アイブリッジ株式会社が展開するセルフ型アンケートツール“Freeasy(フリージー)”では、約1,300万人のモニター会員を活用し、「ChatGPTの利用実態調査-利用状況とマーケティング業務での期待-」を実施いたしました。
調査対象:マーケティング業務に従事、従業員数100人以上の企業に在籍、課長以上の役職者、合計446人(スクリーニング25,000人から対象者を抽出)
調査期間:2023年7月19日(水)~22日(土)
Freeasy(フリージー)調べ:https://freeasy24.research-plus.net/

- はじめに
アイブリッジ株式会社は、マーケティング業務に従事していて、従業員数100人以上の企業に在籍している、課長以上の役職者を対象に、「ChatGPTの利用実態調査-利用状況とマーケティング業務での期待-」を実施いたしました。回収期間は2023年7月19日(水)~22日(土)、回答数は446サンプルです。
OpenAI社が2022年11月に公開したChatGPTは、公開2か月で世界のユーザー数が1億人に達するほど急速に拡大し、日本からのトラフィックシェアも多く、米国、インドに次ぎ第3位となりました(2023年4月実施の野村総合研究所の調査結果より)。
マーケティング業務に携わる役職者・管理者のChatGPTの利用実態を把握することにより、マーケティング業務におけるChatGPT活用の将来性を予測するために調査をおこないました。
- ChatGPTの認知度は9割!4人に1人は「よく知っている」
ChatGPTを知っているか聞いたところ、「よく知っている」は28.3%とほぼ4人に1人の割合でした。「まあ知っている」(41.3%)を合算した「知っている」人は、ほぼ7割(69.6%)という結果でした。
また、「あまり知らない」まで含めると9割弱(88.4%)となり、ChatGPTの認知度はとても高いことが分かりました。

- 2人に1人が「期待を上回る結果が多かった」と効果を実感!
ChatGPTを仕事で使ったことがある人に、使用の効果について聞いたところ、「期待を上回ることが多かった」が5割超(52.7%)と2人に1人の割合でした。
「どちらともいえない」もほぼ4割(41.8%)と高い結果でしたが、「期待を下回ることが多かった」という低評価は、5.5%と著しく低い結果でした。
ChatGPTを業務に利用し、ある程度の効果を実感できた人が過半数いたということが分かりました。

- ChatGPTを使いたい業務、1位は「自社商品・サービスのレビュー分析」!
どのようなマーケティング業務で、ChatGPTを使いたいか聞いたところ、「自社商品・サービスのレビュー分析」(42.3%)が最も高く、唯一40ポイントを超えました。2023年7月現在、有料版のプラグインではありますが、期待している人は多いと言えます。
「ニュース記事やブログのまとめ」(35.8%)以下の他のマーケティング業務項目でも、著しい差はないため、マーケティング業務でのChatGPT活用への期待の高さがうかがえます。

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