
株式会社comvey(コンベイ、本社:東京都中央区、代表取締役:梶田伸吾)が、株式会社LEMONADE(本社:東京都渋谷区、代表:大和 梓)が運営する「Sea Room lynn」公式オンラインストアにおいて、郵便ポストから返却できるリユース梱包「シェアバッグ®︎」とそのオペレーションシステムの導入を発表しました。この新サービスは、利用者が梱包の煩わしさを軽減し、配送時の梱包ゴミを最小限に抑えることを目的としており、ダンボールの回収や廃棄時に生じるCO2排出量を85%以上削減することで、脱炭素化を促進します。
この記事の目次
「Sea Room lynn」公式オンラインストアでシェアバッグの選択が可能に
消費者は商品詳細ページの「梱包方法」項目でシェアバッグを選ぶことができ、「Sea Room lynn」の商品はその選択によってシェアバッグで発送されます。この選択をした消費者は、ゴミやCO2排出の削減に寄与し、さらに梱包に関するストレスを軽減し、クーポンなどの特典を受けることができます。
※:梱包ストレス・・・過剰な梱包、荷物の嵩張り、解体や廃棄の煩わしさ、環境への罪悪感など、EC購入後に消費者が抱える梱包に関するストレスを指します。

導入ブランド「Sea Room lynn」について

ブランドの理念は「海と都会が好きな“凛”とした女性のためのライフスタイルブランド」です。“凛”とした女性たちに向けて、リゾート感を保ちながらも、ビーチや街中でも快適に着用できる絶妙なスタイルを提案しています。
導入の背景 株式会社LEMONADE様からのコメント
倉庫運営課 森川様
Sea Room lynnはこれまで環境に配慮した素材や商品を提供してきましたが、時には企業側の自己満足に過ぎないと感じることもありました。「環境に配慮した素材や商品」というメッセージが消費者に届かなければ、本当の価値に気づかれない場合もあるからです。
そうした中でcomveyの「シェアバッグ」を知り、消費者が自らサステナブルな活動に参加しつつ、梱包に関するストレスを軽減できる点に非常に魅力を感じました。また、弊社の企業理念「人が美しく、幸福に暮らせるライフスタイルを実現する社会を創る」というビジョンと、comveyの「美しい物流をつくる」という目的がつながる部分があり、導入を決定しました。お客様と共に環境に配慮した取り組みができることこそ、真の理想であると考えています。
私たちSea Room lynnも引き続き環境への取り組みを進め、顧客が幸福に暮らせるライフスタイル実現に貢献します。
「シェアバッグ®︎」サービスの概要
バッグを折りたたんで、ポストに返却するシステム
comveyのシステムが導入されたECサイトでは、消費者は通常のダンボール梱包ではなく、シェアバッグを選択できます。受け取ったシェアバッグは、ポストに投函するだけで簡単に返却可能です。返却が確認されると、消費者はクーポンを得ます。返却されたバッグはクリーニングと修繕を行った後、再度EC事業者に提供されます。

シェアバッグによるCO2削減効果
従来のダンボール梱包に比べ、comveyのシェアバッグを使用することで、10回の配送で85%以上のCO2排出を削減できます。さらに、50回〜100回程度のリユースが可能で、使用制限に達した場合は、提携企業と共にバッグ素材の95%以上を水平リサイクルし、再びシェアバッグの材料として利用します。

新色「オフホワイト」のシェアバッグ展開開始
2025年2月より、新色オフホワイトのシェアバッグの提供が開始される予定です。「Sea Room lynn」では主にオフホワイトのシェアバッグで商品を配送する計画です。

comveyのビジョン
未来の地球や人間の生活を守るために、私たちの果たすべき役割は明確です。それは、次世代に必要とされる文化を少しずつ築き上げていくことです。comveyは「美しい物流をつくる」というミッションのもと、物流の概念を再定義し、様々なステークホルダーと協力して「これからのEC社会に適合した新しい物流システム」を構築していきます。
出典元:株式会社comvey プレスリリース