昨今、市場や顧客の変化にいち早く対応し、マーケティング戦略を設計する上で、市場調査が活用されています。
多くのマーケティング担当者が、調査結果を「リサーチコンテンツ」として自社のPRや、競合分析、営業資料等で活用しておりますが、「なぜ活用をしているか?」「どのように活用をしているか?」具体的な活用シーンを、マーケティング・PR担当者としては、他社のノウハウを知りたいところです。

そこで今回、調査PRサービス「RRP(https://service.link-ap.com)」を提供する株式会社リンクアンドパートナーズは、企業のマーケティング担当者506名を対象に、「リサーチコンテンツの活用に関する調査」を実施しました。

  • 調査サマリー
  • 市場調査を行った理由としては、「マーケット調査」が60.9%で最多に。

「Q1:どういった目的で市場調査を行いましたか?(複数回答可)」と質問したところ、上位から「マーケット調査」が60.9%、「競合他社分析」が46.1%、「トレンド分析」が40.5%という回答になりました。

・マーケット調査 60.9%
・競合他社分析 46.1%
・トレンド分析 40.5%
・ロイヤルティの向上 18.7%
・認知度向上 16.2%
・その他 0.5%

  • 市場調査をコンテンツ化するシーンは、「内部会議でのプレゼンテーション」が40.7%で最多に。

「Q2:どのようなシーンで市場調査をコンテンツ化していますか(複数回答可)」では、上位から「内部会議でのプレゼンテーション」が40.7%、「調査リリース」が34.8%、「戦略計画の参考資料」が32.4%という回答になりました。

・内部会議でのプレゼンテーション 40.7%
・調査リリース 34.8%
・戦略計画の参考資料 32.4%
・セールス・マーケティング資料としての活用 31.7%
・ホワイトペーパー 27.0%
・クライアントへのレポート提供 15.5%
・社内研修での教材 12.8%
・コンテンツ化していない 3.2%
・その他 0.0%

  • 世に出まわっている市場調査を絡めた情報の信頼性の評価としては、「信頼できる」が過半数を占める結果に

「Q6:世に出まわっている市場調査を絡めた情報の信頼性をどの程度評価していますか?」と質問したところ、「非常に信頼できる」が25.1%、「信頼できる」が62.5%、「信頼できない」が11.7%、「全く信頼できない」が0.7%という回答になりました。

・非常に信頼できる 25.1%
・信頼できる 62.5%
・信頼できない 11.7%
・全く信頼できない 0.7%

  • まとめ

今回は企業のマーケティング担当者506名を対象に、「リサーチコンテンツの活用に関する調査」を実施しました。 

上記の調査結果から、市場調査の主な目的は「マーケット調査」、「競合他社分析」、および「トレンド分析」であり、市場調査をコンテンツ化するシーンでは、「内部会議でのプレゼンテーション」や「調査リリース」、「戦略計画の参考資料」として広く利用されており、ビジネスの意思決定や戦略策定において重要な役割を果たしていることがわかりました。

また、市場調査に関する情報の信頼性は高く評価されており、「信頼できる」と回答した人が全体の約88%を占めていることから、マーケティング担当者にとって信頼性の高い情報源であることがうかがえるでしょう。

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