
株式会社ハイクリ(本社:東京都中野区、代表取締役:兼松 洋輔)が運営するファッション・アパレル業界向けの在庫管理・需要予測AI SaaS「Vestory(ベストリー)」において、気象庁が提供する気象データ(気温・天候・湿度)との連携機能が開始されたことが発表されました。
この連携により、気象データを需要予測における特徴量として継続的に活用することが可能となり、気温や天候に影響を受けやすいシーズン商品における予測精度の向上が実現されます。
この記事の目次
連携実施の経緯について
アパレル製品の販売動向は気温や天候による影響を大きく受けることから、気象データは需要予測の正確性を決定づける重要な要因となっています。
しかしながら、気象データの提供元が不安定である場合、予測に使用する特徴量が途切れてしまい、シーズン商品に対する需要予測や在庫配分の判断に不確実性をもたらす課題がありました。
気象庁により提供される気象データは、公的機関によって安定的に供給される点に大きな特長があります。今回実施された連携では、気象庁のデータを取り込み元として採用することで、気象データの供給体制を安定化させ、需要予測の精度を低リスクで維持・向上させることを狙いとしています。
連携によって実現される機能について
今回実施された連携により、以下の機能が実現されます。
- 気象データの継続的な供給体制
気象庁により公開されている気温・天候・湿度に関するデータを日次ベースで取り込むことで、公的データソースによって欠測を最小限に抑え、安定的な供給を実現します。
- シーズン商品における予測精度の強化
気象データを需要予測の特徴量として有効活用することで、気温・天候によって需要変動が大きいシーズン商品に関する販売見通しを、より正確に把握することが可能になります。 - 欠品・過剰在庫リスクの抑制に寄与
安定した気象データに基づいた予測を行うことにより、気温や天候の影響を受けやすい商品における欠品や過剰在庫のリスクを軽減します。
これらの機能により、事業者は気温や天候の変動が大きい商品カテゴリーにおいても、より信頼性の高い需要予測に基づいて発注や在庫配分の意思決定を実施できるようになります。

今後の事業展開について
株式会社ハイクリでは、今後も予測精度を支えるデータ基盤の拡充をはじめとして、アパレル・ファッション事業者がVestory(ベストリー)をより効果的に活用できるようにするための機能改善を段階的に進めていく方針とのことです。データがシームレスに接続される環境を構築することで、AIを活用した在庫最適化の価値を最大限に引き出し、アパレル業界全体における在庫課題と収益性の改善に貢献していくとしています。
アパレル在庫管理・需要予測AI「Vestory(ベストリー)」について
Vestory(ベストリー)は、株式会社ハイクリによって提供されている、ファッション・アパレル業界に特化した在庫管理・需要予測AI SaaSです。需要予測AIを活用することで、SKU単位での販売見通しに基づいた発注判断と在庫管理を支援し、在庫運用の最適化と売上向上を推進します。
株式会社ハイクリの会社概要
会社名:株式会社ハイクリ
所在地:東京都中野区中央4丁目4-2ヘリオス6新中野4階
代表者:代表取締役 兼松洋輔
設立:2024年5月
資本金:約2,800万円(資本準備金含む)
事業内容:ファッション業界向けAIサービス事業、AIシステム受託開発事業
出典元:株式会社ハイクリ












