
イーベイ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡田雅之)は、2025年12月16日、公認パートナーであるECサイト一元管理システム「ラクーン」(提供会社:株式会社ケイエムティ)が、公式配送サービス「eBay SpeedPAK」との連携を開始したことを発表しました。同社は、世界最大規模のオンライン・マーケットプレイス「eBay(イーベイ)」への出店を通じて、16年以上にわたり日本セラーの越境EC(海外販売)をサポートしています。
この記事の目次
主要ポイント
今回の連携における重要なポイントは以下の通りです。
- 米国関税や物流コスト上昇などを背景として、越境ECにおける「配送」の重要性が一層高まっています。
- eBay SpeedPAKは便利な配送管理ツールとして、日本セラーの越境ECを支える配送手段として需要が拡大してきましたが、既存の出品管理ツールとの併用が業務負担となっていました。
- セラーのニーズに対応し、ラクーンとの連携を開始することで、出品と配送が一気通貫で管理可能となり、日本セラーの越境ECへの参入・継続を後押しします。
今回の連携により、ラクーンを活用するeBayセラーは、出品から受注管理、そしてeBay SpeedPAKによる国際配送までを、単一ツール内で完結させることができるようになります。また、これまでeBay SpeedPAK利用時に必要だった「CPaSS」というツールへの登録や他配送サービスへの併用が不要となり、オペレーションの大幅な効率化が実現されます。

配送の手間を減らし、越境ECをもっと身近に――ラクーン連携の背景
越境ECを取り巻く環境が大きく変化する中で、「配送」は日本セラーにとってますます重要なテーマとなっています。米国関税をはじめとした各国の規制変更や物流コストの上昇により、海外販売を行う上では、確実・迅速・コスト効率の高い配送サービスを選べるかどうかが、日々の運用や売上に直結するようになっています。
こうした状況の中、eBay SpeedPAKは、日本セラーの越境ECを支える配送手段として需要が拡大してきました。しかしながら、eBay SpeedPAKを利用するためには、配送管理用のツール「CPaSS」を経由する必要があり、既に他の出品管理ツールを導入しているセラーにとっては、出品管理と配送管理を別々のツールで使い分ける運用が業務の負担につながり、越境ECへのハードルを上げていました。
この課題に対応するため、eBay SpeedPAKを運営するOrange Connex(以下OC社)では、eBay SpeedPAKを外部のツールとAPIで直接連携できる仕組みを整備しました。これにより、ECサービスプロバイダーはeBay SpeedPAKの配送機能を自社ツールに組み込み、eBayと外部ツールを行き来することなく、出品管理から配送手配までを一連の流れで行える環境づくりが進められてきました。
こうした背景のもと、イーベイ・ジャパンは、ECサイト一元管理システム「ラクーン」とタッグを組み、eBay SpeedPAKとして初となるAPI連携を実現しました。この連携により、ラクーンを利用するセラーは、既存の業務フローを大きく変えることなく、出品・受注管理からeBay SpeedPAKによる国際配送までを単一ツール内で完結できるようになります。
公式配送サービス「eBay SpeedPAK」とは
eBay SpeedPAKは、OC社が開発した多国間配送サービス管理プログラム「SpeedPAK」を、eBayの公式物流サービスとして日本国内の全セラー向けに提供するサービスです。法人個人を問わず1個単位の荷物でもクーリエサービスが利用できます。
eBay SpeedPAKのメリット
- スムーズで簡単な配送管理:登録後すぐに使える仕組みで、eBayプラットフォームを通じた一括管理が可能です。提携配送会社によるドア・ツー・ドアの迅速配送(最短1〜2営業日)が魅力となっています。
- 最大30%のコスト削減が可能(他社大手クーリエとの比較、OC社調べ):OC社は大手クーリエと連携しており、地域外料金や個人宅配送料が免除されます。
- 日本のセラー向けに最適化:日本語でのマンツーマン対応や電話窓口など、手厚いカスタマーサポートを提供しています。eBayセラー保護制度やチャット・メールサポートも充実しています。
今後の展望
米国関税をはじめとした各国の規制変更や物流コストの上昇を背景に、確実・迅速・コスト効率の高い海外配送を実現するためには、マーケットプレイス単体ではなく、出品管理や在庫管理、配送管理などを担う外部ツールとの連携が今後ますます重要となっていきます。ツール連携が進むことで、セラーは新たにシステムを一から導入したり、大きな初期投資を行ったりすることなく、日本で普段利用しているツールや業務フローを活かしたまま海外販売に取り組むことが可能となります。結果として、初期投資やリソース不足といった越境EC市場参入で起こりうる課題を抑えながら、よりスムーズに海外販売へ挑戦できる環境が整っていきます。
イーベイ・ジャパンでは、こうした考え方のもと、信頼性の高いECサービスプロバイダーを公認パートナー(SSP)として認定し、連携する「SSP Program」という取り組みを推進しています。今後も公認パートナー(SSP)との連携を通じて、日本セラーの売上向上と越境ECへの挑戦を継続的にサポートしていく方針です。
eBay Inc.およびイーベイ・ジャパンについて

eBay Inc.(米国NASDAQ上場、ティッカーシンボル:EBAY)は、世界の人々をつなぎ、コミュニティを創出して、すべての人の生活を豊かにするeコマースのリーダーです。同社の革新的な技術は、世界190以上の市場で数百万人のセラー(売り手)とバイヤー(買い手)を支援し、誰もが成長し成功するチャンスを提供しています。1995年に米国カリフォルニア州サンノゼで創業されたeBayは、素晴らしい価値とユニークな品揃えを見つけるための世界最大級かつ最も活気のあるマーケットプレイスの一つです。2024年には約750億ドルの総取引高を実現しました。
イーベイ・ジャパン株式会社
本社所在地:東京都渋谷区
事業内容:eBay Inc.の日本法人として、オンライン・マーケットプレイス「eBay」を通じた日本セラーの「越境EC」支援を行っています。
出典元:イーベイ・ジャパン株式会社 プレスリリース













