デジタルで未来最適をリードするスパイラル株式会社(東京都港区、代表取締役CEO 佐谷 宣昭、以下「スパイラル」)は、主力製品であるローコード開発プラットフォーム「SPIRAL」と、グローバルコマースをリードするShopifyのコマースプラットフォームとの連携を強化いたします。これにより、「Shopify」に蓄積される注文履歴や顧客情報を連携し、「SPIRAL」のメール配信や認証機能を活用したWeb上での顧客接点強化を展開してまいります。

  • 背景と概要

 昨今のEC業界では、世界的に急成長しているコマースプラットフォーム「Shopify」でのECサイト構築が増加傾向にあり、国内でも注目が高まっています。そうしたなか、アパレルやエンターテインメント業界をはじめとするスパイラルユーザにおいても、「Shopify」で構築したECサイト会員向けの情報発信や会員向けサービスの強化の要望が増加しています。今後、同様の課題や要望をもつ事業者に柔軟に対応すべく、「SPIRAL」と「Shopify」との連携を強化いたします。

 Shopifyで管理している顧客情報や購入履歴を連携することで、「SPIRAL」が得意とする会員管理機能や認証機能を用いたマイページ構築、大量配信やターゲティング配信などのメール配信機能を活用し、Web上での顧客接点強化を支援いたします。また、「SPIRAL」は様々なWebアプリケーションを構築可能な機能パーツやAPIを豊富に用意しているローコード開発プラットフォームであり、事業者の業務や要望に合わせた柔軟な開発および他システム連携における開発工数の削減にも貢献できます。なお、当社においては、アパレル、エンターテイメント、サービス業界の企業を中心に、既に数社でのShopify連携の実績があります。

 例えば、「SPIRAL」内の会員情報をマスタとして、シングルサインオンでECサイトへのログインを可能にしたり、ECサイトの注文データを連携して店舗やイベント会場にて物販の受け取りを実施したり、ECサイト会員に対して「SPIRAL」から大量メール配信を実施したりなどの連携事例があります。

  • 今後の展望

 スパイラルは、2023年6月に実施した組織再編に伴い、開発体制をより一層強化するとともに、10年以上にわたりアパレル業界に特化したEC事業を行ってきた経験と、そこで培った様々なIT技術・運営知識のノウハウを生かした支援により、増加するShopifyとの連携要望に対応してまいります。
 今後も当社は、お客様の顧客接点DXの強化を実現するための高セキュリティなデータ利活用環境を追求し、業務効率化、開発生産性向上に寄与できる安全・安心な開発プラットフォームの提供と、お客様に寄り添った課題解決型サービスの提供に努めてまいります。

  • 「SPIRAL」とは

 「SPIRAL」は、国内最大規模のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」と、その後継サービスで、Webサイトや業務アプリケーションの作成ができるローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.2」の総称です。
 「SPIRAL ver.1」は、官公庁、金融、医療、不動産、教育機関など、のべ12,000社以上(2022年10月末時点)の幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模のローコード開発プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、重要情報資産をクラウド上で安全に管理し、情報活用のためのWebアプリケーションを手軽に開発できます。
URL:  https://www.pi-pe.co.jp/spiral-series/spiral-suite/

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