
アパレル事業を展開する夢展望株式会社(本社:大阪府池田市、代表取締役社長:津田茂寿)が、韓国最大級のファッションECプラットフォーム「ABLY(エイブリー)」および、日韓双方のトレンドを両国で手軽に楽しめるECサイト「amood(アムード)」に新たに出店したことが発表されました。同社は「カワイイ、カッコいい」を安心して手軽に楽しんでもらいたい!をコンセプトに、ECを中心としたアパレル事業を展開しているとのことです。
この記事の目次
多様なブランドラインで幅広い顧客層にアプローチ
今回の出店では、夢展望を代表するブランドである「DearMyLove」「bohmal」「rectangle」を中心に、複数のブランドラインが展開されています。ガーリー・ナチュラル・カジュアル・ストリートといった多様なスタイルを通じて、アジア市場全体で幅広い顧客層にアプローチし、ブランドのさらなる認知拡大を目指していくとのことです。
夢展望株式会社は、これまでにも欧米市場の「eBay」、中国市場の「rednote」やリアルショップである「夢展望 杭州工聯CC店」、国内外の「TikTok Shop」などを通じてグローバル販売を拡大してきました。今回のABLYおよびamoodへの出店は、それらに続く「アジア市場強化フェーズ」としての取り組みとして位置づけられています。
Z世代向けトレンド発信地「ABLY」への出店
「ABLY」は、Z世代を中心に"K-ファッション"文化が成熟する韓国において、トレンドの発信地として高い注目を集めるECプラットフォームです。夢展望株式会社は、ABLYのAIレコメンド機能やライブコマースを活用し、韓国の若年層へ向けたブランド発信を強化していく方針とのことです。
同社では、韓国ファッションのトレンドと夢展望のデザイン性を融合し、新たなスタイル提案を進めていくことで、韓国市場での存在感を高めていくことを目指しているとのことです。韓国ファッション市場は世界的にも注目度が高く、この市場での認知度向上は同社のグローバル展開において重要な意味を持つものとなります。
日韓ファッションをつなぐ「amood」での展開
もう一つの出店先である「amood」は、現在、日本国内で成長を続けており、日韓双方のトレンドやファッション文化をつなぐ販売展開を進めています。また、SNSを活用したプロモーションやインフルエンサーとの連携など、若年層とのコミュニケーションを強化する取り組みも行っており、夢展望はこうした取り組みを最大限に活用しプロモーションを展開していく予定だと伝えられています。
amoodの特徴は、日本と韓国の両国のファッションを相互に紹介し、文化的な交流も促進している点にあります。夢展望株式会社は、このプラットフォームの特性を活かして、日本発のファッションブランドとしての独自性を発揮しながら、韓国市場での受け入れられやすさも考慮した商品展開を行っていくことを計画しているようです。
アジア市場を成長の柱に
夢展望株式会社は、アジア市場を欧米・中国での展開に続く成長の柱と位置づけています。これまでに培ってきた海外展開の知見を活かし、各国のトレンドや文化を融合させながら、地域に根ざしたブランド価値の向上を目指しているとのことです。
同社は、お客様が求める"カワイイ・カッコいい"を軸に、多様なファッションの楽しみ方を提案し続けることをブランドの中心的な価値としています。アジア各国の市場特性や消費者の嗜好を理解した上で、それぞれの国や地域に合わせたマーケティング戦略を展開していくことで、より多くの消費者に受け入れられるブランド構築を目指しているようです。
お客様の夢と幸せの創造を目指して
夢展望株式会社はこれからもお客様の夢と幸せの創造を目指し、多様なライフスタイルや感性に寄り添うファッションを通じて、"安心して、手軽に、自分らしく楽しめる"商品とサービスを提供していくとのことです。
同社のブランド理念は、単に洋服を販売するだけでなく、それを着用する人々の生活に彩りや喜びをもたらすことにあります。そのため、商品のデザインや品質はもちろん、購入体験やアフターサービスに至るまで、顧客満足を最優先に考えたビジネス展開を行っているとのことです。
今回のABLYとamoodへの出店は、そうした理念をより多くの国や地域の消費者に届けるための重要なステップとなります。今後も同社は、グローバル展開を積極的に進めながら、各国の消費者に寄り添った商品開発とマーケティングを展開していく予定です。
韓国ファッション市場の重要性
韓国のファッション市場は、近年世界的に注目を集めています。特に若年層を中心に、K-POPやK-ドラマの影響もあり、韓国ファッションへの関心は年々高まっています。夢展望株式会社は、そうした市場の動向を敏感に捉え、日本と韓国の両国の文化やトレンドを融合させた独自のファッションスタイルを提案していくことで、競争力を高めていく方針だと伝えられています。
ABLYとamoodという二つの異なる特性を持つプラットフォームへの同時出店は、韓国市場においてより幅広い消費者層にアプローチするための戦略的な判断といえます。ABLYでは現地韓国のZ世代を中心とした若年層へのアプローチを強化し、amoodでは日韓の文化交流に関心の高い消費者層へのアプローチを強化することで、相乗効果を生み出すことを目指しているようです。
多様な販売チャネルの活用
夢展望株式会社は、ECを中心としたビジネスモデルを展開していますが、国や地域によって最適な販売チャネルは異なるという認識のもと、各市場に合わせた多様な販売チャネルの構築を進めています。欧米ではeBay、中国ではrednoteやリアルショップ、そして国内外でTikTok Shopを活用するなど、市場特性に応じた柔軟な販売戦略を展開しているとのことです。
今回の韓国市場におけるABLYとamoodへの出店も、韓国市場の特性を踏まえた販売チャネル戦略の一環です。特に韓国では、Z世代を中心にモバイルデバイスを通じたオンラインショッピングが主流となっており、ライブコマースなどの新しい販売手法も積極的に取り入れられています。夢展望株式会社は、そうした市場特性を理解した上で、最適なプロモーション戦略を展開していく予定とのことです。
今後のグローバル展開の展望
夢展望株式会社は、今回の韓国市場への本格参入を皮切りに、今後もアジア市場を中心としたグローバル展開をさらに加速させていく方針だと伝えられています。各国の文化やトレンドを尊重しながらも、「カワイイ、カッコいい」という同社のコアバリューを通じて、国境を越えたファッションの楽しさを提案していくことを目指しているようです。
また、単に商品を販売するだけでなく、各国の消費者とのコミュニケーションを深めることで、より地域に根ざしたブランド構築を進めていく考えだということです。SNSやライブコマースなどのデジタル技術を積極的に活用し、時代の変化に合わせた柔軟なマーケティング戦略を展開していくことで、グローバル市場での持続的な成長を実現していく方針とのことです。
夢展望株式会社の今回の取り組みは、日本のアパレルブランドの海外展開における一つのモデルケースとなります。今後の展開に注目が集まります。
夢展望株式会社 会社概要
会社名:夢展望株式会社
所在地:大阪府池田市石橋三丁目2番1号
設立:1998年 5月
資本金:1026百万円(2025年3月31日現在)
代表者:代表取締役社長 津田 茂寿
事業内容:衣料品・靴・雑貨のインターネット通信販売、雑貨等のOEM及び 生産管理、その他(広告販売、卸売等)
出典元:夢展望株式会社 プレスリリース












