
PALACETEX株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:宮本雅章)は、石井食品株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長執行役員:石井智康)が展開する新規D2Cブランド「WE VEGETABLE」に対し、事業構想段階から一貫したサポートを提供しています。ブランド開発からECサイト構築・運営、マーケティング、CRM、ロジスティクス設計に至るまで、包括的な支援を行っています。
無添加調理のパイオニアである石井食品は、消費者との直接的な関係構築を目的に従来のBtoBから脱却し、D2Cモデルによる新ブランド立ち上げを決断しました。PALACETEX株式会社は、その専門知識を活かし、企画開発から販売体制構築までを一気通貫で支援するBPaaS(Business Process as a Service)モデルを通じて、同ブランドの早期立ち上げと収益化を目指しています。
この記事の目次
背景
長年にわたり安心・安全な食品づくりを追求してきた石井食品は、現代の消費者ニーズに合わせた新たな挑戦として、D2Cモデルによるブランド立ち上げを決断しました。従来のBtoBビジネスモデルから脱却し、生活者との直接的な関係構築を目的に、企画初期段階からPALACETEX株式会社との協業をスタートしています。
PALACETEX株式会社は、D2C領域における豊富な実績と知見を活かし、企画開発から販売体制構築までを一貫して支援するBPaaS(Business Process as a Service)モデルを導入しています。このアプローチにより、「WE VEGETABLE」ブランドの迅速な市場投入と早期の収益化を実現することを目指しています。
提供サービス内容
PALACETEX株式会社は、以下の領域において、石井食品のD2Cブランド「WE VEGETABLE」を全面的に支援しています。

ブランド戦略設計
ブランドネーミング、パーパス策定、キービジュアル、世界観設計など、情緒的価値を重視したブランディングを支援しています。消費者との感情的なつながりを重視し、石井食品の理念を新しいブランドに反映させる取り組みを行っています。
PR / メディアリレーション設計
市場への浸透率をKPIとした効果的なプロモーション施策を展開しています。新ブランドの認知度向上と市場定着を目指し、戦略的なメディア露出プランを実施しています。
ECサイト / LP構築・運用
ECサイト/LPの構築・デザイン・導線設計から、分析基盤の整備と定期販売モデルの最適化まで実施しています。ユーザー体験を重視したサイト設計により、訪問者の購買意欲を高める工夫を取り入れています。
デジタルマーケティング支援
SNS広告、LINEチャットコマース、インフルエンサー施策など、最短距離でのCV獲得・LTV最大化を目的としたグロース施策を展開しています。さらに、新たなチャネルとしてTikTok Shop運用支援も実施予定です。デジタル空間での効果的な顧客獲得と育成を推進しています。
CRM/リピート設計
LINEと連動したCRM導入支援を行い、カスタマージャーニーに沿った配信設計、継続率向上、LTV最大化に直結する仕組みを構築しています。顧客との長期的な関係構築を通じて、安定的な収益基盤の確立を目指しています。
物流・受注体制設計
製造リードタイム・在庫回転・出荷連携を踏まえた、スモールスタートでありながらも将来的なスケール拡大に対応可能なオペレーション体制を構築しています。効率的かつ柔軟な物流システムにより、成長フェーズに応じた対応力を備えています。
各社のコメント
石井食品株式会社 社長室D2Cチーム 小島様コメント
「本取り組みにより、単なる商品販売に留まらず、消費者との継続的な関係構築を通じて『石井食品らしさ』を新しい形で体現していきたいと考えています。従来の流通チャネルでは得られなかったユーザーの声を起点に、今後の製品改善・ブランド展開に繋げていく所存です。」
PALACETEX株式会社 代表取締役 宮本雅章 のコメント
「本件は、レガシー企業のD2C変革支援として非常に意義ある取り組みです。当社の強みである構想段階からの『事業伴走型支援』を通じて、石井食品様がこれまで培ってきた品質と信頼に、新たなマーケティング価値を掛け合わせ、持続的なブランド成長を支えてまいります。」
石井食品株式会社について
1946年創業の石井食品株式会社は、国内でいち早く「無添加調理」を打ち出し、家庭の健康を支える食品づくりに尽力してきた老舗食品メーカーです。主力製品である「おべんとクン ミートボール」などを通じて、安全・安心・おいしさを追求しています。近年はサステナビリティやフードロスへの取り組みも強化しており、社会的責任を果たす企業活動を展開しています。
石井食品株式会社は、創業以来75年以上にわたり、消費者の健康と安全を第一に考えた製品開発を続けてきました。特に添加物を使用しない調理法へのこだわりは、食の安全に対する意識が高まる現代社会において、多くの消費者から高い評価を受けています。今回のD2Cブランド「WE VEGETABLE」の立ち上げは、そうした同社の理念をデジタル時代に合わせて新たな形で実現する取り組みとなっています。
PALACETEX株式会社について
PALACETEX株式会社は、BPaaS領域において、事業戦略設計から現場オペレーションまでを一気通貫で支援するマーケティングカンパニーです。戦略設計力とデジタル実行力を掛け合わせ、創業初期から上場企業までの幅広いクライアントを支援しています。事業成果にコミットした「売れる仕組み」づくりを提供しています。
2023年6月に設立されたPALACETEX株式会社は、設立間もない企業ながら、D2C領域における高い専門性と実績を持っています。本社を東京都港区に置き、宮崎県宮崎市にもオフィスを構えるなど、全国的な事業展開を進めています。代表取締役の宮本雅章氏は、デジタルマーケティングの専門家として、多くのブランド立ち上げと成長支援に関わってきました。
PALACETEX株式会社の強みは、単なるコンサルティングにとどまらず、実際の事業運営に深く関わる「伴走型」のサポート体制にあります。戦略立案から実行、検証、改善までの一連のプロセスを一貫して支援することで、クライアント企業の成長を加速させています。今回の石井食品との協業も、そうした同社の特長を活かした取り組みの一つです。
D2C(Direct to Consumer)モデルは、メーカーが小売店などの中間業者を介さず、直接消費者に製品を販売する事業形態です。従来の流通チャネルでは得られなかった消費者との直接的なコミュニケーションが可能となり、顧客ニーズを製品開発に素早く反映できる利点があります。近年、多くの企業がこのモデルに注目し、参入していますが、成功には専門的なノウハウが求められます。
石井食品のD2Cブランド「WE VEGETABLE」は、無添加調理の技術を活かした野菜を中心とした商品ラインナップを展開する予定です。健康志向の高まりや、環境に配慮した食生活への関心が高まる中、同ブランドは時代のニーズに応える新たな選択肢として期待されています。PALACETEX株式会社は、ブランドコンセプトの明確化から、ターゲット顧客の設定、マーケティング戦略の策定、ECサイトの構築・運用まで、包括的な支援を行うことで、同ブランドの成功を後押ししています。
両社の協業は、伝統的な食品メーカーがデジタル時代に適応し、新たな成長を遂げるための一つのモデルケースとなりそうです。石井食品の信頼性と品質へのこだわりに、PALACETEX株式会社のデジタルマーケティングの専門性が加わることで、新たな価値創造が期待されています。
会社名:PALACETEX株式会社
設立:2023年6月
所在地:本社 : 東京都港区、宮崎オフィス : 宮崎県宮崎市
代表者:代表取締役 宮本雅章
出典元:PALACETEX株式会社 プレスリリース