越境ECをトータルで支援するZenGroup株式会社(所在地:大阪府大阪市)が運営する越境ECモール「ZenPlus」は、訪日外国人の帰国後(旅アト)におけるリピート購入または購入動機に繋げることを目的としたサービス「ショップカード」の提供を2023年5月より開始いたします。
2022年12月よりテスト導入を開始した三器(所在地:福岡県久留米市、代表:越智 巨人)では、訪日外国人が日本の実店舗にて商品を購入、帰国後にショップカードを経由し、越境ECモール「ZenPlus」において商品を購入しています。

- ショップカードとは

ショップカードの大きさは、標準的な名刺サイズ(55mm×91mm)。
カードにはお店のロゴ、QRコードが記載されています。スマートフォンでコードを読み込むと、ZenPlus商品情報ページを閲覧、すぐに購入することができます。A4サイズのチラシといった大きなサイズだと母国に帰るまでの保管が難しく、捨てられる可能性が高まります。名刺サイズであれば、財布に入れておけるので持ち歩きに便利で邪魔にならず、保管がしやすくなります。訪日外国人が購入した際にレジにてお渡しする、もしくは展示して自由に手に取ってお持ち帰りいただきます。
越境ECモール「ZenPlus」に出店されている方で、ショップカードの作成を希望される方には、無料でデザインを制作します。印刷につきましては各出店者様にてご対応いただきます。
※「QR コード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です
- ショップカード提供開始の背景
越境ECモール「ZenPlus」における企業出店数は急速に増え、現在では2,700社を超えています。
また、日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2023年2月の日本への入国者数は前年同月比+8,724.1%(2019年比-43.4%)の1,475,300人となり、3か月連続で100万人を超えています。訪日外国人の消費額も増加しており、インバウンド需要が回復傾向にあります。このような中、リピート消費を促進するための新しいサービスとして、ショップカードが考案されました。
日本滞在時(旅ナカ)に、商品を目で確認し、触れた上で購入した方もしくは興味を持った方にショップカードを渡すことで、帰国後(旅アト)のリピート購入または購入動機に繋げることができます。
当社は、ショップカードの導入促進、新たなサービスの開発にも積極的に取り組み、より多くの企業のグローバル市場参入、日本経済の発展に貢献してまいります。
- 三器におけるショップカードテスト導入について
福岡県久留米市に拠点を置く食品メーカー三器は、海外市場の販路開拓を考え、2022年7月より、越境ECモール「ZenPlus」へ出店。水際対策が緩和され、海外からの旅行客が増えてきたタイミングでショップカードをテスト導入しました。
地元農家や飲食店、アーティストなどが参加する博多ファーマーズマーケットにて訪日外国人にショップカードを配布。ショップカードを経由し、帰国後の訪日外国人が商品をリピート購入しています。
三器は今後、越境ECモール「ZenPlus」における商品数を増やすとともに、本格的にショップカードを導入し、博多ファーマーズマーケット以外でもショップカードの配布を進めていきます。
越境ECモール「ZenPlus」
URL:https://zenplus.jp/ja/
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