株式会社ギフティの調査で判明、eギフトが推し活シーンの双方向コミュニケーションを促進 - 推される側の約97%がファンとの距離が近づいたと実感

eギフトプラットフォーム事業を展開する株式会社ギフティ(本社:東京都品川区/代表取締役:太田 睦、鈴木 達哉)が、2025年11月4日(火)の「いい推しの日」にあわせ、2025年10月16日から19日の4日間で、「giftee®」に会員登録しているユーザーを対象に「推し活とeギフト」に関するアンケートを実施しました。このアンケートは2回目の調査となり、推す側(推しを応援する人)と推される側(推し:VTuber、YouTuber、アイドル、俳優などのクリエイター)双方に対して実施されています。

調査における定義

本調査では、「推し」「推し活」「推す側」「推し活仲間」について以下のような定義づけがされています。

「推し」「推される側」:俳優、アイドル、ミュージシャン、VTuber、YouTuberなどの配信者、イラストレーター、アスリート、キャラクターなど、ジャンルを問わず何らかのクリエイター活動をされている方

「推し活」:推しが出演するライブ、映画、演劇などのチケットを買う。推しのCDや本、公式グッズを購入する。推しの誕生日や記念日にギフト(モノのギフト/eギフト)を贈る。推しのSNSアカウントの投稿にいいねやリポストで反応する、推しを応援するためにギフトを贈るなど、様々な形で「推し」を応援する活動

「推す側」:「推し活」をしている人

「推し活仲間」:同じ推しを応援している仲間。友人や家族など推しの活動を広めたい対象

調査サマリー

推される側(推し)の結果

  • 回答者のうち、「推される側」の活動内容やジャンルは、「クリエイター(イラストレーター・作家・ミュージシャンなど)」が最多の50%。YouTuber/VTuberなどの配信者が約28%と続きました
  • ご自身の活動内容とeギフトを受け取ることに親和性があると回答した方は約95%
  • ファンからのギフトの受け取り方として約72%が「eギフトの方が多い」と回答
  • eギフトを受け取った後のリアクションについて、約73%が「SNS等で感謝を伝える」と回答
  • eギフトをファンから受け取ることで、双方向のコミュニケーションが強化され、ファンとの距離が近づいたと実感した人は約97%と圧倒的な結果になっています

推す側の結果

  • 「推す側」のうち約40%が、推し活シーンでeギフトを活用したことがあると回答
  • eギフトの贈り先は「推し活仲間」が約57%、「推し」が約29%、「推しと推し活仲間の両方」と回答した方が約14%
  • 「推し」にeギフトを贈った方のうち約78%が、eギフトサービスの利用によって推しに贈るギフトの回数が増えたと回答
  • 約82%がeギフトを贈る際に推しのリアクションを期待していると回答

推される側(推し)の活動ジャンルはクリエイターおよびYouTuber/VTuber/その他配信者が全体の約78%を占める

推し活の対象となる「推し」について調査したところ、「クリエイター(イラストレーター・作家・ミュージシャンなど)」が最多の50%と過半数を占め、次点で「YouTuber/VTuber/その他配信者」(27.7%)、「アイドル/タレント/俳優/声優」(8.5%)が続きました。また、ブロガーや伝統文化の踊り子、棋士といった回答も寄せられ、多岐にわたる活動ジャンルで推し活が行われていることが明らかになっています。

「推される側」(推し)の約72%が、ファンからのギフトは「eギフトの方が多い」と回答。推し活ギフトはデジタル化が進行

ファンから受け取るギフトの割合を尋ねたところ、約72%が「eギフトが多い」と回答しています。推し活シーンにおいてもギフトのデジタル化が進んでいることがうかがえる結果となりました。

eギフトの活用により"頻度"と"つながり"に大きな変化

eギフトを通じて、ギフトの受け取り方やご自身の活動にどのような変化があったかを「推される側」(推し)に尋ねたところ、約66%が「ファンからギフトを受け取る頻度が増えた」と回答し、さらに、「ファンとの双方向のコミュニケーションが生まれた」と感じている人も約58%と、いずれも半数を超える結果となりました。

eギフトが"ファンからの贈り物"にとどまらず、推しとファンの交流を促す役割を果たしていることがうかがえます。さらに「新しいファンが増えた」や「ファンがより一層応援してくれるようになった」といった回答も見られ、ギフトそのものを受け取る頻度の増加や双方向のコミュニケーション活性化、ファン層拡大など、eギフトが推しとファンとの関係性に前向きな変化をもたらしていることが明らかになっています。

eギフトが"感謝を伝えるきっかけ"に。「推される側」の約73%がSNS等で紹介してファンに感謝を伝える

eギフトを受け取った際の「推される側」(推し)のリアクションとして、「SNS等で紹介して感謝を伝える」が約73%と最も多く、続いて「DM等で個別に感謝を伝える」(48.8%)「eギフトサービス内のお礼メッセージ機能を利用する」(40.7%)のほか、「お礼にイラストを描く」といった回答も見られました。

eギフトをきっかけにファンとダイレクトにコミュニケーションを取る傾向があり、eギフトがファンとのタッチポイントを作る役割を果たしていると考えられます。また、「自身の配信中にお礼を言う」が約22%と、YouTuberやVTuber等の配信活動をしている方は、リアルタイムでのリアクションを通じてファンとの関係性を深めていることがわかります。一方で、「特にリアクションしない」と回答した人はわずか約1%でした。

「推される側」(推し)の約97%が"ファンとの距離が縮まった"と実感

「推される側」(推し)への、「eギフトを受け取ることで、ファンとの距離が近づいたと感じるか」という質問に対し、「とても感じる」(45.3%)、「どちらかというと感じる」(51.2%) と回答した方は合わせて約97%に達し、大半の回答者が、eギフトを受け取ることでファンとの心理的距離が近くなったと変化を実感しています。一方で、「あまり感じない」は約4%、「まったく感じない」は0%でした。

eギフトは「推される側」(推し)にとって、ファンとの距離を近づけたり関係性を深めたりする手段としても機能していることがわかります。

eギフトをきっかけに、ファンとの交流が生まれたエピソード

ファンからeギフトを受け取った「推される側」(推し)に具体的なエピソードをお聞きしたところ、eギフトがファンとの交流のきっかけや双方向のコミュニケーションを生み、関係性を深めるツールになっていることを裏付けるコメントが複数寄せられました。

<「推される側」(推し)回答者コメント一部抜粋>

  • イラストを描いたお礼にeギフトを頂いて、そのお礼にまた絵を描いて、またお礼を貰って……と長くお付き合いが続いています(20代・クリエイター)
  • いただいたeギフトを実際に使用した際の写真をSNSやDMに投稿して、ファンの方に喜んでいただけました。お礼として、いただいたeギフトで交換したアイテムに手書きのお礼メッセージを添えて写真を撮影し、シェアすることもあります(30代・クリエイター)
  • eギフトをいただいたことをきっかけに話が弾み、そのeギフトが使える実店舗でオフ会ができました(30代・クリエイター)
  • 飲食店で利用できるeギフトを頂いた際に、その方のオススメのオーダーを教えてもらったのをきっかけに、ファンの皆さんと色んなオーダーの話題で盛り上がりました(30代・YouTuber/VTuber/その他配信者)

推し活経験者の約64%がeギフトを利用。送付先は「推し活仲間」が最多の約72%

今回の調査回答者のうち、推し活経験者および推し活でのギフトシーンにeギフトを利用した方の割合は、2024年に実施した第1回目の調査とほぼ同等の結果となりました。贈るお相手は、「推し活仲間」が約72%と圧倒的に多く、「推し」が約43%、「推しと推し活仲間両方」と回答した方は約14%でした。推し活シーンでは、「推し」へのギフトのみならず「推し活仲間」同士の交流にも広くeギフトが活用されていることがわかります。

「推す側」の約82%が推しのリアクションを期待

「推す側」に、推しにeギフトを贈る際に推しのリアクション(お礼コメントや個別メッセージなど)を期待するかを尋ねたところ、「とても期待する」が約34%、「どちらかというと期待する」が約48%で、合わせて約82%の回答者が推しの反応を期待していることがわかりました。ファンにとっても、eギフトが"推しへの贈り物"としてだけでなく、推しとのコミュニケーションの起点となりうるアクションとして認識されていると考えられます。

今回の調査を通じて、eギフトは推し活シーンにおいて「ギフトを贈ることでキモチを伝える」という役割を超えて、推しとファンの双方向のコミュニケーションを生み、関係性を深めるきっかけとして作用することを期待し利用されていることが明らかになりました。

特に推される側(推し)への調査では、ファンからeギフトを受け取ることによって、eギフトに限らずギフトそのものの受け取り頻度が高くなる、また、ファンとの心の距離が近くなったという声が多く、SNSやDMなどでファンへお礼のリアクションをする傾向が顕著になりました。

本調査の結果から、eギフトは推し活シーンにおいて、「推す側」「推される側」双方にとって「応援が届いた」という実感を与え、双方の心理的距離を近づける手段であると結論づけられます。

出典元:株式会社ギフティ

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