株式会社オークファン(本社:東京都品川区、代表取締役:武永修一、以下「オークファン」)が運営するふるさと納税のやり方やキャンペーン情報をまとめたメディア「ふるさと納税お得ガイド」ではこの度、ふるさと納税の利用時期や利用者の年齢層、雇用形態、利用しているサイトなど、ふるさと納税に関するアンケート調査を実施しました。

  • アンケート結果

ふるさと納税とは、自治体へ寄附した金額が所得税・住民税から控除される制度です。

ふるさと納税の寄附金限度額が1月〜12月の年収で計算されることから、ふるさと納税利用者は年収を計算しやすい年末に利用する傾向にあると言われています。

そこで今回ふるさと納税の利用経験者300名を対象にアンケートを行い、その実態を調査しました。

調査結果 https://aucfan.com/furusato/questionnaire-2023/
出典元https://aucfan.com/furusato/recommendation-ranking/
集計期間2023/09/26〜2023/09/27
対象ふるさと納税の利用経験者 300名

■ふるさと納税に関する調査のアンケート回答者

今回のアンケートでは30代〜40代の回答者が多く、全体の70%以上を占める結果となりました。

また、回答者の雇用形態も調査したところ、会社員の方が全体の65%、パート・アルバイトの方が約24%という結果となりました。

 * 本調査はふるさと納税利用者300名に限定したアンケートです。そのため、データに偏りが生じることや実際の利用率とは異なる可能性があることを、あらかじめご理解いただきますようお願いいたします。

■ふるさと納税サイト別の利用率 ※複数回答あり

ふるさと納税ポータルサイトのうち31サイトの利用率調査をしたところ、『さとふる』と『楽天ふるさと納税』の利用率が高い結果となりました。

総回答数は421件あり、上位2サイトだけで全体の76%以上(322件)を占めています。

次に利用者の多い『ふるなび』『ふるさとチョイス』の利用者は、合わせて78名。

全体の約18%の利用率で、上位4サイトの利用率を合わせると95%以上(400件)という結果になりました。

■現在利用しているふるさと納税サイト

前の質問(■ふるさと納税サイト別の利用率)の結果と同様に、『さとふる』と『楽天ふるさと納税』の利用者が多い結果となりました。さとふるの利用経験者は150名中109名(約72%)、楽天ふるさと納税の利用経験者は172名中150名(約87%)が継続して利用しています。

上記の結果から、複数のふるさと納税サイトを、利用経験を経て『さとふる』『楽天ふるさと納税』に戻る利用者が多いことがわかります。

■ふるさと納税サイトの選定理由 ※現在利用しているサイトを選んだ理由を回答

ふるさと納税サイトを選ぶ基準では「たまるポイント」を重視する利用者が多いことが分かりました。

返礼品のほとんどが数千円〜数万円するため、ふるさと納税をすればまとまったポイントが得られます。

前の質問の結果では『楽天ふるさと納税』の利用者が多かったことから、ふるさと納税で楽天ポイントをためている利用者が多いと考えられます。

「自治体の選択肢が多い」の回答者は3名でした。この結果からは、ふるさと納税の本来の目的である「自治体への寄付」の重要度は低く、ポイントや控除など「寄附者のメリット」が優先されていることも予想できます。

■ふるさと納税の利用時期

ふるさと納税の利用時期は、年末にかけて増加している傾向にあります。

雇用形態の違いによる利用時期への影響は少なく、ほとんどの利用者が、年収計算がしやすい年末にふるさと納税をしています。

また、当アンケートをとった2023年度はふるさと納税の制度変更による影響もあり、9月までにふるさと納税をする人が多い結果となりました。

以下では、2023年10月より変更される制度の認知度調査もおこなっています。

■2023年10月ふるさと納税の制度に関する認知度

ふるさと納税の制度変更について、169名が『知らない』と回答し、知っていると回答した利用者は131名でした。

(集計期間:2023/09/26〜2023/09/27)

前の質問(■ふるさと納税の利用時期)で最も多かった回答が『9月』であることから、制度変更がふるさと納税の利用時期に影響を与えていることが分かりました。

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