Z世代のSNS利用実態調査:InstagramとTikTokの使われ方とSNS購買行動に関する最新レポートが公開

クリエイターとの共創を通じて企業のマーケティング課題を解決する株式会社CREAVE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村真奈)は、株式会社ガイアックスと共同で2025年7月22日(火)に『Z世代のSNS毎の使われ方が明らかに!Z世代の意識・SNS購買行動調査レポート』を公開されました。

Z世代にはSNSが有効だと言われて久しいですが、実際に彼らの間でSNSがどのように利用されているのか、その詳細な実態については十分に把握されていないのが現状です。今回の調査レポートでは、Z世代の各SNSの利用傾向や購買行動についての詳細なデータが提供されています。

調査レポートの概要

実施背景

Z世代にはSNSが有効だと叫ばれて久しいですが、Z世代に向けたSNSマーケティングで成果を上げるには、各SNSの特性及びZ世代の彼らが各SNSをどのように活用しているのかを踏まえたコミュニケーション設計が不可欠となっています。

そのため、Z世代の価値観や消費行動を理解し、企業が効果的な戦略を立てるための情報を提供することを目的として、本調査レポートが公開されています。Z世代をターゲットとする企業のマーケティング・広報担当者の一助になることが期待されています。

調査内容

この調査では、Z世代(16歳〜25歳)の一般消費者を対象に、オンラインアンケートとインタビューが実施され、SNSの利用状況・SNSでの購買行動・SNS広告やコンテンツへの意識などが詳細にレポートにまとめられています。

調査概要

調査主体 株式会社CREAVE / 株式会社ガイアックス 自主調査
調査時期 2025年6月
調査対象 Z世代(16歳〜25歳)の一般消費者
調査方法 オンラインアンケート・インタビュー
調査人数 アンケート 322名 / インタビュー14名

調査レポート内容を一部抜粋

よく見るSNS 1位は Instagram

調査結果によると、Z世代の89.7%が複数のSNSを利用していることが明らかになりました。その中でも特にInstagramが最もよく見られているSNSとなっています。Instagramは主に以下の2つの用途で利用されていることがわかりました。

  1. コミュニケーションツールとして:友達のストーリーを見る、連絡手段としてDMを活用するなど
  2. 情報収集ツールとして:飲食店や旅行先などの情報検索、購入を検討している商品の口コミを確認するなど

TikTokはコアユーザーが多い傾向と言える

TikTokについては、SNSメイン利用率が一番高く、コアユーザーが多い状態であることがわかりました。

(※メイン率=最も見るSNS回答数 / よく見るSNS回答数)

さらにインタビュー結果からは、TikTokではエンタメコンテンツや最新のトレンド情報を期待しているユーザーが多い傾向が見られました。Z世代にとってTikTokは単なる動画アプリではなく、トレンドをキャッチアップするための重要なプラットフォームとなっていることが示唆されています。

Z世代の広告への意識

広告だと分かった時点でコンテンツを見るのをやめる割合は14.9%のみ

一般的にZ世代は広告嫌いと言われることも多いですが、調査結果からは意外な実態が明らかになりました。広告だと認識した時点でコンテンツの視聴をやめるユーザーはわずか14.9%に留まっています。

多くのZ世代は、その内容に興味を持てるかどうかでSNS広告を視聴するかを判断しているということがわかります。つまり、Z世代にとって重要なのは「広告かどうか」ではなく「自分にとって興味深い内容かどうか」という点であることが示唆されています。

報告書ではさらに、各SNS媒体ごとの詳細な利用傾向や、インタビューで得られたZ世代のリアルな声、どのような内容であればSNSコンテンツを見続けるのか、また認知から購買に至るまでの影響要因などの詳細情報が掲載されています。これらの情報は、Z世代向けのマーケティング戦略を検討する上で非常に有用なデータとなるでしょう。

Z世代のSNS利用に関する主要な発見

今回の調査によって、Z世代のSNS利用に関する多くの興味深い発見が明らかになりました。特に注目すべき点は以下の通りです。

複数SNSの併用が一般的

Z世代の約9割が複数のSNSを併用しており、それぞれのプラットフォームを目的に応じて使い分けていることがわかりました。これは単一のSNSだけでZ世代にリーチすることが難しいことを示唆しています。各SNSの特性を理解し、プラットフォームごとに最適化されたコンテンツ戦略が求められるでしょう。

SNSごとの異なる利用目的

InstagramとTikTokでは、ユーザーの利用目的に明確な違いが見られます。Instagramは日常的なコミュニケーションや情報収集のツールとして活用されている一方、TikTokはエンターテイメントやトレンド情報のキャッチアップに重点が置かれています。企業がZ世代向けにコンテンツを発信する際は、こうした利用目的の違いを考慮した戦略立案が重要となるでしょう。

コンテンツの質が重要

Z世代は広告そのものを嫌うわけではなく、コンテンツの質や関連性を重視していることがわかりました。彼らの関心を引く質の高いコンテンツを提供できれば、たとえそれが広告であっても受け入れられる可能性が高いのです。これは従来の「Z世代は広告嫌い」という固定観念を覆す発見と言えるでしょう。

購買意思決定へのSNSの影響

調査レポートでは、Z世代の購買行動におけるSNSの影響についても詳細に分析されています。商品の認知から情報収集、購入決定に至るまでの各段階で、SNSがどのように活用されているかを理解することは、効果的なマーケティング戦略を構築する上で非常に重要な視点となります。

これらの発見は、Z世代をターゲットとする企業のマーケティング担当者にとって、具体的な戦略立案の基盤となる貴重な情報源となるでしょう。各SNSプラットフォームの特性を理解し、Z世代の行動パターンに沿ったコミュニケーション設計を行うことで、より効果的なエンゲージメントを実現することが可能になると考えられます。

株式会社CREAVE 会社概要

社名 株式会社CREAVE
所在地 東京都千代田区平河町2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO
資本金 20百万円
設立 2016年8月23日
代表者 中村真奈
事業内容 SNSコンサルティング事業
クリエイターマーケティング事業
ストックフォト事業

Z世代のSNS利用実態を把握することは、現代のデジタルマーケティングにおいて不可欠な要素となっています。今回の調査レポートは、Z世代がどのようにSNSを活用し、どのような情報に反応するのかを明らかにすることで、企業のマーケティング戦略の最適化に貢献するものとなっています。

特に、InstagramとTikTokというZ世代に人気の高い2つのプラットフォームの利用傾向を詳細に分析したことで、それぞれのSNSの特性に合わせたコンテンツ戦略の立案が可能になります。また、広告に対する意識調査からは、Z世代に効果的にアプローチするための新たな視点も提供されています。

本調査レポートは、Z世代をターゲットとするマーケティング担当者にとって、貴重な情報源となることでしょう。

出典元:株式会社CREAVE  プレスリリース

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