
株式会社システムリサーチ(本社:愛知県名古屋市)が運営している「創作品モールあるる」(以下、あるるモール)は、同モールのXフォロワーを対象として「SNS文化がプレゼント選びに与える影響についての意識調査」を実施したことが発表されました。その結果、プレゼント選びにおいて約4割のユーザーが「見た目の華やかさ」や「SNS映え」を意識していることが明らかになっています。
この調査結果からは、現代のギフト文化が従来の"リアルの場"での体験から"SNSにシェアされる場"へと拡張していることが浮き彫りになっています。プレゼントを選ぶ際の価値観が変化し、SNSでの共有まで考慮した選択が一般化しつつある実態が見えてきました。
この記事の目次
SNS映えを意識する人は約4割
調査によると、プレゼント選びにおいてSNS映えを「よく意識する(21.9%)」「たまに意識する(21.9%)」と回答した人を合わせると43.8%に達することがわかっています。
従来のプレゼント選びでは「贈る相手の喜び」を最優先する傾向がありましたが、SNS文化の浸透により「その場の共有・拡散」までを意識したギフト選びが広がっていることが明らかになりました。約4割という数字は、まだ少数派ではあるものの、無視できない存在感を示しています。
このデータからは、現代のギフト文化がリアルとSNSを行き来する二層構造にシフトしつつあると考えられます。プレゼントの価値が「相手との関係性」だけでなく、「SNS上での表現」という新たな側面を持ち始めている変化が見て取れます。
意識するシーンTOPはSNSと親和性の高いシーン

SNS映えを意識するシーンとしては、「クリスマス」「バレンタイン」「母の日」などの季節イベント(37.5%)が最も多く選ばれました。次いで「推し活・ファン活動(30%)」が続き、「誕生日(10%)」を大きく上回る結果となっています。
この結果から、SNSと親和性の高いシーンでは映えが優先されている傾向が明確になっています。特に季節イベントは多くの人が同時期に同様の体験をするため、SNSでの共有が活発になりやすく、結果として「映え」を重視する傾向が強まると考えられます。
また、「推し活・ファン活動」が高い割合を示している点も注目されます。ファン同士の共有文化が発達しているこの領域では、SNSでの発信を前提としたプレゼント選びが当たり前になっていることがうかがえます。
映えの決め手は「写真にしたときに映えるか」

SNS映えを意識する際に最も重視されるポイントについては、「写真にしたときの色合いやデザイン(38.5%)」が最多となりました。これは「ラッピングやパッケージ(25.6%)」や「ボリューム感・インパクト(20.5%)」を上回る結果です。
このデータからは、プレゼントの価値がSNS上での見栄えに大きく左右されるようになっており、特に写真として切り取られた時の視覚的な美しさが重要視されていることがわかります。色彩やデザイン性の高いプレゼントが好まれる背景には、SNSでの映える投稿を意識した選択があると言えるでしょう。
現代のギフト選びでは、実物としての魅力に加え、「デジタル空間でどう見えるか」という視点が重要になっていることを示唆しています。
投稿を想定するのは"自分も相手も"

調査では、プレゼントを選ぶ際にSNS投稿を想定する対象についても質問が行われました。その結果、贈る側・もらう側の双方がSNSでシェアすることを前提とした新しいギフト文化が広がりつつあることがわかりました。
このようなトレンドは、プレゼントの「贈与」という行為そのものの意味合いを変化させつつあります。単に「相手に喜んでもらう」だけでなく、「贈った事実を共有する」「もらった喜びを発信する」という社会的な側面が強まっていると考えられます。
SNSという第三者を含めた公開の場での共有を前提としたギフト選びは、プレゼントの選択基準に新たな価値観をもたらしています。これは現代の消費行動や人間関係の変化を反映した興味深い現象と言えるでしょう。
調査から見えるギフト文化の変容
今回の調査結果からは、SNSの普及によってギフト文化そのものが大きく変容していることが見て取れます。従来のプレゼント選びでは「相手が喜ぶかどうか」が最優先されていましたが、現代では「SNSで共有したときに魅力的に映るか」という基準も重要な選択要因になっています。
特に若い世代を中心に、プレゼントの価値が「リアルな場での喜び」と「SNS上での表現価値」という二つの側面で評価されるようになっていると考えられます。こうした変化は、小売業やギフト産業にとっても重要な示唆を含んでいるでしょう。
今後は、実用性や機能性だけでなく、「SNS映え」を意識した商品開発やマーケティングがさらに重要性を増していくことが予想されます。プレゼントに求められる価値の多様化は、消費者の選択肢を広げるとともに、企業側の対応も変化させていくでしょう。
調査概要
調査対象: あるるのXフォロワー
調査期間: 2025年08月19日~2025年08月26日
調査機関: Xにてアンケート実施
調査方法:各質問項目の回答割合を算出
有効回答数: 延べ189票
創作品モールあるるについて

「あるる」は商品やサービスの魅力だけではなく、『誰から買うか』を大切にしているとのことです。ショップの歴史、生産者の想い、職人の人となりを伝えるコンテンツが豊富に用意されており、その想いを知った上で気に入った商品に出会うことができる場を提供しています。
今後も「人(店舗)と人(お客さま)」が集い、繋がる場所を目指して努めていくとのことです。
株式会社システムリサーチ 会社概要

社名:株式会社システムリサーチ
本社所在地:〒453-0861愛知県名古屋市中村区岩塚本通二丁目12番
代表取締役社長:平山 宏
出典元:株式会社システムリサーチ プレスリリース