アジ・サバお刺身の国内トップシェア企業ジャパンシーフーズが「Atouch」導入 - LINEトーク上で完結する接客型ECで売上拡大へ

IRISデータラボ株式会社(東京都港区南青山、代表取締役:安達教顕)は、アジ・サバのお刺身業務用加工品市場で国内トップシェアを誇る株式会社ジャパンシーフーズが、LINE公式アカウントAPIツール「Atouch(アタッチ)」を導入したことが発表されました。

株式会社ジャパンシーフーズについて

株式会社ジャパンシーフーズは、アジ・サバのお刺身業務用加工品を全国の量販店に卸しており、生食のお刺身部門では日本一のシェアを保持しています。同社が運営するECショップ「鯵本舗」は、当初、加工過程で発生する皮などの未利用資源を有効活用した「海鮮贅沢茶漬け」の販売からスタートしました。近年では、お刺身を急速凍結した「うまかあじたたき」や「うまか胡麻さば」などの商品が人気を集めているとのことです。

導入前の課題

ジャパンシーフーズでは、自社ECサイトの運営において、サイトの軽微な修正でさえ外部委託が必要となり、時間とコストがかかるという課題を抱えていたとのことです。「今すぐこの施策を実行したい」と考えても即座に行動に移せないもどかしさがあったといいます。

そこで同社は、手軽にネットショップを開設できるサービスを探す中で、LINEを通じてショップを開設できる「Atouch」に注目。特に顧客と近い距離感でコミュニケーションができる点に魅力を感じ、導入を決定したということです。

導入の流れと成果

「Atouch」の導入からショップオープンまでは約1ヶ月半というスピード感で実現されました。その後開催されたイベント出店では94件もの注文を獲得。さらに、SNSでの情報拡散や新規顧客獲得といった副次的な効果も得られたと報告されています。

ノーコードで操作できる「Atouch」の特性により、思いついた施策をすぐに展開できるようになり、以前のようにサイト改修に時間や費用をかける必要がなくなったことを同社は高く評価しているとのことです。

今後の展望

ジャパンシーフーズでは、今後の取り組みとして、量販店に並ぶ全商品のパッケージに「鯵本舗」LINE公式アカウントのQRコードを印刷することを決定したそうです。また、これまでバラバラだった問い合わせ窓口を「Atouch」に統一し、全体の総合窓口として育てていく方針だということです。

「Atouch」サービス概要

「Atouch」は、LINEのトーク画面上で商品を選択し、そのまま決済まで完了できる便利な機能を備えたシステムです。消費者にストレスフリーな購買体験を提供することで、事業者の売上機会損失を防ぎ、売上向上をサポートしています。

IRISデータラボ株式会社について

IRISデータラボ株式会社は、2020年から政府や自治体向けにLINEヤフー株式会社と協力し、コロナ対策のLINE公式アカウントを多数サポートしてきた実績があるとのことです。この経験を活かし、2022年10月にLINE公式アカウントAPIツール「Atouch(アタッチ)」をリリースしました。

「Atouch」は、トーク画面上で商品案内から決済まで完結できる"接客型EC"として、業種・業態・地域を問わず幅広い事業者から支持を得ています。2025年には日本郵政キャピタル株式会社をリード投資家とする資金調達を実施し、これを機に都市部の専門店から地方の農家まで、あらゆる規模の事業者の販売支援を加速。「誰もが迷わず始められるEC」のインフラ化を目指しているそうです。

また同年、行政DX推進における実績が評価され、LINEヤフーの「Govtech Partner(行政支援パートナー)」に登録されたとのことです。現在、「Atouch」の導入企業は800社を突破し、リアルとデジタルをつなぐコミュニケーションECの仕組みで、全国の販売現場の成果創出に貢献しています。

会社概要

会社名:IRISデータラボ株式会社
設立:2019年3月5日
代表取締役:安達教顕

出典元:IRISデータラボ株式会社 プレスリリース

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