
グローバルECのトータルソリューションプロバイダーであるLingble Pte. Ltd.(本社:シンガポール/CEO: 原田真帆人/以下、Lingble)は、文具・家具メーカーのコクヨ株式会社(本社:大阪府大阪市/社長:黒田英邦/以下、コクヨ)にLingbleのプラットフォームを提供し、コクヨのグローバルECストアを構築し運用のサポートを開始いたしましたので、お知らせいたします。なお、2022年9月5日(月)にオープンしたコクヨのグローバルECストアは、ステーショナリー領域に特化したストアであり、顧客の居住地に合わせてUIが自動でローカライズされるほか、100種類以上の国際決済手段を導入、カスタマーサポートも多言語で対応し、海外のユーザーにシームレスで快適な顧客体験を提供することが可能です。
Lingble社は、グローバルECに関連したテクノロジー、流通およびマーケティングやブランディングなどのソリューションをエンド・ツー・エンドでメーカーやブランドに提供しカスタマーサクセスを実現する、トータルソリューションプロバイダーです。従来の越境ECの多くは、同一ブランドにおいてドメインが異なる複数のECストアがオンライン上に乱立するストア構築がなされていましたが、Lingbleのプラットフォームの導入により、統一された自社ドメインのもと、ECストアにアクセスする全世界のユーザーの居住地に合わせて、自動でローカライズされたUIを表示することが可能となります。グローバルECへの参入を進めるD2Cブランドに伴走し、ブランディングを重視した海外展開を戦略的にサポートしており、すでに、国内外の売上数億から5兆円規模の複数の企業にソリューションを提供した実績を有しております。
■ 導入の背景
コクヨは2021年2月に策定した「長期ビジョンCCC2030」の中で、新規事業の創出と既存事業の領域拡大・バリューアップによる「2030年売上5,000億円」の実現を掲げ、ステーショナリー事業においては、戦略の一つとして海外事業拡大およびEC強化を進めることで商材領域拡張を目指されています。この度の取り組みはその戦略の一環であり、欧米や東南アジアにおける既存の卸販売に加えて、グローバルECストアを通じて新たな顧客接点を構築することを目的とされております。また、海外市場での認知拡大および海外売上の伸張に資する取り組みとして、グローバルECストアの運営を主軸としたD2C事業の展開を進められています。Lingbleは、グローバルECの成功に必要なソリューションをワンストップで提供しており、特にD2Cにおけるブランディングやデジタルマーケティングの実績が多く強みとしていることから、グローバルECストアの成功に伴走するパートナーとして、コクヨに選定いただきました。
■ KOKUYO グローバルECストアについて
コクヨのグローバルECストアは、一部の国を除く世界中から商品を購入することが可能です。海外の顧客の居住地に合わせて、デザインや価格などが自動でローカライズされUIに反映されるほか、100種類以上の国際決済手段から決済方法を選択でき、返品・交換を含めたカスタマーサポートはメールまたはチャットにて多言語(基本対応8言語)で対応、最適な越境配送サービスによって顧客へ商品を届けます。
また、商品ラインナップは海外でも人気の高いコクヨのライフログ手帳「ジブン手帳」を中心に、「ジブン手帳」の付属商品やノートやペンなど文具全般を取り揃えます。日本製手帳は海外市場においてニーズの高い商品ですが、「ジブン手帳」は初心者にも使いやすいよう豊富なコンテンツで設計されており、長期間高頻度でも使用可能な丈夫な作りになっているため、海外のユーザーからも高い支持を得ています。まずは「ジブン手帳」を主力商品としてグローバルECでのD2Cマーケティングを展開し、今後さらに商品を拡充していく予定です。Lingbleは、グローバルECストアの運用およびグローバルマーケティングのサポートを通して、コクヨが進める海外におけるD2C事業の高収益化を引き続き支援してまいります。
Lingbleは、今後もグローバルで蓄積したECのナレッジおよびテクノロジーを活用し、ブランドやメーカーのグローバルEC事業への参入ハードルを下げ、売上拡大に資する包括的なサポートを提供するとともに、ブランドアイデンティティを追求するD2C事業をサポートしてまいります。また、世界中どこにいても生活者がシームレスかつ快適な顧客体験を得られるよう機会の創出に努めます。
■ 導入サイトについて
KOKUYO Official Global Online Store:https://www.kokuyostore.com/
※日本国内からアクセスした場合、国内向けオンラインストアに自動的に転送されます
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