
不正検知サービスを提供し、安全なオンライン取引・ネット通販のインフラづくりに貢献するかっこ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 岩井裕之、証券コード:4166、以下 Cacco)が提供する不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」を、株式会社ゲオストア(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長 濵野敏郎、以下ゲオストア)がクレジットカード不正利用及び不正転売対策として、導入しました。
- 背景
2023年のクレジットカード不正利用被害額は、540億円※1にのぼり前年より約100億円増加しています。不正手口の巧妙化が進む中、本人認証「EMV3-Dセキュア」※2と「O-PLUX」の併用によるクレジットカード不正利用対策を強化する事業者が、2024年1Q時点で、前年同期比約2.6倍※3に増加しています。
ゲオが運営する家電などのサブスクレンタルサービス「あれこれレンタル」での「O-PLUX」導入後、不正利用がゼロになるなどその効果を実感。これを受けて、ゲオ公式通販サイト「ゲオオンラインストア」でも、2024年4月から「O-PLUX」を導入しました。
※1:一般社団法人日本クレジット協会:「クレジットカード不正利用被害額の発生状況(2024年3月)」
※2:国際クレジットカードブランドが推奨するクレジットカード決済を行う際の本人認証サービス
※3:当社が提供する不正注文検知サービス「不正チェッカー」及び「O-PLUX」の導入企業数をベースに集計
【株式会社ゲオ ゲオオンラインストア 渡辺様よりコメント】
ゲオオンラインストアでは、換金性が高い商品を多く取り扱っております。
もとより不正利用対策の必要性は感じており、3Dセキュア導入、さらにはECシステムの不正登録機能を利用し、目視確認などで対策を行ってきましたが、近年不正手口が多様化し対策に限界を感じていました。そんな中、 当社の他サービスでも「O-PLUX」を利用しており、不正利用の抑制に一定の効果が見込めたという話も聞きました。そのうえで効果見込や運用方法を事前に把握できたことで、ゲオオンラインストアでも大きな効果が期待できると確信し、今回の導入を決定しました。
- 「O-PLUX」導入のポイント
1.クレジットカード不正利用対策だけではなく、悪質転売も併せて対策が可能
1つのサービスで、クレジットカード不正利用と転売を同時に対策ができるサービスが少ない中、「O-PLUX」は被害内容や決済方法にかかわらず対策が可能です。
2.不正傾向に合わせた対策が可能
数百以上の項目を複合的にチェックすることにより、多様化する不正手口の傾向に対応した対策が可能です。
- 不正注文検知サービス「O-PLUX」について https://frauddetection.cacco.co.jp/o-plux/
Caccoが提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービスです。


Caccoは、今後も、多様化する最新の不正手口に関する分析と研究を重ねるとともに、国の不正対策の方向性を鑑みながら、積極的に機能拡充・サービス開発に取り組むことで、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献してまいります。