責任者のコメント

EBISUMARTは、PCI DSS準拠をはじめとする厳格な基準のもと、EC事業者が安心してビジネスを展開できる環境づくりを徹底していると同社は説明しています。

「セキュリティは単なる技術的対応ではなく、サービスの土台として『当たり前のことを、当たり前にやりきる』ことから始まります。その積み重ねが、信頼を生み、ビジネスの可能性を広げていくと考えています。」

「不正アクセスや情報漏えいのリスクが高まる今、セキュリティが担保されたシステムを選ぶことは、ビジネスの安定と信用の維持に直結します。変化の激しい時代だからこそ、安全性の確保は揺るぎない価値です。」

「今後も、変化と創造、その先にある可能性を見据え、ただ『守る』だけでなく、安心・安全性を土台として事業者様の挑戦を後押しするパートナーであり続けたいと考えています。」

インターファクトリー
取締役 クラウドコマースプラットフォーム事業責任者 兼井 聡

インターファクトリーは企業理念をもとに、EC事業者にとって真に役立つプラットフォームを目指し、今後もより一層、皆さまのビジネスに貢献しうるサービスの拡充、ならびに企業価値の向上に努めていくとしています。

インターファクトリー概要

会社名:株式会社インターファクトリー(東証グロース、証券コード:4057)

本社所在地:東京都千代田区富士見二丁目10番2号 飯田橋グラン・ブルーム4階

代表者:代表取締役社長 兼 CEO 蕪木 登

設立:2003年6月

資本金:435,600,046円

事業内容:

クラウドコマースプラットフォーム事業

  • 「EBISUMART Lite」
  • 「EBISUMART」
  • 「EBISUMART Enterprise」
  • 「EBISUMART BtoB」

ECビジネス成長支援事業

  • 「EBISU GROWTH」

データ利活用プラットフォーム事業

  • 「EBISU PIM」

出典元: 株式会社インターファクトリー プレスリリース

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