家具・家電の購入後悔が3人に1人、使い勝手が最も大きな理由

株式会社クラス(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:久保 裕丈)は、インテリアの循環型エコシステムの構築を目指しており、2023年から定期的に「家具・家電に関するアンケート」を実施しています。この調査は、サービスを提供している地域(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・京都府・兵庫県)に住む18歳から49歳の男女1,000名を対象に行われました。

2025年には物価の高騰が続く見込みがあり、家具や家電の購入に対して後悔したことがある人は全体の29.6%に達しました。最も多かった理由は「使い勝手が悪かった」が41.6%を占めています。

(CLASサービスサイト:https://clas.style/

ダイジェスト

・40代男性は49.3%が家具・家電購入で後悔

・後悔した家具はソファ、家電はスマートフォン・パソコン周辺機器が最上位

・4割以上が「使い勝手が悪かった」と回答

調査結果

3人に1人が家具や家電を買って後悔した経験

総務省統計局によると、2025年3月21日に発表された消費者物価指数(CPI、2020年=100)では、家庭用耐久財の前年同月比が2025年2月に5.4%上昇し、1月の3.9%からさらに加速しています(*1)。今後この上昇が続くと予測されています。

(*1)出典:総務省統計局「消費者物価指数(CPI)結果」


このような背景の中、新生活を迎える春には家具や家電を新たに購入する方が多いことが予想されますが、実際に29.6%がその購入後に後悔したことがあるとの結果が出ています。

男性の方が家具・家電購入による後悔が目立つ

家具や家電を購入し後悔した経験について、性別で見ると男性は33.6%、女性は25.6%となり、男性の割合が高いことが浮き彫りになりました。

特に、40代男性では49.3%が後悔した経験がある一方、10代女性はわずか5%という結果で、女性は比較的満足な購入ができていると考えられます。

後悔した家具と家電の内訳

後悔を感じた方に、CLASが取り扱う商品カテゴリーから選んでもらった結果、昨年と同様に家具ではソファが最も後悔が多く、家電ではスマートフォンやパソコンの周辺機器、掃除機、美容家電が上位を占めました。

後悔した家具のランキング

後悔した家具のトップはソファが24.3%、次いでベッドが14.9%、チェアとデスクがそれぞれ10.1%となりました。ソファはサイズが大きく、部屋の雰囲気を大きく左右するため、購入後に自宅で試すことが重要です。

後悔した家電の状況

後悔した家電の中で最も多かったのはスマホ・パソコン周辺機器が17.2%、次いで掃除機が12.8%、美容家電が10.5%となりました。頻繁にモデルが変わる商品が多いため、購入前に実物を試してみて、自分にとって必要なタイミングを見極めることが後悔を減少させる要因になるでしょう。

購入後の後悔理由

家具・家電を買って後悔したという方にその理由を問うたところ、以下のような結果が出ました:

1位 使い勝手が悪かった(41.6%)

2位 買ったけれども使用しなかった(17.9%)

3位 初期不良(すぐに壊れた等)(17.2%)

この結果からも、購入後に使用しないことが多い様子がうかがえます。

また、「購入前のイメージと異なった(13.2%)」や「サイズが合わなかった(考えていたより大きかった等)(11.2%)」といった理由を挙げる方も一定数存在しています。

調査概要

調査期間:2025年2月15日(土)

調査方法:インターネット調査(調査機関:Freeasy)

調査地域:CLASサービス提供地域(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・京都府・兵庫県)

対象:18~49歳の男女

サンプル数:1,000人

出典元:株式会社クラス プレスリリース

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