BEENOS Entertainment株式会社が、エンタメ特化型ECサイト構築サービス「Groobee(グルービー)」において、新たな機能として「Groobee Ticket」の提供を開始したことを発表しました。この新機能により、事業者はグッズ販売とチケット販売を同一プラットフォーム上で管理することが可能になります。

また同社は、「Groobee」の累計会員数が2025年4月22日時点で100万人を突破したことも発表しています。今後、海外ユーザー向けのチケット販売機能も実装予定とのことです。

「Groobee Ticket」の提供開始により、事業者はGroobeeで構築したECショップでコンサートなどのチケットとグッズの販売を一括して管理できるようになります。これにより運用効率の大幅な向上が期待できます。また、ユーザー側もひとつのアカウントでグッズとチケットの購入が可能になり、ユーザービリティが向上します。

同社によると、グッズからチケットまで販売を一貫して行うことで、チケットとグッズの販売を組み合わせたさらなる売上向上への貢献を目指しているとのことです。

「Groobee Ticket」提供開始の背景

Groobeeはエンターテインメントに特化したEC構築サービスとして、「オンラインくじ」や「オンデマンドグッズ制作」などのEC機能に加え、事前の注文で会場の長蛇の列に並ぶことなく商品が受け取れる「会場受け取り機能」などオンラインとオフラインをつなげる機能を拡充してきました。

今回の新機能「Groobee Ticket」の提供開始により、グッズ販売に加えてチケット販売までを同一プラットフォーム上で実現することで、イベント運営やファンマーケティングに必要な機能を一元化し、オンライン・オフラインの施策連携などを可能にします。

「Groobee Ticket」の概要

「Groobee Ticket」は、Groobeeで構築したECショップでイベントやコンサートなどのチケットの販売を行うことができるサービスで、初期費用・固定費用0円で利用可能です。チケットはWEBチケットのほか、セブン‐イレブンやファミリーマートといったコンビニでの紙チケットでの発券も可能となっています。

ユーザーはECショッップでグッズ購入と同じようにチケットの購入を行うことができ、購入したチケットはECショップのマイページ上に表示されます。今後は、海外ユーザーへのチケット販売機能の追加も予定されています。

また、GroobeeはBEENOSグループが提供する海外向け購入サポートサービスBuyeeとの連携による海外販売にも対応可能となっており、物販・イベントの両面で海外ファンのファン活動体験の向上にも貢献することが期待されています。

Groobee Ticketのポイント

POINT1:チケット購入者とグッズ購入者の購買データが取得可能。ファンへのアプローチ最適化が図れます。

POINT2:一つのアカウントでグッズもチケット購入可能。チケットお申し込み後、そのままグッズ購入も楽しめます。

POINT3:グッズとチケットのクロスセル・クロスマーケティングが可能になり、販促手段が大きく広がります。

POINT4:チケットは先着販売、抽選販売などが選択可能です。

POINT5:ご利用のファンクラブサービスとのデータ連携による会員限定販売が可能です。

POINT6:チケット分配機能や同行者登録設定が利用可能です。

今後、海外のユーザーもチケットを購入できる機能実装も予定されているとのことです。

Groobeeのサポート内容

Groobeeは、アーティスト・アニメやキャラクターなどのコンテンツに特化した、エンターテインメントに最適な機能が詰まった初期費用0円からスタートできるECサイト構築サービスです。サイト上のクリエイティブ、CS対応から物流対応までGroobeeがサポートしています。

1つのコンテンツを取り扱う単独型のECサイト構築に加え、アーティストやコンテンツが複数存在する場合はモール型のECサイト展開も可能です。また、GroobeeはSaaSでも提供されており、既存のECサイトにも柔軟に対応することができます。

さらに、BEENOSグループの展開する越境購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」との連携を行うことで世界約120の国・地域から商品の購入が可能となり、世界中に日本のエンターテインメントを届けることができるようになります。

BEENOS Entertainment概要

BEENOS Entertainmentは、BEENOSグループの「経験値」「ネットワーク」「データの蓄積」といった3つの強みと新たな「テクノロジー」を駆使し、エンターテインメント産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)とグローバル化を支援しています。

同社は、これまで多くの人をエンパワメントしてきたエンターテインメント産業をテクノロジーで支援し、コンテンツやアーティスト、イベント会場、イベント主催者などのすべての関係者と一体になり、日本のエンターテインメント産業の市場と収益の拡大を図る一助となるよう事業を進めています。

【会社概要】

社名:BEENOS Entertainment株式会社
代表者:代表取締役社長 玉谷芳和
本店所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号
設立年月:2012年2月
資本金:30百万円

出典元:BEENOS Entertainment株式会社 プレスリリース

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