昨今、WEB広告を企業のマーケティング戦略として取り入れているケースは珍しくありません。そのような中で、ユーザー動向の把握やCV低下を課題に感じられているマーケティング担当者も多いのではないでしょうか。

そこで今回、株式会社リンクアンドパートナーズは、SNSを1日2時間以上利用している20〜50代の方を対象に「WEB広告に対する意識調査」を実施しました。

ユーザーがついつい見てしまうWEB広告にはどのような要素が含まれているのか、今後、WEB広告に対してどのような改善を望んでいるのかを理解することで、広告出稿における戦略も立てやすくなることでしょう。

出典元:https://www.prizma-link.com/whitepaper/form/whitepaper39


・日常生活でのWEB広告への印象:なんと51.7%が「ポジティブ」と回答

「Q1:日常生活で表示される、WEB広告にたいして、どのような印象を持ちますか?」と質問したところ、「ポジティブ」が16.9%、「どちらかというとポジティブ」が34.8%、「どちらかというとネガティブ」が20.3%、「ネガティブ」が10.9%、「わからない/興味がない」が17.1%という回答になりました。


・WEB広告にポジティブな印象を持つ理由:第1位「新商品やサービスの発見ができるため」

Q1で「ポジティブ」「どちらかというとポジティブ」と回答した方々に、「Q2-1:WEB広告に対してポジティブな印象をもつ理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、上位から「新商品やサービスの発見ができるため」が58.2%、「自身の趣味や興味にあう広告がくると嬉しいため」が49.1%、「目を引く画像や動画、面白い内容の広告は見ていて楽しいため」が39.2%という結果になりました。


・つい見てしまうWEB広告の要素とは

「Q5:ついつい見てしまうWEB広告に含まれる要素について教えてください(複数回答可)」と質問したところ、上位から「特典やキャンペーン情報」が43.5%、「面白いキャッチコピー」が40.8%、「有名人やインフルエンサー」が36.0%という回答になりました。


・SNSユーザーの約半数が自分の興味関心にある広告であれば「必要」と回答。

「Q9:自分の興味関心にある広告であれば必要だと思いますか?」では、「必要だと思う」が45.9%、「必要ではない」が26.1%、「どちらでもない」が28.0%という回答になりました。


・まとめ

今回、株式会社リンクアンドパートナーズは、SNSを1日2時間以上利用している20〜50代の方を対象に「WEB広告に対する意識調査」を実施しました。

調査結果によると、日常生活におけるWEB広告への印象は大きく分けてポジティブなものであることが明らかになりました。具体的には、「ポジティブ」と「どちらかというとポジティブ」の合計で51.7%の人が肯定的な印象を持っています。ポジティブな印象の主な理由として、「新商品やサービスの発見」が58.2%で最も多く挙げられ、その他に「自身の趣味や興味に合う広告がくると嬉しい」が49.1%、「目を引く画像や動画、面白い内容の広告は見ていて楽しい」という理由が39.2%で続きました。

また、消費者が特に注目するWEB広告の要素としては、「特典やキャンペーン情報」「面白いキャッチコピー」「有名人やインフルエンサー」が上位を占めています。自分の興味関心に合う広告に対しては、45.9%の人がその必要性を感じていることが分かりました。

以上より、WEB広告が現代社会において消費者にとって重要な情報源の一つであり、彼らの生活や消費行動に大きな影響を与えていることを示しています。特に「新商品やサービスの発見」がポジティブな印象の最大の理由であることは、消費者が常に新鮮な情報やトレンドを求めていることの証明です。また、個々の趣味や関心にマッチした広告が好まれる傾向は、広告戦略の重要性を強調しているといえるでしょう。

WEB広告の魅力的な要素に関する消費者の反応からは、広告の内容やデザイン、そして提供される価値が、彼らの注意を引きつける上で決定的な役割を果たしていることがわかります。これは、単に製品やサービスを宣伝するだけでなく、消費者の心を掴むクリエイティブなアプローチが今後の広告戦略においてさらに重要になることを示唆しています。

効果的なWEB広告戦略は、ただ情報を伝えるだけではなく、消費者の生活に価値を加え、最終的にはブランドの認知度と好感度を向上させることにつながるかもしれません。

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