Picaro.AIが任意期間指定のコントリビューション分析機能を提供開始、Amazon運用の意思決定支援を強化

横浜みなとみらいに本社を置く株式会社Picaro.AIは、Amazonのベンダーおよびセラーを対象とした意思決定支援プラットフォーム「Picaro.AI」において、任意の期間を自由に指定してコントリビューション分析を実行できる新たな機能の提供を開始したと発表しました。この機能により、利用者は月次や週次といった固定されたカレンダー期間に縛られることなく、セール開催時期、価格改定実施日、広告施策の変更タイミングなど、具体的な施策の実行時期に応じて分析期間を柔軟に設定し、それぞれの施策が成果にどの程度寄与したかを詳細に分解・評価することが可能になります。

これまでの期間が固定されたレポート形式では、キャンペーンの開始日、価格の変更日、クリエイティブの更新日、在庫が復旧した日など、個々の施策が与えた影響を正確に切り出して検証することが困難であるという課題が存在していました。今回実施された機能の拡張により、開始日と終了日を自由に設定した上での比較分析が実現し、施策の実施前後におけるパフォーマンスの差分をKPI別の寄与度として把握できる環境が整備されました。

今回提供される機能は、売上やROAS(広告費用対効果)の単純な比較にとどまることなく、CTR(クリック率)、CVR(コンバージョン率)、CPC(クリック単価)、ACoS(広告売上高コスト比率)など、複数の指標が最終的な成果に対してどのような影響を与えたのかを分解して可視化できる点が大きな特長となっています。これにより、結果が生じた背景要因まで含めた説明可能な分析が実現され、より再現性の高い意思決定を支援することができます。

Picaro.AIコントリビューション分析画面

想定されるユースケース

セール期間同士の比較分析

プライムデーをはじめとする大型販促イベントなど、異なる時期に開催されるセール期間を同じ条件で抽出して比較することにより、売上規模の差異だけでなく、クリック率、転換率、広告効率など、どの指標が成果を主導したのかを寄与度に基づいて評価することができます。これはイベントの設計および投資配分の最適化において非常に有効な手法となります。

価格改定・割引施策の効果測定

価格を変更した日やクーポン施策を実施した日を基準として前後の期間を設定することで、成果の変化がどのような要因によってもたらされたのかを分解して分析することができます。売上の増減が価格要因によるものなのか、あるいは広告効率や転換率の変化によるものなのかを切り分けて把握することが可能です。

広告構造・運用方針変更の検証

キャンペーン構造の再編成、入札ロジックの変更、ターゲティング調整などの施策について、実施日を起点とした効果検証を行うことができます。テスト的に実施した施策の影響をKPI別に定量的に評価することで、運用改善の再現性を高めることにつながります。

Picaro.AIのプラットフォーム概要

Picaro.AIは、広告を自動的に最適化するツールではなく、Amazonにおけるビジネスの戦略および運用判断の質を向上させるための分析・意思決定支援基盤として位置づけられています。商品データ、広告データ、検索データ、カタログ情報、プロモーション情報など、複数のデータソースを統合し、寄与度分析と因果分解を通じて、現場における判断を構造的に支援する仕組みとなっています。同社は今後も、実務上の意思決定単位で検証できる分析環境の高度化を継続していく方針を示しています。

会社概要

株式会社Picaro.AI
所在地:横浜みなとみらい
事業内容:Amazonベンダー・セラー向けアカウント運用代行及び分析プラットフォームおよび運用支援サービスの提供

出典元:株式会社Picaro.AI

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