株式会社アクル(本社:東京都港区 代表取締役社長:近藤 修 以下、アクル)は、株式会社イーシーキューブ(本社:大阪府大阪市北区 代表取締役社長:金 陽信 以下、当社)と業務提携し、国内シェアNo.1(※1)EC構築オープンソース EC-CUBEの利用者に限定した、クレジットカード不正検知・認証サービス「ASUKA」特別プランについて、2022年4月25日より提供開始することを発表いたします。

不正検知サービスとは、導入されたECサイトで注文があった際に、クレジットカードの不正利用を事前に検知することで、不正取引によるチャージバックリスクを抑えることができるサービスです。クレジットカード番号の盗用による被害額が、2016年の114.5億から5年で310.1億(※2)と倍増する中、特に転売しやすい商品や高額な商品など、チャージバックが懸念される商品を扱うECサイトを中心に注目を集めています。
クレジットカード不正検知・認証サービス「ASUKA」では、不正利用の可能性が高い対象を自動で検知し、本人確認を行うことから、通常ではカート離脱に繋がる購入時の本人確認ステップの追加を行うことなく、効果的なチャージバック対策を実現できます。
今回の業務提携により、EC-CUBE利用者は「ASUKA」を特別価格で導入することが可能となります。
「ASUKA」のEC-CUBE特別プランのお問い合わせ・資料請求はこちら
https://akuru-inc.com/contact/eccube-asuka.html
(※1)独立行政法人情報処理推進機構「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」による
(※2)一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害額調査」による
- EC-CUBE インテグレートパートナー 株式会社Diezon 代表取締役 正古 明 氏 エンドースコメント
郵便物の転送システムを悪用するなど、不正注文はあの手この手で増えています。ある程度、商品発送前の目視確認の対象を絞ったとしても、注文量の増加に伴い、限界がきてしまう時があります。「ASUKA」のEC-CUBEへの導入に関しては、カード決済画面にメールアドレスをhiddenで表示するだけのカスタマイズで、スピーディに導入できました。運用面においても、中リスクの対象ユーザーに絞って目視確認を行うことも、スキップさせることも自由なため、注文量やクライアントのリソースに合わせた対応が可能です。マイページのカード情報登録を悪用した大量アタックの防止に利用できることも、EC-CUBEをご利用の皆様に知っていただきたいポイントです。この度、EC-CUBE向けに特別料金での提供が始まることは、弊社にとっても、その先のクライアントにとっても大変嬉しいことだと思っております。
- EC-CUBE インテグレートパートナー 株式会社U-Mebius 代表取締役 嶽山 主憲 氏 エンドースコメント
既に「ASUKA」を利用している制作会社として、今回の取り組みを歓迎いたします。「ASUKA」は簡単なJSタグをクレジットカード入力画面のテンプレートに入れるだけで、不正利用リスクのスコアリング機能が自動で立ち上がります。サイト内で不正利用の判定ができることに感動しました。受け取ったリスク判定に応じて、さらに自前のセキュリティ対策の実装も可能という、高いカスタマイズ性も魅力です。また、トークン式のクレジットカード決済であれば、どの決済会社のプラグインにも導入ができる仕組みになっており、その便利さにも非常に驚きました。これまでもチャージバックを避けたいクライアントにはおすすめしていましたが、特別価格での提供とのことで、さらに導入が進むことを期待しております。
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