Iqilu株式会社、洋服診断AI「FuKuMikke」がマルチプラットフォーム対応開始 - パッケージ型SaaSとして似合う服を通じた顧客体験の向上を実現

Iqilu株式会社(本社:神奈川県小田原市、代表取締役:會澤茉那)は、2025年9月4日より、洋服診断AI「FuKuMikke」のマルチプラットフォーム対応を開始したことを発表しました。同時に、これまで個別に提供していたイベント事業などのサービスを統合し、一貫した顧客体験を提供するパッケージ型SaaSとして展開を始めています。

この統合により、イベントを通じて「似合う」を届けてきたサービスと、Shopify向けに展開していた洋服の骨格・パーソナルカラー診断AIが一体化されます。今後はShopifyだけでなく、様々なECサイトや自社システム、オムニチャネルなど多様なプラットフォームでの活用が可能になり、"似合う"を軸にブランドと顧客を持続的につなぐマーケティングサービスとして展開されるとのことです。

サービスローンチの背景

同社によると、あるファッションブランドでは、各店舗に約700名の顧客がLINEで友だち登録をしている状況があったとのことです。店舗スタッフは、商品管理や売上業務、接客に忙しい中でも、「一人ひとりの顧客にもっと丁寧に向き合いたい」という想いを持っていました。

この実現に向けて、骨格診断やパーソナルカラー診断のイベントが積極的に開催されてきました。参加した顧客は自分のタイプを知ることができ、イベント当日は非常に満足していたものの、イベント後には「タイプはわかったけれど、実際にどの商品を選べばよいのかわからない」という声が多く寄せられていたといいます。

今回のマルチプラットフォーム対応により、店舗・EC・LINEなど複数のタッチポイントを通じて、継続的に"似合う"商品を提案できるようになります。これにより、顧客との関係性を一過性のイベントにとどめず、長期的な信頼関係へと発展させることが可能になるとのことです。

サービス概要

FuKuMikkeサービス概要

「FuKuMikke」は、診断イベントとWEBサービスを連動させ、「似合う」を軸にリアルとデジタルをつなぐマーケティングサービスです。イベントで自分の似合うタイプを知った後、AIが新商品と"似合うタイプ"を自動的に紐づけることで、その日だけでなく継続的に"似合う体験"を提供できる仕組みになっています。

新規顧客にとっては、イベントを起点に初めての来店や購入の「勇気を出すきっかけ」になり、既存顧客にとっては、"似合う"を基準に新しい発見や楽しみ方を提供できるとしています。また、ブランド側にとっては、"似合う"を通じた自然な提案が仕組み化され、売上と信頼を同時に育てていくことが可能になります。

サービスの流れ

イベントで診断

イベントで診断

自分のタイプを知る

診断結果に応じて試着・購入

診断結果に応じて試着・購入

その場で似合う体験を実感

新商品はECでチェック

新商品はECでチェック

新商品も自分のタイプで見つけられるように

ブランド愛着の向上

ブランド愛着の向上

「このブランドなら安心」の関係性構築

人による診断イベント

人による診断イベント

全国の有資格診断士が、診断から洋服の提案・試着まで一貫してサポートしています。実際の着用体験と似合う理由の説明で、短時間に「似合う」を実感できる体験を提供しているとのことです。顧客の嗜好と診断結果が異なる場合も「こうすれば着こなせる」とアドバイスし、ブランドの世界観と顧客を「似合う」で繋げるアプローチを取っています。

累計500名以上にこの体験を提供し、顧客・ブランド双方から高い評価を得ているとIqilu社は述べています。

診断イベントによる集客効果
骨格・パーソナルカラー診断イベントで集客強化。
診断イベントによる売上貢献
骨格・パーソナルカラー診断イベントで売上貢献。
診断イベントの満足度
骨格・パーソナルカラー診断イベントのお客様満足度は平均95%!
全国での診断イベント実施
日本全国に診断士ネットワークがあるので全国で診断イベント実施可能。

AIによる洋服診断

診断イベントの効果を持続させるため、商品データにAIにより判定した骨格・パーソナルカラー情報を付与し、ECサイトの絞り込み機能として実装しています。この機能は単なる商品検索にとどまらず、新しいコンテンツ戦略のツールとしても活用できるとしています。

実際に、LINE公式アカウントから絞り込み商品一覧ページへの導線を組んだ際のコンバージョン率は通常の2倍になったとの実績も報告されています。

AI洋服診断機能
骨格・パーソナルカラータイプで商品絞り込みができるようになります。

マーケティング活用例

  • ショッピング広告の最適化
    「骨格ストレート」「パーソナルカラー スプリング」等の具体的キーワードでの検索対応が可能になります。
  • SNSコンテンツの効率化
    絞り込みアイテムから12パターン(4骨格×3パーソナルカラー)のテンプレート化されたコンテンツ制作が可能になります。
  • 定期配信の仕組み化
    LINE公式アカウントやメールで「今週の〇〇タイプにおすすめ」として、絞り込みURLを添付した定型配信が実現できます。店舗ごとのLINE公式アカウントなどでも活用可能です。

導入について

洋服診断AI

  • 商品画像データ・カテゴリー・SKUがあれば導入可能
  • 月額1万円から(1ブランドあたり)

診断イベント

  • 1日5万円から
  • 開催1ヶ月前までに相談が必要

企業の顧客や商品特性に「似合うマーケティング」を組み合わせることで期待できる成果について、Iqilu社では無料診断を提供しているとのことです。

代表者コメント

代表者プロフィール

株式会社Iqilu 代表取締役 會澤茉那氏は、高校時代に"似合う"との出会いが自分自身を受け入れるきっかけとなったことから、この体験をより多くの人に届けたいという想いでサービスを展開してきたと語っています。

これまで500名を超える顧客の診断・試着を通じて磨き上げてきた導線により、「ブランドの世界観を大切にしながら、ブランドはブランドらしく、お客様はお客様らしくいられる体験を、店頭からEC、会員施策まで一貫してお届けしています」とのことです。

會澤氏は「御社ならではの"出会い"も、ぜひ一緒に設計させていただければ幸いです」と述べています。

出典元: Iqilu株式会社 プレスリリース

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ