
株式会社クリーマ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:丸林耕太郎)は、日本最大のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」において、ヤマト運輸株式会社と連携し、2025年9月25日(木)より、購入者・出品者双方の個人情報を開示せずに作品を配送できる「Creemaあんしん匿名便」のサービス提供を開始することを発表しました。
近年のCtoC市場では匿名配送の需要が高まっており、購入者・出品者双方の安心・安全な取引環境が求められています。この「Creemaあんしん匿名便」は、住所・氏名・電話番号などの個人情報を開示することなく、サイズ別の全国一律料金・補償付きで配送が可能なサービスとなっています。
この記事の目次
「Creemaあんしん匿名便」の特徴
Creemaが提供する「あんしん匿名便」には、以下の5つの特徴があります。これにより、ハンドメイド作品の取引における安心感と利便性を一層高め、近年高まる個人情報保護ニーズに応えるサービスとなっています。
購入者・出品者ともに匿名
このサービスの最大の特徴は、購入者・出品者双方の住所・氏名・電話番号などの個人情報を開示せずに配送が可能な点です。これにより、プライバシーを守りながら安心して取引ができる環境を提供しています。
全国一律の特別料金で利用可能
サービスではサイズ別の全国一律料金を設定しています。このため、特に遠方への配送では通常の配送方法と比較してお得に利用することができます。地域による料金差がないため、出品者にとっても料金設定がしやすくなるメリットがあります。
万が一の際も安心な補償付き
「Creemaあんしん匿名便」の宅急便・宅急便コンパクト・ネコポスはすべて補償付きとなっています。配送中に作品の破損や紛失が発生した場合でも、Creemaが仲介して作品代金を補償する体制を整えています。補償内容はヤマト運輸の宅急便・宅急便コンパクト・ネコポスと同等のサービスとなっています。
宛名書き不要で、配送手続きも簡単
出品者は取引ナビに表示される配送コードを提示するだけで発送が可能です。従来のように配送料の立替えや手書き伝票の記入が不要となるため、出品者の負担を大幅に軽減します。これにより、発送準備の時間短縮と手間の削減が実現できます。
身近な場所から発送可能
発送場所も多様で、ヤマト運輸営業所はもちろん、最寄りのコンビニエンスストア(ファミリーマート/セブン-イレブン)、オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」からも発送できる利便性を備えています。出品者は自分のライフスタイルに合わせて最適な発送場所を選べます。
サービス詳細情報
「Creemaあんしん匿名便」の料金体系は以下の通り、全国一律で設定されています。様々なサイズの作品に対応できる料金設定となっており、ハンドメイド作品の多様な大きさや形状に対応しています。
名称 : Creemaあんしん匿名便
配送料金(全国一律・税込) :
・ネコポス:250円
・宅急便コンパクト:650円
・宅急便:
60サイズ:850円・80サイズ:1,000円・100サイズ:1,300円・120サイズ:1,600円・140サイズ:1,950円・160サイズ:2,150円・180サイズ:2,750円・200サイズ:3,350円
利用開始日: 2025年9月25日(木)より
Creema(クリーマ)について
Creemaは、創作活動に取り組む全国のクリエイターと生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCマーケットプレイスです。同社は「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで新しい巨大経済圏を確立する」というビジョンを掲げ、2010年にサービスを開始しました。
現在、Creemaには約30万人ものクリエイターが参加し、2,000万点を超えるオリジナル作品が出品されています。流通総額は150億円以上に達しており、4年連続で流通総額No.1を誇る日本最大のハンドメイドマーケットプレイスとして、市場の拡大を牽引し続けています。
また、クリーマはオンライン上での取引だけでなく、リアルな場での作品販売の機会も提供しています。これらの活動を通じて、日本のクラフト文化の醸成に力を注いでいます。
※国内ハンドメイドマーケットプレイスサービスにおける流通総額の実績:2021年から4年連続で国内No.1
個人情報保護への意識が高まる現代において、こうしたサービスの導入はユーザーの信頼性向上につながるとともに、より多くの人々がハンドメイド市場に参加するきっかけとなることが期待されています。全国一律料金や補償制度などの特徴により、遠方に住むクリエイターや購入者にとっても利用しやすいサービス設計となっており、日本全国のクラフト文化のさらなる発展に貢献することでしょう。
出典元:株式会社クリーマ プレスリリース