バリューデザイン、BoomcloudおよびINETとの提携による独自Payサービスの展開

ペイクラウドホールディングス株式会社の傘下でキャッシュレスサービスを展開する株式会社バリューデザイン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:林 秀治、以降「バリューデザイン」)は、タイのバンコクを拠点とするValuedesign(Thailand)Co., Ltd.が、タイの著名なPOSソリューションプロバイダーであるBoomcloud Co., Ltd.及び決済ゲートウェイサービスを提供するInternet Thailand Co., Ltd.(以下「INET」)とともに戦略的な提携を発表しました。

提携により実現すること

この提携により、飲食店や販売店向けに、POS端末やKIOSK端末の導入、決済ゲートウェイサービスの利用を希望する事業者に対し、独自のPayサービスの提案が行われることが期待されています。提供プロセスの加速が図られる見込みです。

バリューデザインは、12万店舗以上の小売及び飲食業者向けに、独自の電子マネー「Value Card」のサービスを展開中です。日本に加え、インドとタイでもサービスを提供しており、店舗の顧客基盤拡大やブランド認知度の向上をサポートしています。特にタイ市場では、デジタル会員証を用いた顧客属性データの管理及び分析を行い、対象顧客に対する効果的なプロモーションを実施するモバイルCRMサービスを提供しています。2025年2月現在、タイにおけるバリューデザインのサービス導入店舗数は760を超えています。

今回の提携に伴い、バリューデザインはBoomcloud Co., Ltd.とINETとのシステム連携を実施しました。Boomcloudは533社(2024年12月末時点)の導入実績を持つPOSベンダーであり、タイの主要なクラウドサービスプロバイダーであるINETが提供する決済ゲートウェイサービス「INET ePayment」との連携により、独自Payサービスを新たに決済ゲートウェイの接続先として追加しました。このシステム連携により、既存のINETの決済ゲートウェイを使用する店舗は、ヒューマンリソースへの影響を最小限に抑えつつ独自Payサービスを導入できるようになります。

さらに、バリューデザインは、日本国内での大手POSベンダーとのシステム連携も推進しており、POS機器への標準装備を進めています。独自に開発したQRコード決済接続サービス「Value Gateway」を使って、店舗が開発コストを削減し、複数の決済サービスを迅速に導入できるようにサポートしています。タイでもこれまでに複数のPOSベンダーとの接続実績を持ち、今回の提携が6社目となります。現在、タイでは軽飲食テイクアウトの需要が急増しており、人件費削減や業務効率の向上を図るためKIOSK端末の導入が進められています。そのため、バリューデザインはPOS端末に限らず、KIOSK端末など周辺機器との連携強化を図っています。

この提携を通じて、3社間でのサービス紹介が実現し、既存顧客への新たな提案やリプレース、新規顧客へのサービス提供機会の増加に寄与し、独自Payサービスの提供を加速させることが目指されています。

導入店舗側のメリット

  • 現金によるチャージに加え、オンラインでのチャージが可能に。
  • 従来のキャッシュレス決済サービスに加え、決済ゲートウェイを通じて独自Payの利用が可能。
  • 独自Payの導入により、リピート利用の促進が期待。

お客様のメリット

  • 店舗を利用する顧客はKIOSK端末を活用することで、スムーズに注文し、簡単に支払いを完了可能。
  • ポイント獲得や利用がスキャンによりシンプルに行えるため、使いやすさが向上。

バリューデザインは今後も「独自Pay」を中心にしたキャッシュレスサービスの導入を進め、店舗様のリピート促進や効率化、業務の工数削減を目指すとともに、利用者の利便性向上に努力していきます。

出典元: ペイクラウドホールディングス株式会社 プレスリリース

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