カインズがソニテック全株式取得へ、建築プロ向け資材供給機能を強化し住まい・建築領域のサプライチェーン拡充を目指す

株式会社カインズ(本部:埼玉県本庄市、代表取締役社長CEO:高家正行)は、木造住宅用建築副資材の専門商社であるソニテック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:三宅修)の発行済株式全てを取得することを決定しました。2026年9月18日(金)に、日本みらいキャピタル株式会社が投資に関するサポート業務を提供するNMC四号投資事業有限責任組合との間で株式譲渡契約を締結したことが発表されています。今後は関係当局における必要な手続き等を経て株式取得を完了させ、ソニテックをカインズグループの一員として迎え入れる計画とのことです。
株式取得の背景
近年の建築・住宅業界では、職人や施工管理人材の不足を背景として、施工現場における生産性向上が重要な課題として認識されています。住宅建築においては、多様な資材を工事の進捗状況に合わせて手配し納品する必要があり、資材調達や納期・配送管理が現場にとって大きな負担となっているのが現状です。
この課題の解決には、商品の提供にとどまらず、住宅図面を起点とした積算、受発注、在庫・配送管理をつなぎ、邸別・工程別に最適化された資材供給の仕組みが求められています。
両社の概要について
ソニテックは、1967年の創業以来、住宅用建築副資材の専門商社として、幅広い取引基盤を構築してきました。住宅図面をもとに、資材の積算・見積、調達、受発注から邸別・工程別の配送管理までを一貫して提供することで、建築現場の生産性向上に貢献してきた企業です。
一方、カインズは、「くらしDIY」をブランドコンセプトとして、ホームセンターの店舗網とEC、リフォーム事業、プロ職人向け会員制卸売店舗「C'z PRO」を展開し、生活者から建築プロまで幅広いニーズに応えています。
また、株式会社大都のグループ化や、リフォームテクノロジー株式会社(旧:株式会社交換できるくん)、株式会社アンドパッドとの資本業務提携を通じて、商品調達、販売、施工、デジタル基盤の連携を進めてきました。
今後の事業展開の方針
今回のソニテックのグループ入りにより、カインズは建築プロ向けの資材調達・供給機能を拡充し、住まい・建築領域のサプライチェーンを強化していくとのことです。株式取得後も、ソニテックの専門性やお客様・取引先との信頼関係を尊重しながら、同社の持続的な成長を支援していく方針です。
今後は、ソニテックが保有する木造住宅用建築副資材の調達・積算・受発注・物流に関する強みを一層高めるとともに、カインズが保有するデジタル活用のノウハウや商品等を活用し、事業運営の高度化を進めていく計画です。これにより、新築からリフォームまで、建築プロの施工生産性向上に貢献する独自のサプライチェーンの構築を目指すとしています。
スケジュールについて
関係当局における必要な手続き等を経て株式取得を完了し、ソニテックをカインズグループに迎え入れる予定です。
日程
| 株式譲渡契約締結日 | 2026年9月18日(金) |
| 株式譲渡実行日(予定) | 2026年10月19日(月) |
ソニテックについて
ソニテック株式会社は、1967年創業の建築副資材の総合販売を手がける専門商社です。東北から九州まで営業所や配送センターを展開しており、ハウスメーカーやビルダー向けに、住宅図面をもとにした積算代行から、複数メーカーの商品を取りまとめた邸別・工程別の配送管理までを一気通貫で提供しています。
ソニテック株式会社の概要
| 代表者 | 代表取締役社長 三宅 修 |
| 創業 | 1967年7月 |
| 本社所在地 | 東京都中央区日本橋本町三丁目9番4号日幸小津ビル 4階 |
| 資本金 | 6,640万円 |
| 事業内容 | 木造住宅用建築副資材の総合販売 |
| 従業員数 | 266名(2026年3月時点)パート・派遣社員含む |
カインズについて
株式会社カインズは、29都道府県に278店舗を展開するホームセンターチェーンです。店舗とオンラインショップに加えて、リフォームや建築プロ向け事業など、住まいに関わる幅広い商品・サービスを提供しています。
「くらしDIY」をブランドコンセプトとして、くらしを豊かにする価値ある商品・サービスを開発し、お値打ち価格で毎日提供しています。Kindness(親切心)と創意工夫のアイデアあふれる店舗づくりに努めることで、お客様一人ひとりの、ご家族の、そして地域の日常を楽しいものとし、お客様とのプロミスである「くらしに、ららら。」を届けているとのことです。
出典元:株式会社カインズ
