
株式会社オトナル(本社:東京都中央区/代表取締役 八木太亮)が、国内主要アプリを網羅し、ポッドキャスト広告のリーチを最大化する音声広告パッケージ「Podcast Ads MAX」の提供を開始したことが発表されました。
このソリューションを活用することで、国内のポッドキャストユーザーに対してプラットフォームを横断した包括的な広告接触を実現し、ポッドキャスト広告の価値と効果を最大限に高めることが可能になるとのことです。
この記事の目次
ポッドキャスト利用の現状
ポッドキャストは、世界的に普及しているインターネットラジオメディアであり、代表的な音声配信方法の一つです。スマートフォンやPCから手軽に様々な番組を「ながら聴き」できる特徴があり、家事や通勤中・運動中など、視覚情報に触れられない時間や場所でも情報収集やエンターテインメントを楽しむ手段として、世界中でユーザー数が増加しています。
ポッドキャストの大きな特徴として、音声コンテンツを様々なプラットフォームで聴くことができる点が挙げられます。ユーザーは自分が日常的に使用している音楽アプリやポッドキャストサービスから、好みの方法で番組を視聴することができます。
米国におけるポッドキャストの広告市場は、2023年に前年比+5%の19.25億ドル(約3,020億円 ※)に達し、2026年には約25.62億ドル(約4,019億円)の市場規模になると予測されています。このようにポッドキャストはデジタルマーケティングにおける新たなメディアとして注目を集めています。
※IAB「U.S. Podcast Advertising Revenue Study(May 2024)」より
※換算為替レート=156.88円(2025年12月10日時点 TTM)
近年では、ポッドキャストを聴くことができるアプリが多様化しており、ユーザーはYouTubeやSpotify、radikoなど様々なプラットフォームを利用しています。

今回オトナルが提供を開始した「Podcast Ads MAX」は、このように多様化する国内のポッドキャストユーザーの様々なリスニング環境をカバーし、網羅的な広告配信を実現するサービスとなっています。
ポッドキャスト広告出稿における従来の課題
これまでのポッドキャスト広告出稿では、プラットフォームごとに個別の出稿・運用管理が必要とされていました。ポッドキャストユーザーが様々な方法で番組を聴いているにもかかわらず、広告配信の仕組みがプラットフォームごとに異なるため、一元管理が困難であり、複数プラットフォームへの出稿が複雑かつ非効率的であるという課題が存在していました。
また、YouTubeやradikoなど、ポッドキャスト広告単体での広告出稿が難しいサービスも存在していたため、ポッドキャストユーザー全体に網羅的なリーチを行うことが難しいという実状がありました。
「Podcast Ads MAX」では、オトナルが広告配信先の窓口を一括で担うことで、国内のポッドキャスト利用実態に即した形での適切な広告配信を実現するとしています。
SpotifyやApple Podcasts、Amazon Musicだけでなく、YouTubeやradiko、その他国内外の音声アプリなど、多様なプラットフォームを組み合わせたマルチ配信を実現することで、単一のアプリや番組に捉われないポッドキャストによるリーチが可能になるとのことです。

「Podcast Ads MAX」の2つの特徴
国内主要アプリを網羅し、ポッドキャスト広告のリーチを最大化する音声広告パッケージ「Podcast Ads MAX」には、以下の2つの主要な特徴があります。
国内最大級のポッドキャスト広告枠&国内主要プラットフォームを網羅した広範なリーチ力
このサービスは、ラジオ局から新聞社、テレビ局、ウェブメディア企業まで、様々なパブリッシャーが参加するポッドキャストアドネットワークをベースとしています。ポッドキャストのデジタルオーディオ広告枠としては月間1.6億枠以上と国内最大規模を誇っています。
また、Spotify(Spotify独占コンテンツ含む)、radiko、YouTube / YouTube Music(ポッドキャストのみ)、Apple Podcasts、Amazon Music / Audibleなど、多様なプラットフォームに対応しています。単一アプリやコンテンツに限定されず、各プラットフォームを横断したマルチ配信が可能なため、様々な聴取環境のユーザーに広告を届けることができます。
ポッドキャストの媒体特性を正しく捉えた広告運用とPDCA
商品やサービスの認知向上やコンバージョン(CV)を評価指標に据え、効果を高めるために最適なチャネルを複数媒体から選定し、配信を実施するとのことです。
広告配信期間中は効果に合わせて配信先やクリエイティブを調整し、PDCAサイクルを回すことで広告効果の最大化をサポートします。ポッドキャスト広告の豊富な実績を持つオトナルでは、媒体の特性を正しく評価した上で、最適な広告配信が可能だとしています。
オトナルでは毎年、10,000人を対象としたポッドキャストの利用実態調査を実施しています。これらのデータを活かし、ユーザーの傾向や聴取環境を踏まえたポッドキャスト広告の最適な配信設計・プランニングを行っているとのことです。
今後もオトナルは、音声広告ソリューションやポッドキャスト配信者の収益化サポート、質の高いコンテンツ制作支援といった多岐にわたる音声広告事業を通じて、国内音声市場の成長を目指していくと発表しています。
株式会社オトナルについて
株式会社オトナルは、デジタルオーディオ広告(音声広告)事業を展開する"デジタルオーディオ広告カンパニー"です。「日本国内にデジタル音声市場を形成する」をミッションに掲げ、これまで3,500件以上の音声広告プランニング、1,000件以上のクライアントの出稿・運用改善をサポートしてきました。
データ活用による音声広告のプランニングから、ナレーターや声優によるクリエイティブ制作、広告配信、レポーティング、音声コンテンツ制作まで、音声×マーケティング施策をトータルでサポートすることが可能です。
またアドサーバーやSSP、音声CMSといった音声のアドテクノロジー提供を通じて、音声アプリやラジオ局、アプリゲームなどへのデジタルオーディオ広告の実装サポートを行っています。新たな音声メディア・音声広告枠の開発の取り組みを通じて国内における音声広告市場創出への取り組みを続けているとのことです。
【株式会社オトナル】
代表取締役:八木 太亮
所在地:東京都中央区入船3丁目7-7 ウィンド入船ビル5F
事業内容:デジタルオーディオ広告(音声広告)の広告販売、音声パブリッシャー向けアドテクノロジー実装、データ開発支援、音声コンテンツの広告制作、音声コンテンツ配信支援事業
出典元:株式会社オトナル プレスリリース












