セイノーグループの地区宅便とラクスル、「ラクスルDM便」のサービスを関西エリアに拡大 - 印刷から配送までワンストップで提供

セイノーグループの株式会社地区宅便(本社:東京都練馬区、代表取締役社長 河合秀治)とラクスル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:永見世央)が、新配送プラン「ラクスルDM便」の対応エリアを関西エリア(大阪/京都/兵庫/奈良/滋賀)へ拡大したことを発表しました。

「ラクスルDM便」は、一都三県を含む全国へダイレクトメール(DM)を発送するお客様向けに、従来価格より10%のコストダウンを実現した印刷+配送コスト1通56.1円にて印刷から配送までをワンストップで提供するサービスです。セイノーグループの地区宅便が持つ一都三県のラストワンマイル配送網とラクスルの低価格短納期印刷を組み合わせることで、業界最安級の料金設定を実現しています。

「ラクスルDM便」の概要

「ラクスルDM便」は、2025年3月3日に一都三県を含む全国へダイレクトメール(DM)を発送するお客様向けに、従来価格より10%のコストダウンを実現した印刷+配送コスト1通56.1円にて印刷から配送までをワンストップで提供する配送プランとしてサービスが開始されました。

セイノーグループの地区宅便が持つ一都三県におけるラストワンマイルに特化した配送網と、ラクスルの強みである低価格短納期での印刷を組み合わせることにより、業界最安級の料金でサービスを提供することが可能になったとのことです。また、従来は印刷とDM発送代行会社に個別に依頼することで手間がかかっていたDM発注業務の工数削減も実現しているとされています。

サービス開始以降、多くのお客様から寄せられた反響と関西エリアにおける高いニーズを受け、当初予定していたスケジュールを大幅に前倒して関西エリアへのサービス拡大が実現したとされています。なお、一都三県、関西エリア以外のエリアは日本郵便株式会社の提供する「ゆうメール」を活用し、全国に配送されます。

関西エリアへの拡大の背景

国内における物流を取り巻く環境は日々厳しさを増しています。人手不足を背景としたドライバー確保の困難、ラストワンマイル配送の担い手不足、そして昨年30年ぶりに郵便料金が引き上げられるなど、企業の物流コストは増加の一途をたどっている状況です。

地区宅便は、「ポストインサービスで、「届ける」を探求する」というミッションのもと、「「届ける」の輪を広げ、地域社会に新しい利便性と安心を。」を事業ビジョンに掲げ、多くの中小企業の業務効率化やコスト削減に貢献してきました。

昨今の郵便料金の値上げなどにより、お客様からのコスト見直しに対する要望が高まっているとのことです。この状況に応えるため、低価格短納期での印刷が可能なラクスルと一都三県のラストワンマイルに特化した配送網を構築している地区宅便が提携し、従来の郵便サービスを組み合わせた新たな配送プラン「ラクスルDM便」の開発に至ったと発表されています。

今回の関西エリアへの展開により、両社が目指す「地産地消型の配送インフラ」の第一歩が更に強化されることになります。今後は全国の主要都市へと順次対応エリアを拡大していく予定とのことです。

今後、セイノーグループの強固な顧客基盤や営業体制とラクスルのマーケティングやテクノロジーの強みを融合させることで、全国のDM利用ニーズに応える新たな物流の仕組みを構築していくとのことです。両社は、今後もDM配送の仕組みを変え、お客様にご利用いただきやすいサービスを提供することで、よりよい社会インフラの実現に向けて邁進していくと発表しています。

「ラクスルDM便」配送プラン概要

ラクスルと地区宅便が提携し、一都三県と関西エリアを含む全国へダイレクトメール(DM)を発送されるお客様向けに印刷+配送コスト1通56.1円(税抜)~にて印刷から配送までをワンストップで提供する配送プランとなっています。

ラクスル株式会社について

ラクスルは、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンのもと、「End-to-Endで中小企業の経営課題を解決するテクノロジープラットフォーム」を目指し、事業運営をしています。従来の「モノ」を中心とした事業領域にとどまらず、企業経営における「ヒト・モノ・カネ」すべての管理領域でのサービス提供を通じて、日本企業の約99.7%を占める中小企業の包括的な経営課題解決を実現していくとされています。

株式会社地区宅便について

東京都練馬区に本社を構え、東京都・埼玉県・千葉県・北海道にも拠点を持つ老舗のメール便・ポスティングサービス会社です。同社は「Green物流」を理念に掲げ、地域密着型の物流サービスを展開し、環境に優しい配送手法の実現に取り組んでいます。長年にわたるメール便配送のノウハウと、徒歩や自転車など環境負荷の低い輸送手段を活用したサービスで、持続可能な配送ネットワークを築いてきました。

今回の「ラクスルDM便」の関西エリア拡大は、物流コスト増加が課題となる中で、お客様のコスト削減ニーズに応えるための重要な一歩となります。セイノーグループの地区宅便とラクスルの強みを融合させた本サービスにより、DM発送の効率化とコスト削減が実現し、多くの企業のマーケティング活動を支援することが期待されています。

両社は今後も業務工数やコストの削減につながるサービスの提供を通して、より円滑な事業運営ができる環境づくりに貢献していくとのことです。また、全国の主要都市への順次展開も予定されており、更なるサービス拡充が期待されています。

出典元:株式会社地区宅便 プレスリリース

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