丸井グループのムービング、名古屋セントラルパークで「トルダス」ZOZOTOWN返品サービスを2025年12月開始

丸井グループの物流事業会社である株式会社ムービングが、2025年12月2日（火）より、株式会社エポスカードが愛知県名古屋市の商業施設「セントラルパーク」で運営するセンパエポスカードセンターにおいて、返品サービスの受付を開始することが発表されました。

オンラインとオフラインをつなぐ、環境にもやさしいサービス「トルダス」

丸井グループが提供している「トルダス（trds）」は、マルイ・モディの店内に設置されたカウンターで、複数のECサイトで購入した商品の受取・返品・発送を一か所で完結できる便利なサービスです。

このサービスの大きな特徴は、店頭で開梱や試着ができるため、サイズやイメージの確認がスムーズに行える点です。また、商品に満足できなかった場合には梱包不要で、その場で簡単に返品することができるなど、ネットショッピングにおける様々な手間を大幅に軽減することが可能となっています。さらに、自宅で再配達を待つ必要がなく、通勤・通学やお買物のついでに立ち寄れる利便性も利用者から高い評価を得ているとのことです。

また、「トルダス」は単なる利便性の向上だけでなく、再配達の削減や梱包資材の再利用・削減を通じて、環境負荷の低減にも貢献しています。このように利便性とサステナビリティを両立させたシステムは、「リアル店舗を通じてECとお客さまをつなぐ、新しいECインフラ」として位置づけられ、より快適で地球にやさしいショッピング体験の提供を実現しているようです。

「トルダス」の利便性をより多くの方へ提供

これまでマルイ・モディ店舗限定で展開されてきた「トルダス」の一部サービスが、今回初めてセンパエポスカードセンター（愛知県名古屋市の商業施設「セントラルパーク」内）でも利用可能になるとのことです。センパエポスカードセンターでは、複数ある「トルダス」のサービスのうち、『ZOZOTOWN』の返品受付サービスがスタートします。

このサービスにより、お買物やお出かけ、通勤の際に立ち寄って返品手続きを行うことができるようになります。これまで返品に手間がかかっていたお客さまも、店頭で簡単に手続きが完了するようになります。また、通常の宅配便よりも配送料金が安くてお得であることに加え、段ボールなどの梱包資材が不要で、返品したい商品を持ってくるだけでOKという手軽さも大きな魅力となっているようです。

今後も「トルダス」は、リアル店舗とECをつなぐインフラとして、お客さまの多様な購買行動に応えるサービスを拡充していく予定とのことです。

『ZOZOTOWN』（返品）サービス詳細

丸井グループが「トルダス」を展開する背景

丸井グループが目指しているのは、「インパクト目標を達成することで、その結果として財務目標を達成する」という新しい経営のあり方だそうです。これは2050年の未来を見据えた同グループの新たな宣言であり、企業として実現したい方向性を明確化したものとなっています。

今回の取り組みは、同グループが重要なテーマとして掲げる「将来世代の未来を共につくる」および重点項目の「脱炭素社会の実現」と高い親和性を持っているとのことです。子どもたちが安心して暮らし続けられる社会や、地球環境へ負荷をかけない持続可能なライフスタイルを実現するうえで、企業が果たす役割はますます大きくなっています。本取り組みは、そうした将来世代へのインパクト創出を、事業を通じて具体的に推進するものだと伝えられています。

サービス概要

本サービスは、オンラインショッピングの利便性向上と環境負荷低減を両立させる新たな取り組みとして注目されており、EC事業の拡大とともに今後も需要の高まりが予想されています。丸井グループは引き続き、顧客ニーズに応える形でサービスの拡充を図っていく方針とのことです。

参考元： 株式会社ムービング プレスリリース