2022年9月22日、LINEのCRM活用・ソーシャルログインサービス「ソーシャルPLUS」(株式会社ソーシャルPLUS、所在地:東京都文京区、代表取締役:岡田 風早)は、LINEのID連携済みユーザーに対して、APIでリッチメニューの出し分けができる機能をリリースしました。

本機能では、自社会員データベース内のユーザーの属性情報や行動履歴をもとに、APIを利用した個別のリッチメニュー配信が可能となります。
これにより、ソーシャルPLUSをご利用いただくことで、ユーザー単位での配信に必要なID連携から、リッチメニューの作成・配信まで、リッチメニューの個別配信をワンストップで実現できます。

本機能は、LINEを活用したCRM・ソーシャルログインサービス「ソーシャルPLUS」でご利用いただけます。またWebhook URLの設定が不要なため、他のLINE関連ツールとの併用も可能です。

機能リリースの背景

LINE公式アカウントのリッチメニューは、LINEのトーク画面下部に画像とともに表示できるメニューです。
視認性に優れており、リッチメニューからワンタップで「会員証表示」「ID連携」「サービスサイトへの遷移」などのユーザーアクションに繋げることができます。

昨今では、LINEの友だち全員に対して共通のリッチメニューを表示するのではなく、ユーザー毎にリッチメニューを出し分けることで便利なリッチメニューを提供し、そこから自社サービスをもっと利用してもらいたいという企業ニーズが高まっています。

リッチメニューの出し分け例

  • LINEのID連携済ユーザー・非連携ユーザー
  • 会員ランク別:未購入者・初回購入ユーザー・ロイヤルカスタマー

ソーシャルPLUSが提供するメッセージ配信ツール「メッセージマネージャー」では、LINEのID連携済みユーザーのユーザーIDもしくはソーシャルPLUS IDをアップロードすることで特定ユーザーへのリッチメニューの出し分けが可能です。※

さらに、今回の「リッチメニューAPI」リリースにより、自社会員データベース内のユーザーの属性情報や行動履歴をもとに、API利用による個別のリッチメニュー配信が可能となりました。

※リッチメニューの個別配信にはLINEログインの導入・ID連携が必要です。

ソーシャルPLUS「リッチメニューAPI」でできること

ソーシャルPLUS 「リッチメニューAPI」を実行するタイミングで、自社会員データベース内のユーザーの属性情報や行動履歴などのデータにあわせてリッチメニューが配信されます。

これにより会員情報のアップロードというオペレーションの手間が省けることに加え、会員情報とのタイムラグが発生することなくユーザーに最適化されたリッチメニューの配信が可能です。

ソーシャルPLUSの「リッチメニューAPI」で実現するリッチメニュー配信例

  • LINEのID連携が完了したユーザーに、会員証表示ができるLINEログインURLを設定したリッチメニューを配信
  • お試し商品を購入したユーザーに、定期購入申し込みを促すメニューを設置したリッチメニューを配信
  • 会員ランクが上がったタイミングで、ブロンズ会員ユーザーに特別なリッチメニューを配信

導入メリット

  • LINEのID連携からリッチメニューの作成・個別配信までワンストップで実現

自社データを活用したユーザー単位でのセグメント配信やリッチメニューの出し分けにはLINEのID連携が必要です。

ソーシャルPLUSをご利用いただくことで、「LINEログイン」によるID連携※から、「メッセージマネージャー」でのリッチメニューの作成、「リッチメニューAPI」による配信まで、リッチメニューの個別配信をワンストップで実現できます

※LINEのID連携とは、自社サービスのユーザーの会員IDとLINEアカウントを紐付けることです。ID連携を行うと、企業のLINEアカウントの友だちが自社データベース上のどの会員なのかを判別できるようになります。自社データベースの情報をもとにしたセグメント配信やリッチメニューの出し分けにはID連携が必要です。

  • 最小限の開発でリッチメニューの個別配信が可能に

ユーザー単位でリッチメニューを出し分けるには、リッチメニュー作成から配信までMessaging API※による実装・開発が必要です。

ソーシャルPLUSが提供する配信ツール「メッセージマネージャー」では、コードの専門知識を持たないスタッフでもメッセージマネージャー上でAPIリクエストのコード(curl コマンド)を生成できるため、API実行ツール(Postmanなど)で実行する、もしくは生成したコードを開発者へ共有しAPIを実行することで配信が可能です。

出し分け・配信の制御のみを「リッチメニューAPI」で行うため、最小限の開発でリッチメニューの個別配信が実装できます。

※「Messaging API」は、LINE公式アカウントを通じたユーザーとの双方向コミュニケーションを実現する、LINE株式会社が提供するAPI(Application Programming Interface)です。Messaging APIを活用することで、ユーザーへの一方的なメッセージ配信だけでなく、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージを送り分けることができるようになります。さらに、ユーザーの同意のもと、企業の持つ既存のデータベースや自社システムとLINE公式アカウントを連携させることで、顧客管理(CRM)ツールや、業務ソリューションツールとしての利用も可能になります。
(※LINE株式会社では、LINE公式アカウントに紐付いた各企業の顧客データを保持することはありません)

  • Messaging APIの仕様変更にも対応

Messaging APIの仕様変更があった際にも、キャッチアップから追加開発までソーシャルPLUSが対応するため、自社開発に比べてメンテナンスコストを抑えることが可能です。

ソーシャルPLUSのリッチメニューサービスについて詳細はこちら:https://socialplus.jp/line/richmenu

  • ご利用にあたって

本機能は、LINEを活用したCRM・ソーシャルログインサービス「ソーシャルPLUS」でご利用いただけます。またWebhook URLの設定が不要なため、他のLINE関連ツールとの併用も可能です。

ご利用には自社サーバーでの「リッチメニューAPI」の実装が必要となります。

サービス概要のご紹介や実装に関するサポートも可能です。お気軽にお問い合わせください。

◆「リッチメニューAPI」に関するお問合せはこちら:https://socialplus.jp/inquiry/

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