otalabでは、47都道府県在住の10代~60代1,000人を対象に「SNS疲れに関する実態調査」を行いました。

調査結果は以下の通りです。

  • 調査サマリー

・10代~60代の7割以上がSNS疲れを経験している
・最も疲れを感じることが多いSNSは『X(旧Twitter)』
・SNS疲れの原因として最も多いのは『知りたくない情報まで知ってしまう』次いで『他人と比較してしまう』
・SNS疲れをした際に、SNSデトックスなどの対処を行ったことがある人は『約7割』
・SNS疲れに対する対処として最も行っている人が多かったのは『アプリを開かない』
・SNS疲れに対してSNSデトックスなどの対処を行った人の中で、効果を感じた人は『約8割』

  • 10代~60代の7割以上がSNS疲れを経験している

まず最初に、どれぐらいの人々がSNS疲れを感じているのかを知るべく、「SNS疲れをしたことがありますか?」という質問を行った。

回答を見てみると、『7割以上の人がSNS疲れを経験したことがある』という結果が明らかになった。

SNSの発達により便利な世の中となっている一方で、そんなSNSによって疲れを感じている人も非常に多いという現状が見受けられた。

  • 最も疲れを感じることが多いSNSは『X(旧Twitter)』

続いて、「どのSNSで疲れを感じることが多いですか?」という質問を行った。

結果を見てみると、最も多かったのは『X(旧Twitter)』、次いで『LINE』という結果となった。

最も多い結果となった『X(旧Twitter)』は利用者が非常に多く、そのたくさんの利用者が常に自分の好きなように呟いているため、目に入る情報量がかなり多いSNSである。

自分とは違う意見を見て考えすぎてしまったり、他人の完璧な生活を見て自分と比べてしまったり…と、目に入る情報が多すぎることで色々なことを考えすぎてしまい、疲れを感じやすいのではないかと考えられた。

  • SNS疲れの原因として最も多いのは『知りたくない情報まで知ってしまう』次いで『他人と比較してしまう』

では、人々は一体どのようなSNS疲れを感じているのだろうか。

真相を知るべく質問を行ったところ、SNS疲れの内容として最も多かったのは『知りたくない情報まで知ってしまう』、次いで『他人と比較してしまう』という結果となった。

『知りたくない情報まで知ってしまう』というのが1位となっていることからも分かるように、SNSでは毎日真偽の分からない大量の情報が出回っており、様々な情報が目に入ってくる。

もちろん良い情報や有益な情報もあるから人々は利用しているわけだが、中にはマイナスな情報や不安を煽るような情報も少なくない。

そんな中で自分自身が情報の取捨選択をしていかないと、どんどんSNS疲れが加速していってしまう危険性があるのではないかと考えられた。

  • SNS疲れをした際に、SNSデトックスなどの対処を行ったことがある人は『約7割』

続いて、SNS疲れを感じた時に人々が何かしらの対処を行っているのかどうかを知るべく、『SNS疲れに対して何か対処(SNSデトックスなど)をしたことはありますか?』という質問を行った。

結果を見てみると、SNS疲れに対して『約7割』の人がSNSデトックスなどの何かしらの対処を行ったことがあると分かった。

SNS疲れは気が付いたら感じてしまっているものではあると思うが、少しでも改善しようと対処を行っている人が多いことが見受けられた。

自身がSNS疲れをしていると気付いた時には、少しでもSNSデトックスのようなことを行い、SNSに捉われない日を過ごしてみるのも大切なのかもしれない。

  • SNS疲れに対する対処として最も行っている人が多かったことは『アプリを開かない』

では、人々は一体どのような方法でSNS疲れへの対処を行っているのだろうか。

真相を知るべく調査を行ったところ、SNS疲れへの対処法の1位は『アプリを開かない』、2位は『通知をオフにする』であった。

上位にはSNSと距離を置くような方法が多く選ばれており、やはりSNSデトックスをしてSNSから離れる時間を作ることが大切であることが見受けられた。

また、その他の意見としては『SNSを家族にしか教えないようにする』や『見たくないアカウントはミュートやブロックをする』などが挙げられた。

  • SNS疲れに対してSNSデトックスなどの対処を行った人の中で、効果を感じた人は『約8割』

最後に、SNS疲れへの対処を行ったことがある人を対象に「SNS疲れに対する対処(SNSデトックスなど)を行った際に効果はありましたか?」という質問を行った。

回答を見てみると、『約8割の人がSNS疲れへの対処(SNSデトックスなど)に効果を感じている』ことが明らかになった。

やはり少しでもSNSから離れるようにする日を作ったり、SNSを気にしないように工夫したりすることで、疲れは軽減されることが多いようだ。

また、『いいえ』と回答した人の中には「結局気になってSNSを見てしまう」や「つい癖で開いてしまう」などの意見があり、SNSが日常の1部となっていることでなかなか対処ができないといった様子も見受けられた。

  • 調査概要

・調査期間:2023年月8月10日~2023年8月16日
・調査機関:株式会社アップデイト(自社調査)
・調査対象:47都道府県在住の10~60代男女
・有効回答数:1,000
・調査方法:インターネット調査
・出典元:otalab調べ(https://otalab.net/press_snstsukare/

合わせて読みたい

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ