
牛めし・定食チェーンとして全国に知られる松屋フーズ(EC売上50億円超)と、食品EC専門コンサルティング企業GastroduceJapanが共同で設立した食品EC事業者専門のジョイントベンチャー株式会社モールハック(本社:東京都武蔵野市/代表取締役:安藤吉信)は、2025年春より次世代型EC支援サービスの大幅な拡大強化を実施するとのことです。
同社によると、SNSマーケティング・統合的広告運用・動画制作・TikTok Shop導入支援・組織内製化支援の5つの領域を統合した包括的なサービスを提供し、食品EC事業における"売れる仕組み"を新たに定義していくとのことです。
創業1年で売上を驚異的に伸長した実績
- スイーツギフト+花店舗:モール広告の最適化と商品MD提案により、楽天での月商が60万円から5,000万円を突破し、ジャンル上位にランクイン
- リンガーハット:全モールで最高売上を記録。楽天月商1.2億円超、Yahoo!ショッピング1,500万円、Amazonでは100万円から2,000万円超まで成長
- 地方の飲食店でも、単一商品で月商400万円突破を実現。経営者や現場チームから高評価を獲得
これらの成功実績を基盤として、今後は松屋とGastroduceJapanの総力を結集した支援体制を拡大し、より多くの食品EC事業者の売上最大化をサポートしていくとのことです。
冷凍ECロケット便サービスの展開状況
同社の冷凍ECロケット便サービスは既に複数社との契約が決定し、サポートを開始しているとのことです。現在も新規申込を受け付けている状況だそうです。

※業界最安値級:2024年10月時点、同社調べに基づく最安値に近い価格設定とのこと
「松屋冷凍ECロケット便」の3つの主要メリット
- 圧倒的な配送スピードを実現
- 楽天最強配送、ヤフーショッピング優良配送、Amazonマケプレプライムに完全対応
- 365日発送体制を確立し、当日出荷にも対応可能
モールハックが食品EC業界で選ばれる理由
食品EC事業者が直面する「共通課題」として以下があげられます。
- モール広告への過度な依存による費用対効果の悪化
- SNSや動画制作の内製化が表面的な取り組みに留まる
- EC専門人材の採用後、適切な教育体制がなく定着しない
- 静止画広告の効果が限界に達している
モールハックは、モール・SNS・動画・組織構造を「線と構造」で再設計し、「売上を生み出す体質」へと変革する支援モデルを実践しているとのことです。
モールハックの主要サービス(現在拡大強化中)
1. 食品EC特化型SNS運用&CRM設計サービス(Instagram・LINE中心)

- フォロワー数よりも「リスト×施策設計」で売上に直結する仕組みを提供
- Instagramを主軸とした総合的な運用(フィード・リール・ストーリーズの最適活用)
- Instagram×Meta広告×LINEシナリオ設計により販促活動を売上に直結
- ECモールとSNS販促を連動させ、セールやランキング対策を強化
- 楽天メルマガからLINEへの移行でコンバージョン率2倍化の実績
2. 食品EC特化型広告運用サービス

お客様のビジネスに最適な広告ポートフォリオを設計・運用しているとのことです。
提供している主な広告施策(一部抜粋)
- モール純広告(楽天お買い物マラソンなどのイベント対応)
- モール運用型広告(RPP、ストアマッチ、Amazon SP/SB/SD)
- 外部デジタル広告(Google、Meta、X、Yahooなど多様なプラットフォーム)
- 外部メディア掲載および記事広告
- 食品ジャンルに特化したインフルエンサーの起用による波及効果の最大化
- 広告内製化支援プログラム(実践型教育)
3. 動画制作&A/Bテスト運用|動画時代に対応した販売戦略

食品ECこそ動画で商品の魅力を伝え売上につなげる時代だと同社は考えています。
- Amazonブランドビデオ広告は食品との相性が抜群で高いROAS(広告費用対効果)を実現
- ギフト訴求・シズル表現・コスパ訴求などターゲット別の最適化動画で販売促進
- 楽天の衝動買い市場に効果的にアプローチする手法を確立
- 【撮影構成例】湯気→断面→持ち上げ→食べかけ→ギフト開封シーンなど食品に最適化した撮影
- SNS・モールLP・動画広告(リール、TikTok、X)の各プラットフォームに最適化したコンテンツを提供
- A/Bテストを実施してPDCAサイクルで継続的に改善、初回制作で終わらないサポート体制
4. LP制作サブスクリプション|売上を生み出す"攻めの設計思想"

- 食品EC特化型の商品撮影・デザイン・コピーライティングをワンストップで提供
- モール・自社EC・SNS広告向けに、購買導線を重視したランディングページ設計を実現
- 商品サムネイルやSNS広告バナーもセットで提供、"見た瞬間に購買意欲が高まる"視覚的効果を実現
- 月額制の継続的改善と量産体制の構築により、安定した売上成長を支援
松屋フーズのECビジネスを年商48億円へと成長させた実績とノウハウを最大限に活用しているとのこと。
5. TikTok Shop支援|「バズって売れる」新たな販売チャネルの構築
- 食品と動画コンテンツの親和性をTikTokプラットフォームで最大化
- 商品特性・価格帯・演出方法・ギフト属性に基づくテンプレート設計
- 最適なインフルエンサーのキャスティング、効果的なライブ配信企画、成果報酬型プロモーションを実施
TikTokは食品EC事業の新たな主力販売チャネルになる可能性を秘めていると同社は考えています。
6. 内製化・教育サポート|成長期後期のEC事業体制を強化

- 採用から教育、評価までを一貫してサポート
- モール運営・SNS運用・動画制作・カスタマーサポート業務を1人でマルチに担える次世代型EC人材の育成
- 複雑化・高度化する現代のEC環境に対応するための外部パートナーとの効果的な役割分担を設計
- 組織構造・業務報告体制・評価制度を包括的に設計
「育成して任せる」従来型から「育成しながら業務を回す」新型へ。1年で"売上を生み出せる組織体質"の構築を支援しているとのことです。
出典元:株式会社モールハック プレスリリース