
株式会社ウェブライフ(本社:東京都港区、代表取締役:熊崎隆人、山岡義正)は、コスメ・美容・ヘルスケア業界に特化したShopify構築・運用支援サービス「BiNDec MODEL コスメ(バインド・イーシー・モデル・コスメ)」の提供を開始したことが分かりました。
同社はShopify Premierパートナーとして350以上のShopifyストア構築実績を持ち、その知見と技術力を活かして「MODEL」シリーズを展開していくとのことです。この新サービスでは、コスメ業界特有の「定期購入の継続」「SNSの収益化」「リピート強化」といった販促面の課題から、物流管理や基幹システム連携などバックエンド領域まで含めたEC全体の最適化を支援します。
BiNDec MODEL コスメは、初期段階でのスピーディーな構築はもちろん、運用効率化や事業成長への対応力を備えています。必要な要素を選んで最大のパフォーマンスを実現する、課題に即したビジネスモデル提案型のEC構築を目指しているとのことです。事業のフェーズや目的に応じて、UI/UX設計、アプリ連携、データ活用などを最適な形で組み合わせ、プランニングから実装、運用、改善まで一気通貫でサポートすることが特徴です。
この記事の目次
提供の背景と狙い
「2025年の崖」とも呼ばれる課題が指摘される中、企業のITシステムや業務プロセスの最適化は喫緊の課題となっています(経済産業省「DXレポート」)。このような背景から、「MODEL」シリーズは、業界や課題ごとに最適化されていない構築による非効率や成長機会の逸失を防ぎ、ECをビジネス全体の戦略基盤とすることを目指して設計されました。Shopifyの標準機能に加え、独自開発の「BiNDecアプリ」や外部サービスとの連携を活用し、実装から運用・改善まで包括的な支援を提供するとしています。
経済産業省の「令和5年度 電子商取引に関する市場調査」によると、2023年の物販系EC化率は9.38%でしたが、化粧品・医薬品分野は約8.6%と平均を下回る水準にとどまっています。このような状況を踏まえ、ウェブライフ社はこれまでにも多くの構築実績を持つコスメ・美容・ヘルスケア分野に特化した「BiNDec MODEL コスメ」を、シリーズの第一弾としてリリースしました。
今後は、アパレル・食品・エンタメ・B2Bなど業種別の最適構成に加え、LTV(顧客生涯価値)向上、グローバル展開、ECと実店舗を連携するOMO対応といった課題別テーマにも対応領域を拡大していく予定とのことです。同社はEC構築を単なるシステム導入にとどめず、戦略的な"ビジネスモデル設計"を支援するソリューションとして進化を続けていくとしています。
コスメECの課題を成果に繋がる「設計思想」と「拡張性」で解決
成長途上にあるD2Cコスメブランドが直面しやすい「定期購入が定着しない」「SNSの影響力を売上につなげられない」といった課題。BiNDec MODEL コスメでは、こうした構造的なボトルネックを個別施策ではなく、サブスクリプション(定期購入)・Web接客・ギフト・SNS連携などを含む全体設計で解決するとしています。初期のスモールスタートから、リピートやLTV最大化フェーズまで、成長に応じた柔軟な支援が可能となっています。

コスメ特有の販売スタイルにフィットした機能設計
サブスクリプションやギフト、ノベルティなど、成果に直結しやすい販売手法を最短で導入することができます。キャンペーン施策やブランド体験の具現化にも対応しやすい、柔軟な設計思想が特長となっています。

LTV最大化に直結する"接客型"EC構築
リアルタイムチャットやレビュー機能により、オンライン上でも「伝わる」「相談できる」接客体験を実現しています。安心感と信頼がリピートに直結するコスメ業界において、LTV向上に寄与する設計となっています。

SNSと連携したファン醸成型マーケティング
InstagramやLINEなど、ターゲットとの接点が多いSNSを起点に、UGCや口コミを自然な形でEC導線へ接続する仕組みを提供します。ブランドの世界観を損なわずにファンと売上を同時に育てる仕組みを構築することが可能です。
MODEL コスメの主な機能
・サブスクリプション
期間や回数割引など細かくルール設定できるサブスクリプションでの販売が可能です。
・ポイント/会員ランク
商品購入時に利用したり、会員ランクの条件となるポイントを貯められるシステムを実装できます。
・ギフトオプション
選べるラッピングのオプションや、宛先不要で贈れるe-ギフト(ソーシャルギフト)にも対応しています。
・カスタマーレビュー
商品購入者による信頼性の高いレビューやUGCを収集し、商品ページ等に表示する機能を提供します。
・Webチャット
有人チャットによるリアルタイムなWeb接客のほか、AIの併用でカスタマーサポートを効率化することができます。
・InstagramやLINE連携
ターゲット層のユーザーが多いInstagramやLINEと連携したプロモーション施策を実施できる機能を備えています。
・ノベルティ
購入金額や会員ランクなどの条件によってノベルティを付与し、キャンペーンやリピート促進を強化することが可能です。
その他の詳しい機能については、BiNDec MODEL コスメの公式ページで紹介されているとのことです。
無料導入シミュレーション受付中
現在、BiNDecでは「BiNDec MODEL コスメ」の無料導入シミュレーションを実施しているそうです。事業フェーズに応じた必要機能や構成の診断を通じて、「どこから着手すべきか」「何を選ぶべきか」が明確になるサービスとなっています。
スピーディに成長する導入フロー

BiNDecとは
BiNDecは、Shopifyのプラットフォームを基盤に、独自のノウハウと技術で開発したShopifyアプリを「BiNDecアプリ(バインド・イーシー・アプリ)」としてラインナップしています。ECサイトの構築・運用・改善を体系化することで、導入のリードタイム短縮とメンテナンス負荷の軽減を両立させているとのことです。
現在は、コスメ・アパレル・食品・エンタメ・B2Bなど業種ごとの最適構成を「BiNDec MODEL(バインド・イーシー・モデル)」としてモデル化しています。さらに、LTV最大化支援やグローバル展開、OMO対応など、あらゆるECビジネスにおける共通課題にも対応すべく進化を続けているとのことです。
これまでに350以上のShopifyストアを構築・支援し、単なるサイト制作に留まらない「全体最適型ECソリューション」として、中堅〜大手企業の成長を支援している実績があります。
株式会社ウェブライフについて
株式会社ウェブライフは、前身となる株式会社ウェブライフジャパンの時代にEC-CUBEによるEC構築支援で10年間の実績を重ねた後、2007年よりShopifyによるEC構築をスタートしました。Shopify Plusパートナーとして多くのEC事業者を支援した実績により、2021年にはShopify Plus Partner of the Yearを受賞しています。
2022年には株式会社ウェブライフを新設合併し、独自にShopifyアプリを開発、仕組み化したECソリューション「BiNDec」の提供を開始しました。2023年にはShopify Plus Upgrade Partner of the Yearを受賞し、2025年よりShopify Premierパートナーとなっています。
そのほか、ノーコードCMSの「BiNDup(バインド・アップ)」、ブランドプロデュースやCG・映像制作を担うクリエイティブ事業も展開しています。
このように、株式会社ウェブライフは長年のEC構築支援の経験と実績を活かし、コスメ・美容・ヘルスケア業界に特化したソリューションを提供することで、クライアント企業のDX推進と業績向上を支援しています。「BiNDec MODEL コスメ」は、同社の強みを最大限に発揮した特化型サービスとして、今後の展開が期待されます。
出典元:株式会社ウェブライフ プレスリリース