株式会社Smashが新たな対話型チャットページを発表 インフルエンサー連携の購買体験を実現

株式会社Smash(本社:東京都渋谷区、代表取締役 CEO 佐野 敏哉、以下「同社」)は、インフルエンサーやVTuberとの連携が可能な新しいシームレスな会話型チャットページ(以下「CP」)を提供しています。

開発の背景・目的

新規顧客の獲得戦略として長らくランディングページ(LP)が利用されていましたが、この形式は情報が詰め込まれすぎていて、ユーザーが離脱するリスクがあります。また、個別の顧客ニーズに合わせたパーソナライズが難しいため、コンバージョン率の改善が課題とされていました。同社はこの課題を踏まえ、見込み顧客との対話形式での個別対応が可能な「CP」を開発し、直感的で効果的な購入体験を実現することを目指しています。

CP(チャットページ)の特徴

CP(チャットページ)は、従来のLPに代わる新たな購買体験を提供します。このチャットベースのインターフェースでは、ユーザーの属性やニーズに応じた情報を対話形式で提示する仕組みを採用しています。その結果、ユーザーは長いLPをスクロールすることなく、効率的に必要な情報を得ることができ、簡単な対話の中で商品情報を入力し、スムーズな購入が可能です。企業側も、離脱発生ポイントや注目情報を把握し、詳細な分析と改善を行えます。

また、従来のLPでは収集が困難だったデータ(アンケートなど)も、CPを通じて効率的に集めることができます。ユーザーが対話の中で自然に必要な情報を提供するため、データの質を確保しつつ購入体験を向上させることが可能です。

CP(チャットページ)は特許出願中です。

サービスの独自性・活用方法

CPはインフルエンサーやVTuberとの連携機能も備えており、ライブコマースイベントなどから流入したユーザーにも一貫したブランド体験を提供します。たとえば、インスタライブやYouTubeライブで製品が紹介された後、ユーザーがCPにアクセスする際には、その流入元に基づいてアイコンや会話のトーンが自動調整され、親しみやすさが実現されます。さらに、複数のインフルエンサーへの対応も可能で、各流入元を自動識別しながら、1つのボットが異なるインフルエンサーのアイコンや話し方を切り替えることができます。この機能により、プロモーションの一貫性を保ちながら、パーソナライズされた体験が提供されるのです。

インフルエンサーと独立したボットを実装するオプションも選択可能です。

図1. ライブコマースからのシームレスな購買体験
図2. 自動で流入元に応じた会話の実施が可能

さらに、CPはクライアント企業のオウンドサイト内でも利用可能です。独自のURLを設定することで、企業のサイト内でダイレクトにプロモーションを行えるため、外部のサイトと連携せずに独自のプロモーション活動を円滑に実施できます。

また、顧客のステータスやボットへの回答内容、回答速度に基づいて、会話の流れを動的に調整することも可能です。顧客が入力した情報は一定期間ボットに記憶され、次回訪問時にそれが考慮されるため、より個別化された体験が実現します。これにより、ユーザーは前回の対話を覚えられていると感じ、安心して購入へ進むことができます。

その他にも、CPは高いメンテナンス性とデザインの柔軟性を持ち、チャットのデザインを簡単にカスタマイズしたり、動画などのコンテンツをスムーズに導入できるため、魅力的なページを迅速に制作し、効果的なプロモーションを展開できます。

出典元: 株式会社Smash プレスリリース

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