株式会社アクセルエンターメディア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:三野善之)が、越境ECおよびジャパニーズコンテンツの海外進出支援を展開するBeeCruise株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:直井聖太)と戦略的業務連携を開始したことが明らかになりました。この提携により、アーティストやIPの海外ファン向け商品販売が強化され、グローバル展開が加速します。
今回の提携により、アクセルエンターメディアが運営・支援するファンクラブサイトおよび通販サイトに、BeeCruiseの「Buyee Connect」サービスが導入されます。これにより、アーティスト公式グッズやファンクラブ限定商品、舞台・キャラクターIPの公式グッズなどが、世界約120の国と地域の海外ファンにも購入可能となる越境EC対応が進められます。
提携の背景と目的
アクセルエンターメディアはこれまで、200件以上のファンクラブ・ECサイト運営支援実績を持ち、アーティストだけでなく舞台やアニメIPなど、様々なエンターテインメントコンテンツのファンコミュニティ形成に尽力してきました。
近年では、SNSや動画配信プラットフォームの普及により、日本国内のアーティストやIPが海外でも高い支持を獲得するようになり、ファンの応援スタイルもグローバル化が進んでいます。このような環境変化を受け、国内ファンと同様に海外のファンにも魅力的な体験を提供することを目指し、同社はBeeCruise社の越境ECに関するノウハウと連携することで、グローバル展開を加速させる決断に至ったとのことです。
今後は、様々なアーティストやIPの商品を販売するポータルECサイト「AXELSTORE」を皮切りに、複数の通販サイトで順次「Buyee Connect」の導入が進められます。これにより、世界約120の国と地域に向けて商品を届ける体制が構築されることになります。
今後の展望
今回の業務連携を機に、アクセルエンターメディアは運営支援するすべての通販サイトにおいて越境販売を標準機能として実装し、アーティストやIPの海外展開支援を柔軟かつスピーディに実現していく方針です。クリエイターやコンテンツ制作者が届けたい熱量をそのままに伝えるグローバルな購入体験の構築を目指していくとしています。
これにより、日本のエンターテインメントコンテンツの国際的な認知度向上と、海外ファン層の拡大が期待されます。また、国内コンテンツ産業全体の海外市場開拓にも寄与することが見込まれています。
会社概要
BeeCruise株式会社
代表者:代表取締役社長 直井 聖太
所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号
設立 :2017年10月
資本金:100百万円
株式会社アクセルエンターメディア
代表者:代表取締役社長 三野 善之
所在地:東京都渋谷区恵比寿1丁目19番15号
設立 :2009年11月
資本金:100百万円
まとめ
ファンクラブ・EC事業においては、アクセルエンターメディアはアーティストやIPホルダーのニーズに合わせたカスタマイズ性の高いシステム開発と運用サポートを強みとしています。近年は、デジタルコンテンツ販売やオンラインイベントなど、様々なファンエンゲージメント施策の展開も支援しており、エンターテインメント業界のDX推進にも取り組んでいます。
今回の越境EC対応の強化により、日本のエンタメコンテンツの魅力を世界中のファンに届ける体制が整うことで、コンテンツビジネスの新たな収益機会の創出にもつながることが期待されています。アクセルエンターメディアとBeeCruiseは、それぞれの強みを活かした連携により、ファンと作り手をグローバルにつなぐプラットフォームの構築を目指していくとのことです。
BeeCruiseが提供する「Buyee Connect」は、越境ECの課題である言語対応、海外配送、決済方法など様々な障壁を解決するサービスとして、多くの企業から支持を得ています。同サービスの導入により、海外のファンは自国の言語で商品情報を閲覧し、馴染みのある決済方法で購入できるようになります。
アクセルエンターメディアの持つエンターテインメント業界での幅広いネットワークと、BeeCruiseの越境EC分野での専門性が組み合わさることで、日本のエンタメコンテンツの国際展開における新たなモデルケースとなることが期待されています。
出典元: 株式会社アクセルエンターメディア プレスリリース