TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、全社統合型マーケティングプラットフォーム「TIS MARKETING CANVAS」のユニファイドコマース実現に向けサービスラインナップを強化することを発表します。新しい生活様式の広がりで、消費者がモノを買うスタイルは大きく様変わりしています。ネットで商品を予約して店舗での受け取り、店頭で見かけた商品をスマホから注文するなど、オフラインとオンラインの垣根がなくなった今、どの販売チャネルでも顧客一人ひとりを知りつくした良質な顧客サービスの提供が求められています。

TISは、複数の販売チャネルがシームレスに連携した購買のかたち(=ユニファイドコマース)を実現するため、コンサルティングサービスを追加します。さらにオフライン連携を強化するため、グループ会社クオリカ株式会社の小売専門店の業務を支援するトータルソリューション「SpecialtyQubeGrowth」と連携し、「TIS MARKETING CANVAS」のサービスラインナップを強化しました。
「顧客コミュニケーション」「コマース」「データ統合・利活用」の3つの業務観点で再整理することで、アパレル業界をはじめとする実店舗とECを手がける小売専門事業者の課題を解決します。

<3つの業務観点>
・顧客コミュニケーション
お客様との継続したお付き合いを実現するためのコミュニケーション手段を提供し、より良い
CRM活動を実現します。

・コマース
店舗とECとの垣根を無くしたお客様にシームレスな購買体験の提供し、それらを運営する
統合された販売活動を実現します。

・データ統合・利活用
お客様とのコミュニケーション、購買体験の中から生まれるさまざまなデータを取得・分析し、
ベネフィットとして還元する施策を実現します。

ユニファイドコマース全体図(業務観点)

■追加サービスの概要
今回の強化で以下2つのサービスを追加しました。

・ユニファイドコマースコンサルティングサービスの追加
本サービスは、これまでTISが培ってきたデジタルマーケティングの知見をもとに作成したアセスメントシートを、3つの業務観点だけでなく、お客様の経営戦略や業務・組織も含めた以下6つの観点から課題を明確にします。その課題解決に向けて、ビジネス・IT面で専門のコンサルティングチームによる実現性のある計画を策定し、お客様に提案します。さらにその提案をもとにお客様業務への適用やITシステムの実装、その後の運用までをサポートします。

1.【戦略】ビジネスモデルと戦略
2.【業務・組織】ユニファイドコマースを実現するための業務と組織
3.【顧客コミュニケーション】お客様との継続したお付き合い
4.【コマース】シームレスな購買体験
5.【データ統合・利活用】マーケティングデータの分析と活用6.【システム】ユニファイドコマースを支えるシステム

アセスメントシートサンプル

「ユニファイドコマースコンサルティングサービス」の詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.tis.jp/service_solution/ucconsul

・オフライン領域の強化
新型コロナウィルスの影響による店舗の運営が厳しさを増す中、物販系EC市場は大幅な成長を遂げており、今後店舗の役割は変わりつつも、オンライン・ECサイトとの連携・融合が求められています。
ECサイトと店舗でのシームレスな連携を実現するため、小売業を中心に1,000店舗以上の導入・運用実績のあるクオリカ株式会社の小売専門店の業務を支援するトータルソリューション「SpecialtyQubeGrowth」と連携します。「SpecialtyQubeGrowth」で、POS・販売・商品・顧客管理など小売専門店の業務を支援し、オンライン・オフラインの両面でお客様の課題解決を目指します。

「SpecialtyQubeGrowth」の詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.qualica.co.jp/service/distribut/retail/specialtyqube/index.html

■今後について
TISはTISインテックグループ内連携のみならず、さまざまなアライアンスを強めていきデータ利活用領域やマーケティング運用支援領域で拡充を進めることで、ユニファイドコマースの実現を支えるプラットフォームの提供を目指します。

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