2024年の食品通販利用実態調査 SNSが購買の決め手に、誕生日が利用イベントのトップに

日本最大の取り寄せ情報サイト「おとりよせネット」を運営するアイランド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:粟飯原理咲)が、食品通販に関するアンケート調査を実施しました。この調査では、食品通販の利用理由や関連イベント、SNSを介した購入状況についての知見を提供しています。なお、本リリースは食品通販の経験者からの回答をもとにしており、一部には2019年と2024年の比較データが含まれています。

調査結果 サマリー

<2019年・2024年の比較データ>

・食品通販の利用頻度は、2019年、2024年ともに「1か月に1回以上」または「3か月に1回以上」が約30%を占めています。

・食品通販において優先的に利用するイベントは、「自分・家族の誕生日」が2019年と2024年で共にトップとなりました。

・食品通販を利用する理由や状況については、「自分へのご褒美」が2019年から10ポイント増加しています。

・商品の認知において、「SNS」の影響力は2019年比で10ポイント上昇しました。

<2024年の結果データ>

・食品通販を始めるきっかけとして最も多かったのは「Instagram」で、47%に達しました。

・SNSを通じた購入において、決め手となったのは「商品の画像」で73%という高い評価を受けています。

調査結果

(1)食品通販の頻度(2019年・2024年の比較データ)

食品通販の頻度について、2019年と2024年で比較すると、「1か月に1回以上」または「3か月に1回以上」の利用者は約30%でしたが、2024年には「1年に一回以上」の割合が6ポイント増加しました。この傾向には、最近の節約志向が影響していると考えられ、定期的な購入ではなく「時折の特別な楽しみを求める傾向」が見受けられます。

(2)食品通販を利用するイベントや記念日(2019年・2024年の比較データ)

食品通販を目的としたイベントでは、2019年も2024年も「自分・家族の誕生日」が第1位で、2024年にはその割合が40%に達しています。そのほか、お正月や歳暮、クリスマスなどのイベントも続き、年末年始における食品通販の需要も明確に示されています。

(3)食品通販を行う理由やシチュエーション(2019年・2024年の比較データ)

2024年の結果によれば、食品通販を利用する主な理由は「自分へのご褒美」が60%を占め、次いで「家族や友人への贈り物」、「普段使い」が続きます。2019年と比較して「自分へのご褒美」が10ポイント増加しており、コロナ禍以降に特別感や癒やしを求める消費傾向が高まっていると考えられます。

(4)食品通販を知ったきっかけ(2019年・2024年の比較データ)

食品通販商品への認知に関して、2019年比で「SNS」の重要性が10ポイント上昇しました。SNSの影響力はますます高まっていることが明らかです。

(5)食品のお取り寄せを促進したSNS(2024年データのみ)

2024年の調査によると、食品通販を始めるきっかけとして「Instagram」が47%で最も多く、次いで「X」が43%、「YouTube」が26%となりました。


(6)SNSの投稿をきっかけに食品通販を行った理由(2024年データのみ)

SNSの投稿が食品通販に与えた影響について、最も多い理由は「商品の画像が美味しそうだった」で73%、次に「口コミなどが高評価」で、さらに「動画での紹介が分かりやすい」が36%という結果になりました。これらから、視覚的なコンテンツが購買意欲を刺激することが示されています。

出典元:アイランド株式会社のプレスリリース

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