電子書籍の雑誌利用者は2割弱、無料コンテンツが約1割―マイボイスコム調査

マイボイスコム株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長：高井和久）が、7回目となる『雑誌』に関するインターネット調査を2025年7月1日～7日に実施し、その結果を発表しました。今回の発表では、電子書籍の雑誌についての調査結果に焦点が当てられています。

主なトピックス

■直近1年間に電子書籍の雑誌を利用した人は2割弱。「無料で読める電子書籍の雑誌」が約1割、「読み放題サブスク」「1冊ずつ購入するタイプの電子書籍の雑誌」が各4％台。利用者の重視点は「月額料金」が3割強

■電子書籍の雑誌の利用意向者は3割強、直近1年間に利用した人では9割。「紙版も電子版も読みたいと思わない」が4割

調査は2025年7月1日～7日にかけて実施され、11,587名から回答を得ています。

電子書籍の雑誌の利用状況

調査結果によると、直近1年間に電子書籍の雑誌を利用した人は全体の2割弱となっています。

利用形態については、「無料で読める電子書籍の雑誌」を利用した人が9.8％と最も多く、次いで「定額制で雑誌が読み放題の電子書籍サービス（雑誌読み放題サブスク）」と「1冊ずつ購入するタイプの電子書籍の雑誌」がともに4％台となっています。

「雑誌が読み放題の電子書籍サービス（雑誌読み放題サブスク）」の利用は、男性10・20代や女性10～30代でやや高い傾向が見られました。また、男性10・20代では「1冊ずつ購入するタイプ」の利用もやや高くなっていることがわかりました。

電子書籍の雑誌利用時の重視点

直近1年間に電子書籍の雑誌を利用した人に、利用時に重視する点を複数回答で尋ねたところ、「月額料金」が32.7%と最も高く、次いで「無料お試しの充実度」「読みたいジャンルの充実度」「取扱い数の充実度」がそれぞれ20%台となっています。

年齢層別に見ると、「月額料金」「料金プランの充実度」「アプリやサイトの使いやすさ」は若年層で比率が高くなっています。また、雑誌読み放題サブスクの利用者では、「月額料金」と「取扱い数の充実度」が特に重視される傾向があり、上位2項目となっています。

※より詳しいデータは調査結果詳細ページでご覧いただけます。

紙版・電子版の利用割合

直近1年間における雑誌の閲読状況については、「紙版の雑誌を読むことが多い」「どちらかといえば紙版の雑誌を読むことが多い」を合わせると45％となっており、紙版の雑誌を読む人が多数を占めています。一方、電子版の雑誌を読むことが多い人は全体の1割にとどまっています。

また、「直近1年間では、紙版も電子版も読まない」と回答した人は38.7％で、特に若年層でこの傾向が強くなっています。

電子書籍の雑誌の利用意向

電子書籍の雑誌を今後利用したいと考えている人は全体の3割強となっています。性別・年代別に見ると、男性30～40代や女性10～40代では各4割弱とやや高い傾向があります。また、直近1年間に電子書籍の雑誌を利用した人では、9割が今後も利用したいと回答しています。

最も利用したい電子書籍の雑誌のタイプについては、「無料で読める電子書籍の雑誌」が19.7％と最も多く、「定額制で雑誌が読み放題の電子書籍サービス（雑誌読み放題サブスク）」が5.1％、「1冊ずつ購入するタイプの電子書籍の雑誌」が4.0％と続いています。

一方で、「紙版も電子版も読みたいと思わない」と回答した人は40.4％に達し、特に若年層でこの傾向がやや強くなっています。

回答者のコメント

その電子書籍の雑誌を最も利用したい理由

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出典元： マイボイスコム株式会社