株式会社マイベスト(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:吉川 徹)が提供する商品比較サービス「マイベスト」は、2024年を締めくくるにあたり、今年の消費者行動を振り返るレポートを発表しました。

年明けに発生した気象異変や災害が、ユーザーの行動に多岐にわたる影響を及ぼしています。

2024年も多くのユーザーが「マイベスト」を活用しており、現在のコンテンツは約5,000ジャンルに達し、今年だけで約1.2億円相当の商品検証を行なっています。

本レポートでは、気候変動や災害を受け特に注目されたトピックをマイベストのデータを基にお伝えします。

2024年には、1月1日に能登半島で発生した地震や、8月8日の宮崎・日向灘地震、さらに内閣府と気象庁が発表した南海トラフ地震の「臨時情報」などが相次ぎ、防災意識が高まりました。

地震の発生後、防災グッズに関連する情報のアクセスが急増しました。特に「非常食の白米」「女性向け防災セット」「手回し充電器」への関心が高まっていることが明らかになりました。

■猛暑が引き起こした米不足。消費者の行動は?

2024年には国内での米の収穫量が大幅に減少し、一部地域では価格の高騰や供給不足が発生しました。この状況は「令和の米騒動」として広く報じられ、長引く猛暑や台風による作物の被害が影響を及ぼすことが考えられます。

さらに、消費者の意識も変化して「買いだめ」をする動きや、代替品への関心が高まっています。

特に需要が高まった代替品は「パックご飯」や「うどん」であり、米の代わりにさまざまな小麦製品が消費されましたが、興味深いことにパンよりも麺類が優先される傾向が見られました。

■台風が直近5年で最多の発生。注目を集めた意外なアイテムとは?

2024年の台風上陸数は、過去5年間で最多となる25(12月17日時点)を記録し、日本各地に大きな影響を与えました。特に8月27日から9月1日まで発生した台風10号は、記録的な降水量をもたらしました。

こうした状況で、防災グッズに加え、予想外の需要が「ストームグラス」に見られました。台風上陸時には、このアイテムへのアクセス数が急増しました。

ストームグラスは、気温と気圧による結晶の変化を利用して天候を予測するもので、多くのユーザーがSNSでこの商品を紹介することで関心を高めたようです。

■冬が到来!寒さ対策に最適なアイテム

寒波が押し寄せるこの季節、「あったかグッズ」が注目されています。12月19日には、充電式カイロや電気式パッド、着る毛布などが例年に比べて高い需要を示しました。

これらのアイテムは、ヒーターや暖房器具と比較しても経済的かつ環境にやさしいという点で人気を集めており、今後も需要は続くと見込まれています。

2024年は、地震や台風などの自然災害や猛暑がもたらした影響など、さまざまな事象が発生し、それに伴うユーザーニーズの変化が見受けられました。

マイベストは2025年も、ユーザーに「自分に合った商品」との出会いを提供し、「買う前に。マイベスト。」を思い起こしていただけるよう努めてまいります。

出典元: 株式会社マイベスト プレスリリース

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