株式会社ファブリカコミュニケーションズ(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長:谷口政人)が開発・運営するEC特化型CRMプラットフォーム「アクションリンク」は、EC向けCRMツールとして初の対話型AI(ChatGPT)を用いたマーケティング支援機能「AIアシスタント」をリリースいたします。
※EC向けCRMツール初・・・自社調べ(2023年4月) EC向けCRMツールにおける「ChatGPTを用いたマーケティング支援機能」として

ChatGPTは、OpenAI社が開発した大規模言語モデル(LLM: Large Language Model)と呼ばれる機械学習の自然言語処理モデルの一種を発展させたものです。
■ChatGPTとの連携を行う背景
近年、EC市場の拡大に伴うEC事業者の増加、新規獲得のCPA(獲得コスト)高騰により、既存顧客のLTV向上を目的としたCRMの取り組みをいかに少ない工数で実現していくかが、EC事業者にとって重要なテーマとなっています。
今まで「アクションリンク」は「EC事業者の生産性の最大化」をテーマに、EC事業者側のリソース不足やノウハウ不足の問題に対し、過去数千回のPDCAによってリピート売上への効果が証明された“鉄板シナリオ®︎”を中心とした、様々な機能の開発・提供を行ってまいりました。
今回のChatGPTとの連携により、「アクションリンク」を利用している事業者は、簡単な指示をするだけで顧客に配信するメール原稿の原案を自動生成することができるようになります。これにより、担当者の作業時間の大幅な削減が可能となりました。
■ChatGPTによるメールマガジン作成について
本機能では3ステップの簡単な指示を出すだけで、今まで人間が対応した場合で最低でも30分〜1時間程度の時間をかけていたテキストメール原稿の作成を3分以内に短縮することが可能になります。
- メール配信予約画面内で「AIアシスタント」ボタンを押します。
- ChatGPTに指示を出すための画面が出現するので、件名とともに配信の目的、キャンペーン等の場合には実施期間や特に訴求したいポイント、リンク先URLを指示します。
- 「原稿を生成する」ボタンを押すだけでChatGPTが指示通りの原稿案を生成します。必要に応じて修正指示を出して完成です。

画面は開発中イメージです
■今後の展望
ファブリカコミュニケーションズは、引き続きLLMを積極的に活用することで、より高度な自然言語処理を用いた操作性を実現し、全ての人が自由に使える、シームレスなプロダクトの提供を目指すとともに、今後もLLMを活用した新しいサービスを展開していくことはもちろん、当社が持つノウハウを必要とする企業への技術提供にも積極的に取り組むことで、広く社会に貢献して行きたいと考えています。
今後も、技術の進化に敏感に対応し、市場の変化を見据えたサービスの展開に取り組み、お客様にとってより高度な利便性の高いサービスを開発・提供して参ります。
アクションリンク
URL: https://actionlink.jp/
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