株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下「博報堂」)は、顧客との中長期的な関係を構築し、LTV(顧客生涯価値)の最大化を目指すため、新たにロイヤルティプログラム業務支援の専門横断チーム「HAKUHODO LOYALTY WOW」を設立しました。

■情緒的なつながりを重視するロイヤルティプログラムの推進
近年、企業やブランドは、人口減少や市場の飽和、情報過多に直面し、顧客との深いつながりを築くためのロイヤルティプログラムのニーズが高まっています。これまでのポイント還元型のプログラムは数多く存在する中、特に「ポイ活」のトレンドによって、顧客は「還元」や「お得感」に重点を置く傾向が見受けられます。しかし、経済的なつながりのみに依存するアプローチでは、他ブランドとの差別化が難しいのも事実です。
この課題を踏まえ、博報堂では、経済的価値に加え、企業やブランドへの共感や愛着を大切にし、ロイヤルティプログラムを「ブランド体験のトリガー」として活用することにしました。「HAKUHODO LOYALTY WOW」は、各ブランドの特色を反映しつつ、顧客にとって価値ある体験を提供するため、購買活動のみならず、製品利用時や日常生活での特典やコンテンツ、コミュニケーションを通じた実現を目指します。
<「HAKUHODO LOYALTY WOW」の特長>
○クリエイティブ専門チームによるロイヤルティプログラムの導入・刷新支援
この専門チームは、博報堂DYグループの多様な専門家が一丸となり、ロイヤルティプログラムの戦略、設計、開発、運用を支援します。チームには、ブランドクリエイティブやアクティベーションに実績のあるクリエイターが参加し、設計やシステム開発の品質を確保しつつ、顧客がロイヤルティプログラムに積極的に参加し、感情を引き出す体験を通じて“ブランドラブ”を育むことを目指します。

○「ブランドらしさ」を反映した一貫した構築
顧客が企業やブランドと感情的に結びつくためには、ロイヤルティプログラム独自のコンセプトと体験設計が不可欠です。博報堂DYグループがこれまで手掛けてきた経営や商品、マーケティングなどの豊かな経験を生かし、ロイヤルティプログラムが戦略策定から制度設計、システム開発、運用まで一貫したブランド体験を提供します。

「HAKUHODO LOYALTY WOW」は、企業と顧客との中長期的エンゲージメントを促進し、LTVの向上を目指しています。「ポイントラブをブランドラブに」というコンセプトのもと、経済的な価値と情緒的な結びつきを融合させたロイヤルティプログラムを展開し、様々な知識やノウハウ、ソリューションサービスを通じて企業活動の支援に努めてまいります。
出典元: 博報堂プレスリリース