Supership、TVer広告プラットフォームと連携しターゲティング広告配信サービスを2025年11月から開始

Supership株式会社は、株式会社TVerが運営する民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」の広告プラットフォームと連携し、2025年11月1日より、同社が保有するデータを活用したターゲティング広告配信サービスの提供を開始すると発表しました。

連携の背景

近年、コネクテッドTV(CTV)の普及に伴い、TVerをはじめとする動画配信サービスの利用が急速に拡大しています。このような状況において、広告主からは視聴者層に応じたより精緻なコミュニケーションへのニーズが一層高まっていることが背景にあります。

TVer広告は、民放公式テレビ配信サービス「TVer」のユーザーに対してアプローチできる運用型広告プラットフォームです。この広告プラットフォームでは、スマートデバイス・コネクテッドTV・PCなど、さまざまなデバイスへの広告配信を実現しています。

Supership株式会社は従来より、KDDIがユーザーから第三者提供の同意を得た属性・利用情報(キャリアデータ)を活用してきました。これに加えて、国内有数の規模を誇る広告配信ログや独自の広告配信基盤で取得した行動データなどの多様なデータアセットを活用していると伝えられています。これらのデータを用いて、クライアント企業が自社では保有しにくい新たな層のデータをもとに、TVerをはじめとするプレミアムメディアでのデジタルマーケティングを支援しています。同社はプランニングから運用まで一貫したサポートを提供してきたとのことです。

今回の連携により、広告主はTVer広告の配信において、KDDIのキャリアデータをはじめとする、Supershipが保有する高精度なデモグラデータ(属性情報)やライフスタイル、興味関心といった多様なデータをTVerのプラットフォーム上でシームレスに活用できるようになるとされています。

連携により実現すること

Supershipの各種データアセットを活用することで、多角的なターゲティング配信が可能となります。これにより、TVer広告を活用したプロモーション施策のさらなる高度化および効果の最大化が期待されます。

Supership株式会社は今後も、パートナー企業との連携を強化し、企業の高度なマーケティング活動を支援するソリューション開発に努めていくと発表しています。

なお、本サービスの提供および販売は株式会社TVerが行うとのことです。

今回のサービス開始により、TVerのプレミアム広告スペースにおいて、より高度なターゲティングが可能となります。Supershipが保有する多様なデータアセットを活用することで、従来よりも精度の高い広告配信が実現するとされています。これにより、広告主は適切なターゲットに効果的にリーチすることができ、広告効果の向上が期待されます。

今後の展開

コネクテッドTVの普及に伴い、テレビ視聴スタイルが変化する中、データを活用した効果的な広告配信の重要性はますます高まっています。今回の連携は、そのような市場ニーズに対応するものであり、デジタル広告市場の発展に寄与するものと考えられます。

Supershipが提供するデータには、KDDIのキャリアデータをはじめとする高品質なデータが含まれており、これらを活用することでより効果的なターゲティングが可能となるとのことです。同社はこれまでも様々な企業とのデータ連携を進めており、今回のTVerとの連携もその一環として位置づけられています。

TVer広告は、テレビコンテンツの魅力とデジタル広告の利点を組み合わせたサービスであり、広告主にとって価値の高い広告スペースとなっています。今回の連携により、その価値がさらに高まることが期待されます。

出典元:Supership株式会社 プレスリリース

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